日本への帰国便は直行便の安い予約クラスの席が満席で予約ができず、その他の選択肢の中からマレーシアのクアラルンプール経由を選択。選択肢の中に登場していたルートなので、何も気にせず予約をいれ、当日を迎えました。
出発ターミナルや利用できるラウンジを確認していたところで、シンガポール出発時にラウンジが利用できないことに気が付きました。シンガポールからマレーシアまではマレーシア航空のフライトを利用したのですが、マレーシア航空はスターアライアンスではないので、スターアライアンスゴールドステータスでは利用できるラウンジがないと分かりました。
ANA国際線予約の画面でクアラルンプールまでのフライトがエコノミーであることには気が付いていたものの、出てくる選択肢はすべてスターアライアンス系航空会社であると盲信していたのが原因、よくよく考えてみたら、マレーシア航空はスターアライアンスではなく、さらにエコノミークラスだったらラウンジが利用できないの自明のこと、うかつでした。
搭乗時間までは空港ターミナルを散策
新装ターミナルに完成した「Wander Fall」
時間がたっぷりあるので、ターミナル内を散策。リニューアルされたターミナル2は森の中にいるような雰囲気で緑がふんだんに使われています。
何よりも驚いたのは、この「Wander Fall」
4階分の高さがある広い吹き抜けのロビーの壁に水が流れる映像が流れるもの、迫力のある画像と音に圧倒されます。この映像があまりにもリアルで、多くの方が足を止めて見入っていました。
近くで見ると、壁1面がディスプレイになっているのがわかりました。本物の滝に見えるのは、ディスプレーに継ぎ目があるように見えないこと。この大きさであればどこかに継ぎ目があると思うのですが全くわからず・・・水しぶきこそありませんが、リアルな滝と思う映像でした。
搭乗フロアにある「Enchanted Garden」
出国審査を終え搭乗口に向かう途中、ターミナル内にある「Enchanted Garden」に立ち寄りました。
「Enchanted Garden」は本物の蘭がたくさん植えられている室内植物園、池などもあり、オーキッドガーデンにいるようです。
巨大なステンドグラスの花束があったりと、とても華やか。
エリア内には様々な品種の蘭があり、色とりどりの花を咲かせています。
蘭の花は長期間楽しめますが、常にきれいな蘭を用意しておくには、毎日のように鉢の入れ替えをするなど相当のメンテナンス負担があると思います。
花をきれいに咲かせることがとても難しい植物ですので、とても驚きました。
クアラルンプール行きのフライトに搭乗
搭乗時刻までターミナル内を散策した後、クアラルンプール行きに登場しました。
マレーシア航空のフライトに搭乗するのは20数年ぶり・・・
ブラウン系の革張りのシートはシックで上品な印象、以前とは雰囲気が違うと思いました。
予約したのはエコノミーの最前列の席。エコノミークラスの中でも快適な席のひとつです。1時間15分と短い時間ですが、少しでも快適なところが良いかなと思って選んだもの。
座席にはUSBとACのアウトレットがあり、充電が可能になっていたのは有難いもの。エコノミーでも充電ができるシートが増えてきていると思います。
最前列だったためか、ディスプレイのハンドセットも座席の下、ACの写真撮影していなかったから気が付きませんでした。
離陸後、水平飛行になると、機内食のサービスが始まりました。1時間少々とはいえ、国際線ですので、機内食サービスがあります。ただ、フライト時間が短いので、機内食やドリンクの種類は選べず、CAさんが同じものを全員に配っていました。
ドリンクはミネラルウォーター。250mlの小さなサイズですが、これ、外出時の持ち歩きにはちょうどよい手ごろなサイズ。ここでもらうと重宝するもの。
食事は・・・箱ミールではなく、バナナケーキ1切れのみ。個包装になったパウンドケーキです。
しっとりとした焼き加減で、ほんのりとバナナが香るもの、意外にも美味しく「どこかで買えるといいな」と思ったほど。
スナックは最近あまり見かけなくなった塩味のピーナッツ。素朴ですが、シンプルで香ばしい香りのあるピーナッツでした。
水平飛行の時間はわずか、CAさんは配り終えると先頭から不要となったものの回収を始め、ほどなく着陸態勢になりました。
高度を下げていくと、巨大なヤシの木のが多数見えてきました。到着までもう一息です。
とても短い時間でしたので、エコノミーでも全く問題なし。疲れることなくクアラルンプールに到着しました。
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