小布施に旅行に出かけた時には、小布施でしか食べられないものをと、2023年9月の小布施旅行でも、小布施堂が経営するモンブラン朱雀の専門店「えんとつ」で「モンブラン朱雀」いただいてきました。
小布施堂で扱う栗菓子の中で、この「モンブラン朱雀」は小布施にある「えんとつ」でしか食べられない特別なお菓子。小布施に来たらいただきたいスイーツのひとつです。
モンブラン朱雀専門店「えんとつ」は、小布施堂の中庭に面した建物にあります。営業時間は11:00~15:00の4時間のみ、10:30より店頭に用意されるリストに名前を書いて待ちます。
電話での予約ができないため、現地に出向き、リストに名前を書き入れる必要があります。人気があるため休日は早々に満席となる様子。
また、新栗がいただける「朱雀の提供期間」(2023年は9月6日~10月15日)は、運営方法が異なり「チケットペイ」での事前予約・先払い制で運営されています。
詳細は、小布施堂の公式ホームページに案内がありますので、ご覧ください。
なお、小布施堂の宿泊施設「桝一客殿」の宿泊者に限り、スタッフに依頼することで予約が可能、チェックイン時にスタッフより案内がありました。今年も「桝一客殿」に宿泊しての小布施滞在、スタッフに電話で予約を入れていただき、伺いました。
営業時間最後の15:00でお願いしたところ、すでにお客さんが少なく、静かな状況。店内に入るとスタッフさんより「空いている席におかけください」との案内があり、2階席に座りました。
「えんとつ」のメニューはひとつ。お飲み物とのセットでいただく「モンブラン朱雀」のみ。
お飲み物は、コーヒー、紅茶、小布施産りんごジュースからの選択。コーヒー、紅茶ともにホット・アイスの用意があります。
いつもの通り、温かい紅茶をミルクでお願いしました。
2階席から窓の外を見ると、小布施堂の栗の紋が目に入りました。窓がちょうど額縁のようになり風景画を見ているようです。
ほどなくお待ちかねの「モンブラン朱雀」が運ばれてきました。
プレートの上には、カシスとココアのソース、そして季節のフルーツ梨が添えられています。
きれいに絞りだされた栗あんはとても美しいもの、注文の都度作られるモンブランです。
紅茶はカップに1杯のほか、鉄瓶のポットの中にもう1杯分が入っていて、お代わりも楽しめます。
「モンブラン朱雀」は、スポンジケーキの台の上に、冷たいセミフレッドアイス、生クリーム、カスタードクリームに大きな栗の粒が入った栗鹿ノ子、そしてトップにはしっとりとした食感の栗あんがたっぷりと絞られているもの。途中、ひんやりした食感のセミフレッドアイスが心地よいもの。
この日は35℃を超える猛暑、アイスクリームの冷たさが心地よく感じられました。特に今年の「モンブラン朱雀」は栗鹿ノ子の栗の粒が大きめのまま入っていたのか、甘露煮も味わえるものになっていたのがよく、美味しくいただきました。
食べ終えて、帰り際に1階席から天窓を見上げると、小布施堂のシンボル赤レンガの煙突が見えました。1階席から煙突を眺めながらいただくのもよいものです。
伺った日は青い空が広がる快晴!青い空に輝く太陽で猛暑ながら気持ち良い日。冷たい「モンブラン朱雀」を楽しむのにはよい日でした。
9月は新栗の季節、今年も美味しい栗を満喫できればと思っています。
コメント