渋谷に用事があって出かけた折、青山通りを歩いていると、「大かまど飯寅福」の看板が目に入りました。
大かまどで炊く炊き立てのご飯が自慢のお店、ランチタイムは白米、雑穀米、季節の炊き込みご飯3種類のご飯が食べ放題、この時期の炊き込みご飯はなんと「栗ご飯」。この日は渋谷の他のお店でランチの予定でしたが、「栗ご飯」の文字を見て、夫婦で即決、こちらでランチをいただくことにしました。
お店は地下、お店に降りる階段の途中には、季節のおすすめ定食の紹介写真。「季節限定」の文字が躍る「広島産カキフライ定食」、魅力的です。
11時半開店と同時に伺うと、待ち時間なく入店できました。
定食メニューは、魚料理、肉料理とバラエティに富んでいます。いずれもご飯に合うお料理ばかり。2種類のおかずが選べる”二種盛り”定食もあります。
すべてのメニューに、3種類の「大かまどご飯」と季節のお漬物、おばんざいがつき、いずれもお代わりができます。
それぞれのテーブルの上には、茶筒があって・・・
中にはふりかけが入っていました。大かまどで炊くご飯が自慢のお店、炊き立てご飯にふりかけも美味しそうです。
10分ほどで注文したお料理が供されました。
■ 汐さばの炙り焼き定食(980円)
妻は、さばを選びました。味噌汁、おばんざい、ご飯がトレーに乗って供されました。
さばは半身、色よく焼かれています。腹側と背側で脂の乗りに違いがありましたが、交互にいただくとバランスがとれてとても美味しいもの。
香の物とおばんざいは小鉢に入っています。香の物は白菜の漬物、おばんざいは、小松菜のお浸しと、
切り干し大根でした。いずれも少し味が濃い目、ご飯のおかずにはよいのでしょうが、我が家には少し強く感じました。(お陰で?ご飯は進んでしました)
3種類のご飯の中から、季節の炊き込みご飯「栗ご飯」を選びました。醤油の味が付いた炊き込みご飯、底に近い部分は香ばしい風味があって、かまどで炊いたご飯!というお味がします。
炊き込みご飯そのものに味が付いていたのが残念ですが、栗ご飯で季節を感じました。(あいにく、栗の少ないところが盛られてしまったことだけが残念です・・・)
■ 月見メンチカツと銀鮭のフライ定食(1,190円)
夫はボリューミーなメンチとサーモンフライ、小鉢類は他の定食と共通でした。
いずれも炊き立て熱々、メンチカツは割ると中から黄身がトロリと流れ出し、ちょっとした驚き。黄身を付けながらいただくメンチカツはコク満点!人気があるのがよくわかりました。
銀鮭は塩辛くないもので◎、サクサクで美味しく、夫はタルタルソースをたっぷり付けて味わっていました。
他のご飯もと思い、雑穀米と白米をお代わりしてお味見。粒が立っていて、底に近い部分にはおこげも入り、風味豊か。ご飯が美味しいと食べすぎてしまいます。
途中、お浸しのお代わりと頼んだところ来たのが、おくらの胡麻和え。途中でお料理が終わってしまい種類が変わったと案内がありました。
何よりもご飯が美味しい定食が楽しめる点がうれしく、ご飯を2回もお代わりしてしまいました。食べすぎてしまうことは避けたいのですが、お料理もご飯も美味しいので、ついつい”たまには”と思ってしまいます。
2人とも美味しい白飯が大好き、この日も美味しいご飯でうれしくなりました。季節により炊き込みご飯やお料理の内容が変わるので、季節を開けてまた伺えればと思っています。
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