2024年1月タイ国際航空 バンコク-成田(BKK-NRT)ファーストクラス【搭乗記】B777-300ERのきれいな機材で美しい機内食をいただく快適フライト

機内食・サービス

日本へ帰国するフライトは、夫婦で1日違いの同じ時間帯のもの。機材も機内食のサービスも全く同一。このブログ記事では、夫の搭乗の様子を紹介します。


タイ国際航空のバンコク-東京間のフライトは、羽田行き、成田行きともに1日2便、日中便と深夜便がそれぞれあります。せっかくのファーストクラス、サービスを満喫するには日中のフライトと、今回の旅行プランでは、日中のフライトを優先して予約を試みていたのですが、同じ便での予約はもとより、同日のフライトの予約もできず、1日違いで帰国になったもの。

夫婦ともに羽田便がよかったのですが、予約できたのは成田便、それでもファーストクラスの搭乗できることがありがたく、この日程を選択しました。

成田行きの午前便、機材はB777-300ERでシートは囲まれた形の最新のもの。以前のB747で使われていた丸みを帯びたデザインの古い座席とは異なり、ちょっとした囲まれ感があり、パーソナルスペースが確保され快適に過ごせます。

1人で搭乗する時や日中のフライトに搭乗するときには、窓際の席を予約。外の景色を見ながらゆっくり過ごします。窓3つ分のスペース、広々としています。

比較的新しい機材だったので、タッチパネル周辺などもきれいで快適です。

用意されているアメニティは、スリッパのほか、パジャマなど。パジャマはBOGGIブランドのもの、パジャマは珍しくSサイズの用意がありました。ぶかぶかなパジャマでないこともよかった点。

アメニティはコーポレートカラー紫のもの、ポルシェデザインのハードタイプです。リモアにも見えるのですが、別物です。

搭乗後、手荷物を整理して、搭乗中に必要なものを手元の収納場所に収めて一息つくと、ウエルカムドリンクのサービス。

タオルのおしぼりに、チョコレート、そして飲み物は好みを聞かれたので、温かい紅茶をいただきました。多くの方はここでシャンパンなのですが、アルコールが苦手なのと、朝なので紅茶で。

ほどなく機体の出発準備も整い、出発しました。

出発の順番を待ち、滑走路まで来ました。

日本に向けて無事離陸、巨大な空港の全景を見るのも楽しいものです。

さて、搭乗後のお楽しみは、機内食。午前中の母い時間に出発するフライトのサービスは、搭乗後の朝食サービスと、到着前の軽食のサービスの2回。

朝食のメニューはタイ料理、洋食、和食の用意があり、タイ料理はおかゆ、洋食はエッグベネディクト、和食はスズキの西京焼きがメインのお弁当とのこと。

そして、軽めの食事を希望する方向けに、ミューズリーやシリアル、温泉卵、パトンゴ(タイの揚げパン、甘いソースをつけていただくもの)などの用意もあります。

2回目の軽食は、タイ料理(センミーナーム)かサーモンのオープンサンドにタイのお菓子の組み合わせ。

すべてが魅力的ですが、タイのナショナルフラッグに搭乗していますので、王道のタイ料理をいただくことにしました。

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最初の機内食(朝食)

窓際から大きなテーブルを引き出し、テーブルセッティングが始まりました。

向かい合わせで2人で食事もできるくらいのサイズ、とても広いテーブルです。

着々と食事の準備が進みます。タイ料理を選択しても、パンとジャムの洋食セットが運ばれてきます。(毎回のことですが・・・)

リベイクされたクロワッサンやデニッシュの香りがよく、ついいただいてしまうもの。ジャムはアプリコットといちご、そしてはちみつもありますが、ぐっと我慢です。

最初はフルーツから。飾り切りされたフルーツはとても美しく、食べてしまうのがもったいないと思うほどの作品、もちろん、甘味もしっかりあって美味しいものばかり。

このほか、写真はありませんが、ミューズリー入りのヨーグルトもサーブされています。美味しいので両方食べてしまうのですが、後で差しさわりがあり反省。(これも毎回のこと)

フルーツを食べ終えると、タイ料理のおかゆセットが用意されました。海老の入ったおかゆのほか、タイのお料理が5種類付く豪華版です。

ロブスターのチャイブ炒め、カニのカレー炒め、豚挽き肉の中華炒め

タイ風サーモンオムレツ、タイの野菜サラダといずれもご飯によく合うおかずばかり。

おかゆは海老だしで炊いただけの薄味、タイのお惣菜と一緒にご飯をいただくスタイル、どのお料理も食材が豪華で贅沢・・・タイ料理を最後まで楽しめる内容でした。

実は、このお料理のほか、パトンゴも勧められたのですが、さすがに揚げパンまでは食べられない状態でしたので、丁重にお断りしたのでした。

食事の最後のデザートはタイの伝統菓子。

緑豆でつくった餡のルーク・チュップと、綿あめのようなローティ・サーイマイ、黒いもち米を甘くして葉で包んで焼くカノムジャークの組み合わせ。

本物の果物のようにかたどり、食紅で色を付けゼラチンでコーティングしたルーク・チュップが本物と見まごうほど精巧なミニチュアのフルーツ、とてもきれいで食べてしまうのが惜しいと思ってしまいます。

いずれも甘いのですが、美味しいのでこれも楽しみにしているもののひとつでした。

最後はカフェラテで食事を終えました。

ここまでの豪華な内容はタイ国際航空ならではのサービスです。

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フライト中の軽食

食事の後は、ゆっくりくつろぎながら過ごしていると、飲み物や軽食などを進められました。

朝から豪華な朝食をいただきましたので、スナック類は食べられず・・・数時間後にアイスクリームだけいただきました。

アイスクリームはハーゲンダッツ、バニラとストロベリーの2種類、温かい飲み物とともに。

後から振り返ってみても、食べすぎでした。

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到着前の軽食

日本到着2時間ほど前から最後の機内食のサービスが始まりました。

2回目もテーブルクロスがしかれてきちんとセット。

2回目の食事もタイ料理、極細のビーフン麵料理「センミーナーム」をお願いしたところ、こちらが運ばれてきました。

湯がいたビーフンに甘いピーナッツソースをつけていただくもの、アクセントはローストオニオンやピーナッツ、そして半熟卵です。

美味しいのはこのピーナッツソース、甘めでサテにつけるソースのようなお味、これをビーフンに絡めていただくと絶品。

お花をあしらう盛り付けも美しく、食べてしまうのが美味しいお料理、屋台料理も機内でいただくとここまで上品になるとは思いもよりませんでした。


機内サービスもお料理も丁寧で、さすがタイ国際航空と思うフライト、満喫させてもらいました。

ユナイテッド航空のマイレージを使った特典航空券の利用もマイレージを使い切ったので、今回が最後。今後ANAのマイレージを使うとなると、予約コントロールがしやすいANAのファーストクラスを利用することが多いと思われ、タイ国際航空のサービスを受けるのはこれが最後になりそう。そう考えると少し寂しくなりました。

名残惜しいフライトもあっという間、日本にはほぼ定刻に到着してタイ旅行を終えました。

 


ANAの機内食は海外発でもしっかりした和食。海外からの帰国便で美味しい和食がいただけるのがうれしく、懐かしさもあってつい和食を選んでしまうもの。

機材もサービスも心地よく、くつろぎながら日本へ戻ることが来ました。

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