日本へ帰国するフライトは、アップグレードリクエストが早々に通っていたので、当日までのドキドキ感はなく、安心して帰国日を迎えました。
搭乗時刻までゴールデンラウンジで過ごし、搭乗口に向かいました。
搭乗した機材はスタッガードの座席、どの座席も独立感があってくつろげるもの。ただ、夫婦で横並びに座っても離れている感じがするため、隣同士に座るメリットがなく、夫婦ともに窓寄りの1人席に座りました。
長距離路線ではないので、エッティンガーのアメニティはなく、最小限のアメニティが入ったきんちゃく袋のみ。
搭乗後、手荷物を整理して所定の場所に収めて席に着いた頃、メニューとおしぼり、水が配られました。
最近のおしぼりはタオルではなく不織布のもの。ビジネスクラスでは厚手のものというのが違うくらい。
さらにしばらくすると、ウエルカムドリンクが配られました。この日用意されていたのは、グアバジュースと緑茶、夫はグアバジュースを選んでいたようです。
後はくつろぎながら日本に移動できます。
フライトは定刻通りに動き始め、滑走路に向かいました。
離陸後すぐに見えたのは、プトラジャヤ周辺。プトラジャヤは、クアラルンプール近くに作られた政府機関が多数ある「行政都市」。新たに開発された地域のため、きれいに街並みが整備されています。
中央に見えるが、ピンクモスク。空港から近いので一度は行ってみたい場所、少々不便でまだ実現できていません。
水平飛行に入るとほどなくドリンクサービスが始まりました。夫はペリエ。
アミューズは、チキンレバーのタルト マンゴーソース と2種のドライフルーツ・チェダーチーズ。ドライフルーツにチーズの組み合わせが美味しく、夕食が待ち遠しくなります。
妻は温かい緑茶をいただき、ほっと一息。
夫は物足りなかったのか、スナックミックスも。
食事は、予定通り、妻は和食、夫は洋食を選びました。
機内食-和食
前菜、小鉢、酢の物
前菜と小鉢、酢の物が一緒に運ばれ来ました。
前菜:玉子焼き、海老芝煮、キアスパラガス巻き、中華くらげ
小鉢:海老真丈と野菜の炊き合わせ
酢の物:サーモンと蛸の酢の物
主菜
主菜は、鶏味噌漬け焼き。ご飯、味噌汁、香の物が付きます。
久しぶりに和食をいただいたので特に美味しく感じます。海外発でもきちんとした和食の機内食があるのはうれしい点。外資系のエアラインでは、少々怪しい和食だったりすることが多いのに比べると、雲泥の差。
帰りの機内で和食をいただくと、ほっとするもの。今回も美味しくいただきました。
洋食
アペタイザー
アペタイザーは海老のマリネヨーグルトミントドレッシングとタイ風ビーフ、主食はカイザーロールが用意されていました。
さっぱりとしたお菜、少し辛めのヨーグルトソース、アスパラガス、トマトなどと一緒なっているので、豪華なサラダです。
主菜
主菜は、牛フィレ肉のステーキグレイビータイムソースかサーモンのチョイス、夫は迷わずステーキを選んでいました。
いつもながら焼き加減が良く美味しかったとのこと。
デザート
妻は、クリームチーズキャロットケーキとフルーツ。キャロットケーキの上の白い部分はてっきりアイシングだと思ったのですが、クリームチーズ。甘すぎずさっぱりとした味わいになるのはよいのですが、この組み合わせは何とも言えないお味。
フルーツは甘くて◎、お代わりしたくなるお味でした。
夫はチーズクラッカーとフルーツ。
アミューズの内容とかぶっているとは思わず・・・まさか同じ組み合わせとは思いませんでした。
食後はミルクティをいたき食事を終えました。
その後は、写真の整理などや、映画鑑賞などをしながら過ごしていると眠くなり、少しだけ眠りにつきました。
到着前の軽食
夕食は要らないかなと思っていたのですが、時間が経つと何か食べたくなるもの。
一風堂 プラとん
妻は、一風堂のラーメンに惹かれ、夕食の時間にオーダー。普通の豚骨ラーメンに見えますが、これ植物由来のもので作られたプラントペースのもの。
わざわざプラントベースと言われなければ全く気が付かないと思うくらいの豚骨感。濃厚なスープが美味しく、完食してしまいました。
アイスクリーム
夫はアイスクリームとミルクティ。アイスクリームは東南アジア各地で見かける「Wall’sウォールズ」ブランドのもの。ハーゲンダッツを期待していたので、少し落差があったようですが、濃厚なバニラで美味しかったとのこと。
ANAの機内食は海外発でもしっかりした和食。海外からの帰国便で美味しい和食がいただけるのがうれしく、懐かしさもあってつい和食を選んでしまうもの。
機材もサービスも心地よく、くつろぎながら日本へ戻ることが来ました。
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