7月に入り本格的な桃の収穫シーズンになり、桃狩りでも美味しい桃が食べられる時期、7月3連休は、2か所の桃狩りに出かけました。ひとつは先日のブログで紹介した笛吹一宮にある「浅間園」、もうひとつは本日のブログで紹介する山梨市「望月農園」。
「望月農園」は、今年初めて行ってみた農園、6月に初めて訪問し桃の美味しさはもちろんのこと、農園スタッフの皆さんのおもてなしの心に惹かれ、前回の訪問直後に次の日程を決め予約して再訪しました
望月農園を知ったきっかけは「じゃらん」
桃狩り農園を探すのはそれぞれの農園のホームページへアクセスしたり、SNSの検索、行った方などのブログ記事を参考にしていますが、桃のクオリティや農園の快適さはつかみにくいもの。特にGoogleのコメントは玉石混交。同様にじゃらんなどのレジャー予約サイトもコメントの質はユーザーによる差はあるものの、サービス内容を比較するには便利で活用しています。
今回訪問した「望月農園」を最初に見つけたのも、じゃらんがきっかけ。結局のところ、自分で体験してみないとわからないものの、参考になります。行った方の口コミと評価を読み、行ってみると、口コミにあった「きれいで清潔」「スタッフさんの対応がよい」「冷えた桃を次から次へすすめられる」通りの体験ができ、すぐに次の予約を入れました。
利用したのは、30分間食べ放題になるというプランで1,500円、あらかじめ収穫された食べごろの桃が冷えて状態で供されるというスタイル、畑に入って収穫することはできません。
7月最初の時点では、平日にぽつぽつと空きがありましたが、その後予約が入りあっという間に連日「空きなし」へ。人気のある農園だったようで、7/14時点で、2024年の予約枠はすべて終了。桃の購入予約も終了していました。
望月農園での桃狩りは、今年はこれで最後。人気の高さがわかりました。
場所
甲府盆地の北側、塩山と石和温泉の間、山梨市にあります。河口湖周辺からは車で1時間ほど、10時に予約していたので、9時ごろに出発してほぼ時間通りに到着しました。
農園の様子
カーナビゲーションを頼りに行ってみると、畑の脇に小さな駐車場と受付の建物が見えました。
「龍の木の実 望月の桃」ののぼりが農園の目印、カーナビゲーションの住所検索で農園の場所が指定できるので、迷うことはありませんでした。
駐車場の奥に桃畑と桃食べ放題の会場があります。会場には歩きやすいようにウッドチップが敷き詰められ、テントの下にアウトドア用のテーブルと椅子がセットされています。
先ほどの建物で食べ放題予約の名前を伝えると、本日の座席を指定された番号札をもらえます。
その番号を頼りに会場へ。
会場は桃畑の中、桃の木とテントがほどよく日陰を作っています。
上を見上げると食べごろに色づいた桃がたくさん生っている状態。2週間前はまだ青々していたもの、2週間でこれほど進むとは思ってもいませんでした。
各テーブルの下には4人掛けのテーブルがあり、グループごとに着席できます。この形式、他のグループに気兼ねなく楽しめるので、過ごしやすいもの。敷き詰められたウッドチップからは木の香りが漂いとても良い雰囲気、森林浴をしながら森の中で桃をいただくような状態です。
席に座っていると、ほどなく、トレーとお手拭きが運ばれてきました。さらに待っていると、各テーブルに切り分けられた桃が届きます。
最初に運ばれて来乃が「日川白鳳」と「白鳳」、ピンク色が強い右側が「日川白鳳」です。
「日川白鳳」は2週間前に訪問した時にいただいた桃と同じ品種。2週間経過し追熟が進んだのか、この日は柔らかい桃が多く、とてもジューシー。甘みが進んだように思います。
もうひとつの「白鳳」は、シャキシャキ食感の桃が混ざるもの、シャキシャキだからといって酸味が強いわけではなく、しっかり甘さがあるもの、甘さの中に爽やかな酸味があってバランスが良く、こちらの味わいも桃らしさを感じます。
お皿の桃を食べ終えると、農園のスタッフさんから「お代わりお持ちしますね」のお声かけがあり、追加をいただきました。追加の際は希望があれば品種の指定ができます。わが家は、お薦めの桃が食べたいので、スタッフさんにおまかせすることにしました。
「日川白鳳」と「白鳳」の両方をいただきましたが、品種の違いよりも、同じ品種の中でも個体毎の違い、同じ個体でも食べる位置の違いで甘さ、酸味、硬さが違うので、一概にどちらが美味しいと決められません。さらに、皮の向きやすと甘さは比例せず、個体により異なる・・・何を基準にするのがよいのか、最後まで分からずじまいでした。
その後、「夢みずき」という品種の桃もいただきました。これは硬めの果肉でほどよい酸味、甘すぎずさっぱりしたものが好みの方には口に合うものと思います。
この日も無心に桃を味わい・・・気が付くと、夫婦で6皿ほど食べていました。
感想その他
じゃらんで検索して見つけた農園が大当たり!テントの下で座ってゆっくり桃を味わえるのがよいもの、お子さんからお年寄りまで年代問わず桃が楽しめます。
畑の下で収穫体験できる農園であれば、自分で好きなものを選べるメリットがありますが、落ち着いて桃を満喫できるこちらの農園のシステムもよいもの、来年もここに予約してこようと今から考えています。
お持ち帰りの桃も予約制で人気がありますので、買って帰るつもりの方は事前予約が必須。贈答用から家庭用の「はねだし」まで各種あります。
今年もまだまだ桃狩りが楽しめる季節が続きます。8月は「浅間園」のように畑の中でいただく農園を中心に出かけられればと思います。
これまでに出かけた桃狩りの様子は過去のブログをご覧ください。↓
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