先日ブログで紹介した「パン工房ブランジェリーケン」のバラエティ豊かなフィリングが入ったベーグルの美味しさにハマり、その後も月1回くらいのべースでベーグルやサンドイッチを買いに行っています。3月、4月に購入したパンを紹介します。
場所・営業時間など
最寄り駅は東武東上線「下赤塚」または、東京メトロ有楽町線・副都心線「地下鉄赤塚」。わが家からは遠いのですが、ここでしか買えないベーグルがあるので、遠さも気にならず、月1回程度の頻度で定期的に買いに行っています。
早朝7時から、夜は20時くらいまで営業と営業時間が長いので、利用しやすいのも良い点。どの時間帯に行っても必ずお客さんがおられ、皆さんまとめ買いされていくので、どんどんパンが捌けていきます。
店内
販売されているパンの種類は多く、ベーグルだけでなく、食パン、フランスパン、サンドイッチ、スコーン、菓子パン、総菜パンなどがある普通のパン屋さん。定番商品も多いのですが、日替わりではないかなと思うほどパンの種類がめまぐるしく変わるので、狙いを定めて買いに行くことはたぶん無理。出会いを楽しむパン屋さんと思って、毎回、新たな出会いを楽しみに出かけています。
あんパン、クリームパンは種類が多く、いつも気になる存在。あんこを使ったベーグルが数多くあり、これまでにいただいたものはどれも美味しかったので、あんぱんも美味しいはず。
シンプルにこしあんのあんパンを買おうかなと思うのですが、オリジナリティのあるベーグルに惹かれてベーグルばかりを選んでしまいます。
朝早い時間に行くと、サンドイッチ類は出来立てが多く、オーブンパンの上に乗ったまま陳列されていたりします。ビニールで梱包されていないので、中身がよく見えてわかりやすいもの。
チャパタサンドは、チキン、ツナ、ハムなどボリュームのあるフィリング。390円と490円とお高めですが、1個で充分満足できるボリュームがあるので、お買い得かもしれません。
フランスパンにドライいちじくが入ったパンで作られた「カスクルード」、初めていただいたときに美味しさにはまり、気になるフィリングがあるときに購入しています。
購入したパン
以下、3月、4月の訪問で購入したパンを紹介します。名前やお値段は、店内の表示とレシートから記載していますが、表示が切れていたりしたので、誤りがあるかもしれません。あくまでも参考としてご覧ください。
2024年3月30日
■ サクラバサクラモチつぶあんベーグル(420円)
前回購入した時に、桜葉の塩味とこしあんの甘みが程よいバランス、もっちりベーグルが美味しくなる組み合わせのベーグル。棚にあるのを見つけて、手が伸びてしまいました。
405gとずっしりした重さ。
切り分けてみると、あんパンのように中にもこしあんが入ったもの。ベーグルの上にある桜餅(道成寺)とこしあんも美味しく、相当の食べ応えがあるベーグルでした。
■ ヨモギこしあん白玉ベーグル(350円)
こちらのお店のこしあんが美味しいので、よもぎ餅のつもりで買ってみたベーグルです。
こちらも400g超とビックサイズ。
ただし、あんこの分量は少なめ、中はよもぎを練りこんだベーグルで、あんこは表面に見えているものだけ。
白玉は焼かれたことで少し硬くなっていて、もちもち感はなし。あんこの量は個体差があるかしもれませんが、もう少しあんが多くてもよかったかなと思いました。
■ くるみコーヒーあんマスカルポーネ(480円)
このベーグルもリピート買いしたもの。コーヒー風味のこしあんが何とも言えない美味しさ、夫好みのベーグルです。
持ち上げた時に、重い!と思った通り、なんと581g、過去最高の重さのベーグルです。
クルミ入りのベーグルでコーヒーあんとマスカルポーネをサンドしたもの、あんバターサンドと同類です。
妻はどちらかと言えばあんバター派、夫はコーヒーあんマスカルポーネ派。どちらもよさがあります。
■ カスクルート(490円)
お安くなっていたので、中身がわからなかったのですが購入してみた「カスクルート」
中身は豚肉とチーズ、バゲットに入ったドライいちじくのほんのりした甘味と塩気の組み合わせがよく、不思議なおいしさ。中身がわからなくても買う価値ありだと改めて思いました。
2024年4月21日
4月下旬に行ってみると、季節のベーグルに変化があり、いちごやピスタチオクリームのデコレーション系のベーグルがなくなり、シンプルなタイプのベーグルが増えていました。
■ さつまいもザマンドすりごま和芋クリーム黒ごまあんベーグル(400円)
さつまいもあんが美味しいのではないかと思って買ってみたもの。
少々小さめ?と思って計量してみると250g。ごく普通のベーグルですが、以前の大きさを知っていると小さくなったと思ってしまいます。
中には黒ゴマ風味のこしあんが少し入ったもの。トップのいもあんとゴマあんで楽しむベーグル、このくらいのあんの量で充分なのかもしれません。
■ くるみプレーンベーグル(230円)
フィリングを挟んで販売されることの多いクルミの入ったベーグルです。
160gとこちらもいたって普通サイズ。
練りこまれたクルミは結構多め、いただくとクルミの油分でパンがマイルドになるもの、バターやオリーブオイルなしにこのままいただくのがよいと思いました。
■ 大納言リュスティック(230円)
以前購入して美味しかった大納言リュスティックです。
ハード系のパンに大納言の甘納豆がたっぷり入ったもの。
あんが入ったベーグルに比べると小豆の比率は少なめですが、甘味はこの程度で充分、このくらいの方が大納言の良さを味わえると思いました。
■ ツナのチャパタサンド(390円)
出来立てを見てしまって、買ったもの。レタス、トマト、ゆで卵の色合いがきれいなサンドイッチ、見るからにおいしそうです。
表面からはよく見えなかったのですが、フィリングのツナの分量が多めで、楽しくなるサンドイッチ、端っこに中身が入っていない、なんて心配がいらないボリューム、「これ一つでランチに足りるかな」と心配でしたが、食べ終えると満足感あり。1個で食事と同じくらいのボリュームで◎、夫はこちらも気に入ったようです。
■あん食パン1斤(540円)
焼きたてから間もない3斤サイズの食パンの塊を見て、食べたくなったもの。「ブランジェリーケン」にもあん食パンがあるのを初めて知りました。
生地にこしあんを混ぜて、ひねりながら成形したもの。リボン状にあんが入っているのがわかります。
1斤分を購入したかったので、1/3に切り分けてもらって購入。焼きたてから時間がたっていなかったのか少々つぶれ気味、きれいな写真でなく失礼しました。
トミーズのあん食に比べるとあんこが少なそうに見えますが、いただいてみるとあんの分量は十分、このくらいで満足できるものだとわかりました。
このパンの美味しさは、あんこのみならず、食パンそのもの。パンをちぎりながら食べようとしてみると、生地の繊維に沿って裂けていきます、生地がもっちりしているので、ちぎるのが大変だと感じるほど。食パンも美味しいことがわかり、今度はトーストしていただいてみようかと思っています。
感想など
販売されているパンは、一部の定番を除いて、伺うたびに違うもの。このベーグルが食べたいと思って狙いを定めても、目的のベーグルに出会えるかどうかは運次第。決めて買いに行くのではなく、その日の出会いを楽しみに行くのがよいお店、それが楽しくて毎月足を運んでしまうのだと思います。
さくらもちをベーグルに入れる発想は、奇想天外。あんパンはあっても、さくらもちパンは考えにくいもの。そのうち、大福もちベーグルなんぞあったりして、などと想像したりしています。
過去のインスタグラムには、季節のカラフルなベーグルが紹介されていたりしますので、1年くらいは通って、季節ごとに変わるベーグルのラインナップを見てみたいと思っています。やはり「オモウマい店」で紹介されるだけでなく、食べログの「パン TOKYO 百名店 2022 」に選ばれた魅力のあるお店なのだと思いました。
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