海外旅行で酷使するものの代表がキャリーバックですが、一番傷むのは車輪周り。すり減り方が一定ではないこともあり、使いにくくなってきたことが気になっていました。
自宅にいる時間も長くなり、修理に挑戦してみました。
車輪周りは酷使される部分、近くで見てみると、想像以上に傷んできていました。ここまで傷んでいるとは思ってもいませんでした。
使っている時に抵抗を感じると思っていましたが、車輪の厚みが一定でなくなっているのが原因のようです。使い方が一様でなかったのか、すり減り方が斜め、これでは、まっすぐ進めるのが難しい状態ですね。
さて、修理に出そうと、ネットで検索してみたのですが、最低でも4,000円から、車輪を4つとも交換すると1万円近くかかると分かりました。結構使い込んだキャリーバックであり、最近のキャリーバックは安価、ACEやサムソナイトなどでも機内持込サイズであれば2万円以内で相当良いものが購入できるので、修理に出すかどうか相当迷いました。
そんな中、車輪を交換する方法を紹介しているブログが複数見つかり、読んでみるとさほど難しくなさそう。時間もあることですし、挑戦してみることにしました。
交換用の車輪部品を購入
最初に交換用の車輪の部品を探してみました。Amazonや楽天で多数出品されていますので、サイズなどを実物のサイズを測って注文しました。
出品数はとても多く、いろいろな商品が出品されていますが、微妙に商品と添付される金具や取り付け器具に違いがあるので、よく比較するのが大切。特に製品のサイズが重要、間違えたサイズだと取り付けができなかったりしますので、よく確認してから。
ちなみに、我が家で購入したのは、Amazonに出品されていた以下の製品です。
購入したのは、静音タイプのもの、転がした時の音は気になりますので、音の静かな車輪を選ぶのがお勧め。注文から2日ほどで届きました。
入っていたのは、車輪、ボルト、ネジ、ワッシャー、レンチ。中身を全部出して、内容物に不足がないか確認してから作業開始です。
古い車輪の取り外し
最初に行うのは、古い車輪の取り外し。取り付けの構造はいろいろで、ねじで取り外しができるタイプでしたら、外せばよいだけですが、ねじなどがないタイプの場合は、金属用ののこぎりで切断して外します。
我が家には金属用ののこぎりがありましたので、それを利用しましたが、ない場合はダイソーなどの100円ショップで購入できます。交換方法を参考にしたブログでは、100円ショップで購入したのこぎりを使っていらしたので、100円ショップレベルの性能でも充分のようです。
金属の屑がでますので、下に新聞紙などを敷いてから作業開始です。車輪を留めているボルトをのこぎりで切断して外します。
車輪カバーと車輪の間にのこぎりを入れて、丹念に切込みを入れていく作業。少しずつのこぎりをいれて、約10分ほどで切断。結構時間がかかります。
外した車輪です。ボルトを直接切断しているのが見えると思います。車輪そのものも酷使されているのがわかる傷み具合、これは定期的な交換が必要と思いました。
4つとも車輪を外して、準備完了。ここまで、1時間近くかかりました。
新しい車輪の取り付け
古い車輪を外したところに、新しい車輪をはめて取り付けします。
ボルト、車輪、ワッシャー、ネジの順に組み合わせた後、レンチを使って締めていきます。取り付け方法は、Amazonの商品説明に写真入りで紹介されていますので、参考にするよいです。
締めるのに若干力が必要ですが、ひとつ目でコツをつかむと、残りは比較的早く取り付けが終わり・・・準備から取り付け完了まで1時間半ほどで終了しました。
最後に、感想など
修理にかかった費用は、金属用ののこぎりが手元にありましたので、交換用車輪費用の1,500円だけ。修理に出したことを考えるとずいぶん安く済みました。
車輪は新品に変わりましたが、車輪の周囲の部分は交換ができないので、キズキズのまま。多少、強度に心配な点がありますが、まだまだ使えるのではないかと思います。
修理後のキャリーバッグの動きはいたってスムースで、音も静か。比較的簡単に交換できましたので、もっと早く交換していればよかったと反省。旅行の快適さを維持するためにはメンテナンスが重要と思いました。次は早めに交換ですね。
交換用車輪を探すところから実際の交換までやってみてわかったことはいろいろあり、何事も経験と思いました。旅行に行けない時期だからこそ、メンテナンスに挑戦もありだと思います。
なお、わが家では、以前、リモワを購入した時に静音タイプに交換したことがあります。リモワの快適さアップのブログ記事は多数ありますので検索して読むのも面白いです。
わが家での交換の様子は、旧ブログで紹介していますので、よろしければご覧ください。
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