9月のニューヨークは初秋、ハロウィーンに向けた準備が進んでいて、街のあちらこちらがパンプキン色。カボチャのディスプレイされている場所が増えてきていました。
旅行中はお天気に恵まれ晴天続き、暑すぎず寒すぎない外歩きにはちょうど良い季節でもあり、マンハッタン内をウォーキングしながら観光しました。
ニューヨークに滞在していた3日間の間に歩いて回った観光スポットを2回に分けて紹介します。
(この記事は1回目、続きの2回目はこちら↓)
グランドセントラル駅(Grand Central Terminal)
100年以上前に完成したニューヨークを代表する駅で、現在も多くの電車が発着するターミナル駅として使われています。
メインコンコースの高い天井には星座が描かれてているなど豪華な造り、駅を利用するお客さんだけでなく、駅舎そのものを見るために観光客が訪れるスポットです。
案内板が電光掲示板になっていますが、切符売り場、案内所、ホームなどの構造は建築当時からのもの、豊かなアメリカの象徴に見えます。
大きな荷物を持ったお客さんもたくさん。
朝から夜までにぎわう駅はとても活気があり、バルコニーから人が行き交うホール見ているだけでも楽しいもの。ひとしきり構内を見ていました。
このほか、駅舎には、「オイスターバー」などの有名レストランや食料品、衣料品などを扱うショップが多数あるいわゆる「駅ナカ」もあり、電車を利用しなくても楽しめるスポットです。詳細はグランドセントラル駅のホームページで紹介されています。
国際連合本部 (United Nations Headquarters)
ホテルの部屋からも見える国連にも行ってみました。
マンハッタンの一番東側、イーストリバー沿いに建つ大きな建物が国際連合本部です。1st沿いには各国の国旗が掲げられていて壮観、国旗がカラフルでキレイ。
通常は一般人も中に入ることができ、中を見学するガイド付きツアーも実施されているのですが、ニューヨークに到着した日は「国連未来サミット」の開催前日、残念ながら見学ツアーは休止中でした。
以前ニューヨークの観光の際に参加したツアーの様子はブログ記事で紹介しています。
ガイド付きツアーでは、ニュースでよく見かける安全保障理事会や国連総会が開催される会議場にも入ることができるもの、平和に向けた国連の活動の紹介もあり、普段のニュースだけでは学べない内容、とても勉強になりました。
ガイド付きツアーに参加した2012年当時は日本語のツアーがありましたが、現在は、Arabic, Chinese, English, French, Russian, Spanishの6か国語のみが定例開催。日本語はリクエストベースで問い合わせが必要とのこと。ニューヨークを訪れる日本の観光客が少なくなっているのだと思います。
国際連合のホームページに最新情報が掲載されています。
ニューヨーク公共図書館 (New York Public Library)
こちらも100年以上前に建てられた建物で、正面玄関の2頭のライオン像と階段が有名です。
ゴーストバスターズをはじめ、多くの映画やドラマの撮影に使われています。
玄関回りだけでなく、内部もクラシカルな雰囲気、特に「ローズ・メイン・リーディング・ルーム」には、天井の美しいフレスコ画と壮大なシャンデリアがある豪華な空間、一見の価値あるものです。
2014年のニューヨーク旅行の時に内部の様子を紹介しています。
今回行ってみたかったのは、2021年にできた新館。
本館の斜め前にある新しい建物です。
新館には、調べ物や勉強のためのパーソナルスペースや子供向けエリアがあるなど、新しいサービスがあります。さらに・・・
最上階には「テラス・ガーデン」があり、だれでも無料で利用できます。この屋外のスペースには椅子やテーブル、ベンチがあるので、読書やお茶を飲みながら休息する人、図書館のWi-Fiを使ってPC作業をしている人など思い思いの過ごし方をされていました。
無料でこの景色が楽しめる貴重な場所、地元の方に人気があるスポットです。
9月のニューヨークは、夏の喧騒が少し落ち着き、観光に最適な季節。この時期に旅行を計画したのは正解だと思いました。
2024年9月ニューヨーク旅行の記事は、旅行記でスケジュールとともにまとめて紹介しています。↓
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