普段は敷居が高い高級鮨、おのでらの回転鮨ができたと知り、表参道のお店に行ってきました。
出かけたのは週末のランチタイム、食べログなどの行った方のコメントを読むと、どの時間帯も込み合うとのこと。10時半開店で予約ができないとわかり、10時過ぎに店頭に到着し、店頭のタブレットで予約を入れて、開店時間にお店へ。
3組目だったので、開店時間に入店できると思い、時間通りに行ってみると、店頭は人だかり。結局、時間通りには開店せず、20分ほど店頭で待って入店しました。
雪になりそうなくらいの寒い日、店頭で凍えながら待つ20分はとても長く感じました。
店内は、コの字型のカウンター席のほか、テーブル席が数席の構成。基本的にはカウンターに案内されます。
1人1人の席の前にタブレット画面、お茶は粉茶などテーブル回りは普通の回転鮨と同様、ここでの特別感はありません。タブレット画面についている番号のついたクリップは、お会計の時に使うもの。タブレットで会計手続きした上で、このクリップをレジに持って行って支払う方式です。
早速タブレットでネタを選んで注文、お寿司をいただきました。
■ やま幸本まぐろ中トロ(680円)
やま幸のまぐろがいただけるのがこちらの売り、最初に中トロを注文したもの。あらかじめ醤油が塗られた状態で供されました。
溶けるような味わいのトロ、ネタも大振りで食べ応えがありました。
■ あおさ汁(350円)
みぞれ交じりの雨の中20分も開店を待っていたため、体が冷え切り、温かいものがいただきたく、最初から味噌汁を。
あおさの風味がよい味噌汁で一息つきました。
■ 自家製あら汁(540円)
妻はあら汁を。大振りのあらが入っいるのがうれしいところ、もっと飲みたいと思いました。
■ 自家製おのでら茶碗蒸し(560円)
ゆずの風味が効いた茶碗蒸し、出汁がおいしく、こちらももう少し食べたいと思うお味。
■ しまあじ(500円)
美しいしまあじ、すけるような薄めのネタだったのはしまあじだったからでしょうか。
■ えんがわ(500円)
コリコリした食感ながらコクのあるネタのえんがわです。
■ 活ほっき貝(800円)
この日一番おいしいと思ったのがこのほっき貝、まさに捌いたばかりと思う新鮮さ、生臭みが全くなく、コリコリとした食感も心地よく、ひもまで楽しめました。
■ 赤海老(480円)
ねっとりとした海老の味わいがよく、夫はうれしそう。
■ 海鮮恵方巻(620円)
出かけたのはちょうど節分の時期、恵方巻がメニューにあって注文してみたところ、うにとキャビア、いくらが載った豪華な恵方巻でした。食べてみたいと思っていたネタがそろっているうれしい巻物でした。
■ やま幸本まぐろ中落軍艦(480円)
海苔も味わいたいとオーダーしたもの。溶ける中落はやはりおいしいもの。
■ やま幸本まぐろ鉄火細巻(780円)
赤身も美味しいのだというのがよくわかりました。
■ やま幸本まぐろ中トロ(680円)
最後に何を食べようかと迷い・・・やはり中トロにしました。醤油を塗らないでとお願いして作ってもらったもの。やはり、好みの味わいでいただくのが一番と思いました。
ここまでいただて、1万円強。高級鮨店に行ったと思えばお安いと思いますが、これで1万円と思うと頻度よくうかがうのは難しい価格帯。明瞭会計で安心できるというのがメリットでしょうか。赤酢の酢飯は塩も酢も効いた強めのお味。さらに醤油が塗られて提供される点で、好みが分かれるものと思います。
美味しいまぐろやほっき貝をいただけたのはありがたいものの、再訪するかどうかは微妙。「高級鮨はたまにでよいかな」というのが正直な感想です。
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