夏はわんぱく子猿が遊ぶ姿を間近で見られる癒しスポット、遊歩道ウォーキングもお勧め~地獄谷野猿公苑(長野県)

長野県

野生のニホンザルの生態を観察できる「地獄谷野猿公苑」に今年も訪れました。

「地獄谷野猿公苑」は通称「Snow Monkey Park」として知られ、外国人観光客にも人気のスポットです。特に寒い冬季、雪が降る中、温泉に入る猿の姿を見に来る人たちが多く訪れます。

昨年の様子は、以前のブログ記事で紹介しました。

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アクセス

湯田中渋温泉郷の北側に位置し、安代温泉から車で約5分の距離にあります。

公苑へのアクセスには2つのルートがあります。ひとつは、前回利用した地獄谷駐車場から15分ほど歩く階段のある道、もうひとつは、上林温泉にある専用駐車場から30分ほどの遊歩道を歩くルートです。

歩くことに問題はありませんので、今年は遊歩道を選びました。

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上林温泉駐車場から野猿公苑までの遊歩道

上林温泉の北側には専用駐車場があります。前回利用した地獄谷駐車場は有料ですが、こちらは無料です。

20台以上の駐車スペースがあり、お手洗いなども完備されています。

駐車場からは少し坂を上ったところに遊歩道の入口があります。

入口にはギフトショップと案内所があり、すぐにわかります。

猿の写真がついた看板が遊歩道の入口にあります。ここから先のルート案内がある他、右側にはモニターが設置されています。猿が公苑に「出勤」しているかどうか、画面で確認してから出発できます。

遊歩道はしっかり整備されているので、歩き慣れた靴であれば、ハイキングの準備は必要ありません。

最初に階段がありますが、これを見ると急な山道を登るのかと心配するかもしれません。しかし、これを登れば後は平坦な道が続きます。

遊歩道は広く、きちんと整備されていますので、ご安心を。森林の中は、高低差がなくとても歩きやすい道です。30分ほどゆっくり歩くと、野猿公苑に到着します。

ここで入場料を支払い、猿たちとの素敵な出会いを楽しみます。

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猿が公苑にいるかどうかは、Facebookで確認!

猿たちは公苑に毎日山から「出勤」してきます。ただし、猿にも猿の都合があり、毎日やってくるとは限りません。特に8月下旬以降は、冬の食料確保に忙しく、山の中を活発に動き回るため、公苑に現れない日が多くなります。

入苑料を払って入苑しても、猿がいないと意味がありません。公苑のFacebookには、猿の「出勤」状況が逐次アップされますので、「出勤」してから、行くのがおススメ。なお、「出勤」しても夕方を待たずに山に戻ってしまう「早退」の日もあるので注意が必要です。猿の都合を考慮して行動しましょう(笑)。

猿が公苑にいるかどうかは、facebookの公式アカウントにて確認できます。

そのほか、野猿公苑の詳細情報は、公式サイトに掲載されています。

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苑内の様子

公苑に入ると、河原にたくさんの猿たちがのんびりと過ごしている姿が見えます。

家族で無心にグルーミング中だったりもします。ノミ取りされている猿の気持ちよさそうな顔を見ているとほっこりします。

お母さん猿が授乳中の様子も見えました。

猿たちは春から初夏にかけて出産するため、9月は生後3か月ほどの子猿が見られる絶好の時期です。赤ちゃん猿のピンク色の顔が次第に白くなり、子猿らしい顔つきに変わってきます。

生後2-3か月すると、子猿同士で遊び始めます。苑内に「出勤」している猿たちの中で子猿の数は多く、あちこちでじゃれあう姿が見られます。

子猿同士は追いかけっこを楽しんだり

取っ組み合いをして遊んでいますが、それは喧嘩ではなく、仲良く遊んでいる様子です。

子猿の遊んでいる姿を見ているとあまりの可愛さに時間を忘れてしまうもの。のびのび遊ぶ姿を見ているだけで癒され、のんびりできました。

遊歩道での森林浴と子猿ウォッチの組み合わせは、ストレスから解放される心地よい体験ができるもの。地獄谷野猿公苑は癒しと感動がたくさん詰まった場所、湯田中渋温泉二出かけた方には、ぜひお勧めしたいスポットです。

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