2024年5月全日空ANA羽田ーシカゴ(HND-ORD)ファーストクラス【搭乗記】THE Suiteでくつろぎながらシカゴへ

エアライン

往路シカゴへのフライトは羽田発。予約時に機材予定が決まっているものの、半年以上先のことで機材変更になることも多いので、直前まで期待せずいました。最終的にアサインされたのは、B777-300ER、現在運航されているファーストクラスシートの中では最新の「THE Suite」になりました。

この機材は、2022-23年の年末年始にシカゴに出かけた時と同じもの、個室タイプの機材でゆったり過ごせるので、うれしいところ。

搭乗時刻近くに搭乗口に行ってみると、これから搭乗が始まるところ、優先搭乗のお客さんの案内が終わった後、ファーストクラス、ダイアモンドメンバーから搭乗が始まりました。

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レイアウト

ファーストクラスは機体最前部に8席のみの配置

 

どの席に座っても快適さに違いはありませんが、シカゴ行きは、出発も到着も日中となるフライトですので、離発着時の風景が眺められる窓際がおススメ。二人とも窓側にしようと思ったのですが予約の時点ですでに予約がぽつぽつと入っていて、前後に並んでの窓際が確保できず、夫は窓際、妻は通路を挟んで隣の内側の席を予約。

搭乗してみると、珍しくファーストクラスが満席でしたので、近くの席にしておいて正解、夫とも旅行先でのプランなど相談しやすく機内でも楽しく過ごせました。

「THE Suite」の座席はドア付きの個室、サービスのない時間は扉を閉めておくと周囲から隔離され、プライベートが確保されるようになっています。

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座席

妻は内側1Dの席に座りました。

液晶画面は、43インチの4Kディスプレイ、全面がディスプレイで見やすく、個室にして映画を見ていると大画面で迫力があり没入できます。

シートは適度な広さ、硬めの座面で座り心地よいもの。シートには、あらかじめ、枕、ブランケッがセットされています。

座席がゆったりしているので、通路が狭く見えます(笑)

コントローラーやボタン類は手元近くにあり、ほとんどの操作が手元で完了します。

座席の詳細は、ANAホームページに情報が掲載されています。

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アメニティ

機内に用意されているアメニティはこだわりのもばかり。

ディスプレイの下には、スリッパ、リラックスウエア、カーディガン。スリッパとリラックスウエアは使用後お持ち帰りできます。着心地がよいので、出張中愛用される方も多いとお聞きします。

ブランケットは、「テネリータ」のもの。とても軽く暖かいお品、軽いので掛けているのをわすれてしまうほど。柔らかい手触りも心地よく、さすがと思うアメニティのひとつ。

アメニティはクローブトロッターからエッティンガーに更新、今回はエッティンガーのパープルのデザインの方にあたりました。プラスティック使用削減の観点で包装はなしの状態、そのままで手渡しされましたが、気にならないものですね。

中身は、センサイブランドのローション、クリーム、リップクリームのほか、エッティンガーのカードケース、ANAオリジナルのエコバッグが入っていました。エコバッグは飛行機が小さく描かれた素敵なお品、普段使いができるものでちょっと嬉しい。

一般的には、ソックス、アイマスク、歯ブラシなどが入っていますが、それらはアメニティとは別にCAさんがカゴに入れて配っておられました。必要なものだけいただく方式にすることで余分な廃棄は防げるのかなと思いました。

機内で履くソックスは便利なのと、CAさんからマスクを薦められたので、マスクをいただき、機内で使わせてもらいました。

ヘッドフォンとWi-Fiカードの用意もありました。2024年7月からはビジネスクラス以上は国際線Wi-Fiサービスが無料になりましたが、搭乗時はまだ有料、ファーストクラス搭乗者には接続用のカードが無償配布され、サービスが利用できるようになっていました。

機内でWi-Fiが利用できるのは大変便利、お陰で機内ではシカゴの観光に必要な情報を調べていました。

ヘッドフォンはソニー製のもの。

使い方はマニュアルを読まないとどこにスイッチがあるのかわからない位シンプルなデザイン、「クイックアテンション」などは全く気が付かず・・・読んで理解しました。デザインより一瞬、コードレス?と思ったのですが、有線でした(泣)

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お手洗い

前方2カ所にあるお手洗いは、ファーストクラス顧客専用、ほぼいつも空いていて希望のタイミングで利用できる状態。

他の航空会社にあるような化粧品の類はありませんが、いつもきれいな状態で保たれていました。

置かれていたのは歯ブラシセットにボディフェィスシート、マウスウォッシュ、いずれもANAオリジナルのもの。ラウンジなどでもよく見かけるお品です。

手を洗ったあとはペーパータオルかコットンタオル。ファーストクラスのお手洗いには良くタオルが置かれています。

床やパネルの素材も他のクラスとは異なるもの、こういった点でも落ち着ける雰囲気になっています。

そしてウォシュレット付き。機内でも日本の標準サービスが行き届いています。

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ベット

この日は、満席なので、他の席にベッドを用意してもらうサービスはなく、自席のセッティングを変えてもらいます。

妻は結局ずっと起きていたので、ベッドにはせず過ごしましたが、夫はお着替えした時にCAさんから声掛けされたようで、ベッドメイキングしてもらっていました。

座席をフルフラットにしてマットを敷くと簡易ベッドに早変わり。シーツの糊が効いていてひんやり気持ちよく、数時間は眠ったとのこと。ここで休んでおくと1日目の体が楽になります。


流石に快適な座席でフライト時間の12時間はとても短く感じるもの。食事をして調べ物をして、ドラマや映画を見ているとシカゴへ到着するその位のイメージ。毎回ファーストクラスを利用できませんが、やはり価値あるサービスなのだと思いました。

アップグレードポイントの消化はやはりファーストクラスへのアップグレードに使うのが価値ありと感じました。

機内食の様子は次の記事で紹介します。

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