3月に入った週末、「ひな祭りにはお寿司がいいね」と夫婦で「鈴政」に行ってきました。
新宿通り沿いにあるお寿司屋さん、ランチタイムはお手頃なお値段でちらし寿司をいただくことができます。
通り沿いには、自慢のちらし寿司を紹介する看板、この看板を見る都度、食べたくなります。
ちらし寿司はランチタイムのみのもの、長らく1,000円でしたが、徐々に値上がりして現在は1,200円。
ビルの奥に進み店内へ。
出かけたのは土曜日のランチタイム、12時過ぎでしたが平日よりも空いていて、すぐに入店できました。
店内の掘りごたつ式のカウンターには3組のお客さん、奥の個室にはグループのお客さんがいらしていて、賑わっています。休日らしく、お客さんは皆さんご近所さん、50代前後のご夫婦とお年寄りのグループ、平日とはお客さんの様子が全く異なっていました。
■ ちらし寿司(1,200円)
こちらのランチタイムのメニューは「ちらし寿司」のみ。入店すると、店内に「お二人さまがお見えです」との掛け声がかかり、カウンター内の板前さんが作り始めるという連携の取れたオペレーション。
靴を脱いで、席に案内されて座って、最初に運ばれてくるお茶を飲んで一息つくと、すぐにちらし寿司が供されるのでとても驚きます。
一緒に供されるのは、アサリのみそ汁。いつも良い出汁が出ている味わいのあるもの、味噌が多くて塩辛いのだけが残念な点。
ネタは、まぐろ(赤身、中トロ)、いか、はまち、えび、いくら、松前漬け、玉子、かまぼこ、ごぼう、きゅうり、たくわん、でんぶ、がりというもの、この日はまぐろとはまちが多く入っていました。
相変わらず新鮮なネタばかり、いかには食べやすいように隠し包丁がいれられているなど、心遣いが感じられるもの。
この日特に美味しいと思ったのはまぐろとはまち。まぐろは赤身と中トロが入っており、中トロのとろける味わいが美味しいもの。しっかり食べ応えのある分量で、食べ終わる頃には、もう食べられない中と思うほどの満足感がありました。
お値段が上がってもこのネタがいただけるのであればリーズナブルと思えるもの、折をみてまた伺いたいと思います。
コメント