年末年始のお菓子にと、大晦日に四ツ谷アトレの「ラ・プレシューズ」にケーキを買いに行きました。
15時過ぎにはまだすべての種類のケーキがあったので、「まだまだ、大丈夫」と他の食料品の買い物を済ませて最後に立ち寄ってみたところ・・・
「あれ?」というくらい、冷蔵ケースの中はすっきり、年末にケーキを購入するお客さんが多かったのか、残り僅かな状態。残っているケーキの中から、和栗のモンブランと他のケーキにしようと、スタッフさんにオーダーしたところ、「モンブランは今、店内のお客さまのオーダーで終了しました」とのこと。タッチの差で売り切れになってしまいました。
モンブランをいただくつもりでいたので、今までに食べたことのないケーキの中で、栗が乗ったものをと選ぶことにしました。
どんなお味がするのだろうと思うケーキもあり、全部食べてみたくなってしまいます。
それぞれ2つずつ選んで買って帰りました。
何を買ってきたのかわかっていても、箱を開けた瞬間が一番わくわくします。
■ ショコラロール(400円)
夫はチョコレートのロールケーキを選びました。
お店の名前がプリントされたチョコレートが乗っています。
スポンジはしっかりした食感の生地、最近はきめ細かいしっとり系の生地が多いので、意外。表面と内側で味わいの異なるチョコレートクリームが使わています。芯の部分にはレモン風味のパパロアがあってアクセントになっています。
■ インペリアル グリオット(550円)
妻は真っ白なムースが気になり選んだもの。
紅茶のブリュレの中にシロップで煮たグリオットが入ったもの、上にはメレンゲとライムのシブーストが乗っています。
シブーストはしゅわっと口の中で溶ける不思議な食感、ライムの酸味がほどよく効き、ブリュレとバランスよく美味しくいただきました。
■ ベルエレヌ(550円)
栗のムースと洋梨のババロアを組み合わせたケーキ、リキュールが効いているまさに、大人のケーキです。
マロンと洋梨ってあうのですね。
■ ヴェリーヌマロン(560円)
グラスに入ったヴェリーヌは、ベリーのソース、バニラムース、マロンクリームと3つの特徴的な味の層が重なったケーキ。
上には栗の渋皮煮と生クリームと栗好きにはたまらないスイーツ、ムースはラム酒が効き、カラメリゼしたナッツがアクセントに入っていて、美味しい。栗にナッツ、キャラメルは抜群の組み合わせ、そして、ベリーの酸味も味を引き立てていて、もうひとつ食べたくなる美味しさでした。
モンブランが食べられなかったのは残念ですが、モンブラン以外の栗を使ったケーキを年末年始に楽しめるのは幸せなこと。四ツ谷も紀尾井町も近くて便利、モンブランの季節はまだ続きますので、冬の間に伺えればと思っています。
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