現在、2024年4月に出かけたマレーシア旅行記を掲載している途中ですが、2025年のGWの旅行の話を掲載します。
2025年GWは、飛び石連休で後半のみ4連休というカレンダーですが、前半28日に休暇をいただき、前半の4日間初秋を迎えるシドニーに来ています。ここ最近はシドニーで発券した航空券を利用して旅行をしているため、2024年11月、2025年2月に続くシドニー滞在です。
今回の旅行は特段予定はなく、シドニー中心部に宿泊してフェリーに乗ってクルーズをしたり、街を散策して楽しむ予定、だいぶ涼しくなって過ごしやすい気候を期待しての旅行、今回も楽しい旅行になると思っていたのですが・・・
ちょっとトラブルなどがありましたので、その話を。
往路フライトの遅延で到着が3時間遅れ
今回のシドニーへのフライトはシンガポール航空の利用、シンガポールで乗り継いで向かう旅程です。出発は成田、ここからシンガポールまでは日中のフライトです。
機内では、料亭「菊乃井」監修の和食をいただくなど、くつろいで過ごし、予定通りにシンガポールへ。
シンガポールには17時過ぎに到着、シドニー出発は夜中0時台で乗り継ぎ時間は7時間ほど。チャンギ国際空港の中で遊んで次のフライトまでの時間を過ごすことに。
広い空港の中にはターミナル間を移動するモノレールがあります。モノレールは、途中、空港敷地内にある複合施設「チャンギジュエル」の中を通るのが面白く、乗車。
モノレールからは、空港内の様子が見えるので、乗っているだけでも楽しめる乗り物だったりします。
「チャンギジュエル」は別記事で紹介しています↓
空港内の探検を終え、残りの時間は、シルバークリスラウンジで過ごすことに、ここでは、シャワーを浴びて、夕食をいただき、シドニーへのフライトで睡眠時間を確保できるよう準備を整えていました。
夕食を終え、PC作業などをしているところに、SQからショートメッセージが来ました。
SQ231 on 27 Apr 2025, 00:45 from Singapore has been retimed to 27 Apr 2025, 03:25 as we are awaiting connecting passengers. The flight is estimated to arrive in Sydney on 27 Apr 2025, 13:05. Singapore Airlines
単なる出発時刻の変更かと思ったのですが、よく読むと、出発時刻が変更されています。変更後の出発時間は、なんと夜中の3時25分、3時間弱の遅延のようです。メッセージには遅延の原因が記載されておらず、こういった遅延の時にはさらに遅れることもあるので、状況確認方々、トランジットカウンターに行ってみると・・・
トランジットカウンターには長蛇の列ができていました。今回遅延となるのは、私たちが搭乗するシドニー行きのフライトのほか、メルボルン、パース行きのフライトも同じく3時台に変更されているようで、大規模な遅延のようです。
順番を待って係員の方の話を聞いてみると、オーストラリア方面への乗り継ぎ顧客が搭乗しているフライトの到着が遅れるための措置とのこと、「乗り継ぎ客のために待つの?」と思ったものの、機材故障ではなく機材もスタッフも揃っているようでしたので、これ以上の遅延にはならないかなと、少し安心。
ただ、出発時間が3時間遅れるということは、都合10時間をチャンギ国際空港内で過ごすことになりました。
カウンターで説明を聞いた後、いただいたのがこちらのカード。空港内で利用できる20ドル分のバウチャーでした。
遅延のお詫びとして配布していただいた「補償」?で、空港内での飲食、買い物に使えるバウチャー、支払い時にこのカードのQRコードをスキャンすると支払いに充てられるようになっていました。
ただ、すでに食事をしてしまったわが家には、使い道がなく・・・バウチャーの使い方案内を読むと有効期限が1年ほどあるのがわかったので、次回のシンガポール滞在または、シンガポールでの乗り継ぎがあるだろうと、その時に利用しようかと思っています。
結局、お客さんが全員揃っていたので、出発時刻が少し早まり、されに飛行時間も短くなったようで、2時間20分の遅れでシドニーへ到着できました。
出発が真夜中となったため、とにかく飛行機に乗るまでの時間帯がとても眠く辛かったのですが、搭乗後はすぐに眠りにつくことができ、フライト中はぐっすり眠って、体調万全でシドニーへ到着しました。到着前の機内食がブランチ代わりとなって美味しくいただけたのもよかった点、前向きに考えれば無事到着できてよかったと思いました。
宿泊はヒルトンシドニー、改装に期待をしていたら、残念な変化あり
2025年4月のシドニー滞在は2泊、ホテルは、2019-20年の年末年始のシドニー旅行で宿泊して快適だった「ヒルトンシドニー」に予約していました。
ヒルトンオナーズダイヤモンドになってから初めてのヒルトン宿泊、ダイヤモンド会員の特典も得られると宿泊をとても楽しみにしていました。
予約は、キングルームでしたが、無事アップグレードされ、キングエグゼクティブルームに。高層階がアサインされ、とても眺めの良い部屋でした。前回同様、部屋は快適、ここまでは順調でした。(前回の様子は別記事をご覧ください↓)
ホテルに到着したのは15時少し前、エグゼクティブフロアにアップグレードされましたので、ラウンジに行ってアフタヌーンティでもと早速行ってみました。
案内されたラウンジは1階、改装により、36階に合ったラウンジが1階へ移転。そして、サービスは、朝食とイブニングカナッペの2つだけ、アフタヌーンティのサービスはなくなり、営業時間が20時までと短縮されたようです。
新しいラウンジは1階(オーストラリアは英国式ですので、地面と同じフロアがグランドフロア、1階は日本でいう2階にあたります)にあります。この扉の向こう側がラウンジ、ルームキーをかざすと扉があき、中に入ることができます。
新ラウンジは、ソファやテーブルなどが新しくなり、内装も今どきのものにかわり、スタイリッシュになった感じがしますが・・・
広さは以前の半分ほど、そして、窓のない空間になっていました。以前の36階ラウンジは、QVBやシティホールを見下ろす眺めの良い場所にありましたので、ラウンジの雰囲気の違いにがっかり。
そして、ラウンジスタッフが入り口の1人だけ、それもイスタッフがいる時間は、朝食と夕方のカナッペサービスの時間帯のみとラウンジサービスのレベルが大幅に低下、顧客のサポート「コンシェルジュ」のサービスはほとんど行われなくなっていました。
その晩、海外のブロガーさんやホテルラウンジ愛好者の意見交換サイトを覗いてみると、ヒルトンシドニーのエグゼクティブラウンジの改装とサービス変更については、相当酷評されているのとわかりました。「2度と使わない」「滞在するならばエグゼクティブフロアにしない」「他のホテルチェーンに乗り換える」等々厳しいコメントばかり。このサービス内容なら改悪と受け止める人が多いのも納得、厳しいコメントをされる気持ちもよく良くわかります。
ヒルトンのラウンジサービスはコロナ禍で休止、縮小され、その後サービスの復活がないのかなと待ちわびていただところですが、完全復活したホテルは少なく、残念でなりません。「せっかくダイヤモンドメンバーになったのにこのサービスかあ」夫婦で落胆しているところです。
ヒルトンシドニー1階の新エグゼクティブラウンジ内の様子は、シドニー旅行記で詳細を紹介する予定です。
参考までに、以前エグゼクティブラウンジが36階にあった時のサービス内容は過去のブログ記事をご覧ください。



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