高級食パンのブームが長いこと続いていますが、耳まで柔らかい「生食パン」なるジャンルの食パンも市民権を得たのか、あちらこちらで見かけるようになりました。四ツ谷駅近くにも、高級「生」食パン専門店「乃が美」がオープン、初日に買いに行ってきました。
伺ったのは昼休みの12時半過ぎ。店頭には5人ほどの行列が出来ていました。コロナ禍の感染拡大防止の一環で店内に入れるのは1組だけに制限されていることも行列の要因。行列は長くとも、進むのは早く5分ほどで購入できました。(写真は、お客さんが並んでいない別の時間帯に撮影したものです)
定休日はなく、日曜日も営業しています。このあたりでは日曜日に休業するお店も多いのでうれしい限り。そして、年内は31日まで営業、新年は3日から営業するとのことでした。
美味しい食パンは美味しいとは思いますが、「乃が美」や「に志かわ」、「セントル ザ・ベーカリー」など、1斤400円程度とお高め、スーパーマーケットで販売されている大手ブランドの食パンとの価格差が大きいので、買うのはやはり躊躇してしまいます。
「乃が美」はYahoo!の検索大賞を受賞しているとのこと、相当な話題だったのですね。
パンが入っていた袋には「年越し 高級「生」食パン」の文字。年越でパンというのは、あまりなじみがありませんが、年越に蕎麦ではなく、パンを食べるのでしょうか。
中には食べ方の案内が入っていました。4日間はそのまま食べられるとのこと、せっかくなので毎日1枚づついただいて味わいの違いを楽しんでみたいと思います。
早速初日のお味見です。1斤を4枚に切るつもりで1枚分を切ってみました。
耳まで柔らかいというコピーはまさにその通り、パン切りナイフを使っても切るときにつぶれてしまうのではと思うほど柔らかいのに驚きました。
クラムはみっちりと目が詰まったタイプ、しっとりしているのが切った時にわかりました。
「最初にそのままちぎって」の案内通り試してみると、甘い味わいの食パンであることがわかりました。耳まで柔らかいというのはその通り、香ばしさがある耳ですが、柔らかく食べやすいものハード系が好きなわが家には物足りないと感じてしまうほどのやわらかさでした。
4枚切り相当の厚さの食パンを夫婦で分けていただいたのですが、するっと食べてしまったほどの食べやすさ、ほんのり甘くてしっとりしているのが美味しいと思った点、「生」食パンというネーミングの理由はいただいてみてわかりました。
2日目以降は味わいが変わるということでしたので、翌日の夜もいただいてみると、前日よりも生地がしっかりしたのか切りやすくなっていましたが、ふんわりした食感と甘みは変わらず食べやすくなったように感じました。
いろいろな食パンをいただきましたが、確かに美味しいと思うもの。普段使いは難しいですが、1枚100円程度と考えれば、価値はあるかと思いました。ナショナルブランドの200円以下を選ぶか、400円程度の高級食パンを選ぶか迷いどころですね。他の有名食パンも試してみたいと思っています。
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