2023年にオープンした飯田橋の南インド料理店「TOKYO BHAVAN(トウキョウ バワン)」、12月の週末に行ってきました。
こちらのお店は、京橋の「ダバインディア」のシェフやスタッフが独立されて出店されたとのこと、当初から話題になっていました。京橋の「ダバインディア」は、妻の勤務先にかつていたインド人役員が足繁く通っていたお店、ちゃんとしたインド料理店しか行かない方だったので、いわゆる「お墨付き」。
最近こそ、南インド料理がメジャーになってきていますが、以前はインド料理店の主食といえば「ナン」が定番、米が主食の南インド料理がここまで気軽にいただけるようになるとは思っていませんでした。
さて、「TOKYO BHAVAN(トウキョウ バワン)」ですが、オープン直後から話題になっていたお店、ランチタイムはいつも「その筋」の皆さんで混み合っている状況が続いていて、なかなか行くチャンスがありませんでした。オープン前にお店に到着できると分かった週末、これはチャンスと行ってきました。
さて、伺ったのは休日。ホリデーランチは、ミールスとドーサ、そしてビリヤニの3種類。妻はミールス目当て、夫はビリヤニ目当てでの訪問です。
開店時間に伺うと、お待ちになられていたのは男性おひとりだけ。そのまま、すぐに案内されました。
予めいただくものを決めていたものの、ドーサランチがあるのは珍しいと、選べるドーサの種類を見てからにしようと、メニューを見てみました。ドーサの種類はプレーンからオニオン、チーズ、キーマなど7種類ほど、ドーサにも惹かれたのですが、やはり最初に決めていたものをオーダーしました。
■ ハイデラバードチキンキーマビリヤニ(1,750円)
本日のスペシャル、数量限定のビリヤニです。
ライタとビリヤニ用のソースが添えられています。
バスマティライス全体にスパイスが効いて炊き込まれた状態、チキンキーマも全体に混ぜられています。
香や色合いに反して、辛みは強め、慣れるまでは熱くて辛くてハフハフしてしまうほど。とはいっても、辛みが美味しく、さっぱりとしたキーマとともに食べ進みます。中に入っている青唐辛子の辛みが強いので、さすがに、除きながらいただきました。
生の玉ねぎも辛く、ライタでマイルドにしたり、レモンを絞ってさっぱりさせたりして、最後まで美味しくいただきました。
■ ノンベジミールス(2,000円)
妻は、ノンベジのミールスにしました。
カレーは、海老とチキン、ポリヤル、ラッサム、サンバル、そして、バサマティライス、ブーリ、アッパラム、デザートがバナナの葉の上に乗ったミールスです。
バナナの葉の上に乗せられているのは日本では珍しいのでうれしくなります。
香りを楽しんだ後、早速、カレーやサンバルをバスマティライスに掛けて混ぜながらいただきます。一つ一つの味を確かめながらも、混ぜるとさらに美味しくなるもの、いろいろなものを混ぜながら味わい・・・幸せな時間でした。
特に美味しかったのは、キャベツのポリヤル。ココナッツの香ばしさも効いていてこれが一番気に入りました。
なお、ライスとサンバル、ラッサムはおかわりできるとのこと。どれも美味しかったので、ライスだけ少しおかわりをいただいて、完食しました。
周囲のお客さんは、皆さん南インド料理好きな方ばかり。お料理の内容を聞くこともなく、お目当てのメニューをオーダーして、黙々とお料理に向き合っておられました。ここまでマニアックなお客さんばかりのお店は久しぶり。次はドーサにしようかなと思いながら、お店を後にしました。
この立地でこの集客、やはり美味しいからなのですね。
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