2024年9月アシアナ航空ニューヨーク-ソウル仁川(JFK-ICN)ビジネスクラス【搭乗記】深夜出発でも搭乗直後に機内食サービス、夕食の後はフルフラットで熟睡、起きるとソウルの快適フライト、

エアライン

ニューヨークからの仁川までのフライトもアシアナ航空のビジネスクラスを利用しました。搭乗時刻近くに搭乗口に行ってみると、搭乗が始まるところ。搭乗口付近には複数の乗客が集まり始めていました。

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レイアウト

復路も往路と同じA350-900の最新機種、座席は「ビジネススマーティウム」でフルフラットになるので深夜出発でもゆっくり休めます。

往路は昼間のフライトで窓側の1人席に分かれて座りましたが、復路は深夜発、ゆっくり眠れるよう中央の2人席、通路から離れた座席同士の距離が近い席を予約しました。

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座席

座席の間隔はこの位、通路から奥まった2人席は通路からわずかですが離れているので落ち着けるもの、夫婦ならば座席が近くで隣り合っていても気になりません。ゆっくりしたいときには中央2人席かなと思いました。

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アメニティ

アメニティ類はあらかじめ座席にセットされていました。

用意されていたのは、スリッパとアイグナーのポーチ。往路ではポーチがこげ茶でしたが、復路はベージュ。中身は同じアイグナーの化粧品入りでした。

その他、ミネラルウォーターとヘッドフォンが用意されたというのも往路と同じ構成です。

復路は深夜便でしたので、パジャマの用意などがあるかなと期待していましたが、紹介したもの以外のアメニティはありませんでした。

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機内食

ニューヨークからソウル仁川までは、15時間ほどの長時間フライト、機内食のサービスは搭乗直後のディナーと、到着前の朝食の2回。深夜出発のフライトでは、機内食のサービス時間を出発地や到着地の時間帯に合わせて工夫する航空会社が増えてきましたが、アシアナ航空は深夜出発でも搭乗後すぐにしっかりした食事のサービスがあるようで、食べるかどうか悩むところ。

もちろん、食べないという選択肢もあるのですが、長時間のフライトなので食べておかないときっと空腹で耐えられないかもと考え、いただくことにしました。

機内食メニュー

メニュー冊子はドリンクと食事の2部構成。機内食の内容を紹介すると・・・

ディナーの選択肢は、韓国料理と洋食。韓国料理は、ビビンパプの一択。

洋食は、ビーフストロガノフかチキンシチューからと、複数のメニューがありました。

その他、フライト中の軽食として、チーズクロワッサンサンド、フルーツ、韓国ラーメン、ポテトチップの用意がありました。

そして、朝食は、ビーフブロシェット、マッシュルームカネロニ、ブロッコリーと海老のお粥という選択肢、利用頻度の少ない航空会社ではメニューの名前だけではどんなお料理か想像できない・・・ちょっと迷いました。

以下、いただいた機内食を紹介します。

ディナー(韓国料理 ビビンパプ)

妻は、往路の機内食でいただいた「サムパプ」が美味しく、「アシアナ航空だから、やっぱり韓国料理が美味しいのでは」と、復路も韓国料理を選びました。

最初に前菜が運ばれてきました。野菜のロール、深夜でも胃腸に負担なく食べられる優しいお料理です。

続いてビビンパプのセットがトレーに乗って供されました。

ビビンパプは、ご飯とナムルとキムチなどが別添えで盛り付けられています。肉みそを囲むようにナムルがきれいに盛り付けられています。色合いにも気遣いがあり美味しそうです。

添えられていたのは、海藻と野菜入りのスープ、辛いかなと思ったのですが、全く辛くないマイルドなお味、薄めの味付けだったので好みのお味。

そのほか、定番のキムチに卵焼きと韓国の定食屋さんのようなメニュー構成です。

添えられている調味料はごま油。ナムルはごま油たっぷりで風味豊かでしたが、追いごま油ができるようになっているもの。周囲の席からはごま油のいい香りが漂ってきて、刺激されます(笑)ごま油を一振りするだけで、ググっと美味しくなります。

デザートは韓国菓子が2種類。ちょっと不思議なお味でした。

さらに洋食メニューにあったデザートも勧められ・・・思わずお願いしてしまったもの。グリーンティティラミスとのことでしたが、抹茶味は薄めでした。

ディナー(洋食 ビーフストロガノフ)

夫は洋食を選択しました。

最初に前菜です。ロブスターとサーモンとメニューにありましたが、ボリューム満点のサラダでした。

特に美味しかったのは立派なサイズのロブスター、カクテルソースでいただくと至福、最初からボリュームがあります。

メインはビーフストロガノフ、しっかり煮込まれていてほろほろの牛肉が美味しく、完食していました。

食事の後には妻と同じグリーンティティラミス、夫も勧められていただいていたようです。

朝食(ビーフブロシェット)

最初の食事の後は熟睡、朝食サービスが始まるまで目が覚めることはありませんでした。

食事の準備をする音で目覚めると、テーブルセッティングがすぐに始まりました。

最初に用意されたのはフルーツとヨーグルト。目覚めのフルーツはうれしく、適度に冷えていて甘いフルーツは目覚めのジュース代わり。

ヨーグルトはアメリカでおなじみの「UPSTATE FARMS」のもの。ユナイテッド航空の機内食でもよく登場するお品、もったりとしたヨーグルトの中にバナナといちごソースがあらかじめ混ざっているタイプのヨーグルトです。

パンは何種類か用意があり、クロワッサンを選択。さっくり感が少な目ですがバター多めで風味は豊かでした。

妻はメインにビーフブロシェットをチョイス。「串焼き牛肉ってどんなお料理?」と思ってオーダーしたのですが、形は想像通り、ただ、ソースが甘酸っぱい醤油味で想定外。ソースがいまひとつでしたが、牛肉そのものは美味しく、ソースを避けながらいただきました。

食事と一緒にミルクティを。カップにはレースペーパーが引かれているのはアシアナ航空の標準サービスなのですね。

朝食(マッシュルームカネロニ)

夫は別メニューを選びましたが、最初のセットは妻と同じものが用意されました。

パンはデニッシュを選択。こちらもバター感がよく美味しいもの。

メインはカネロニ。チーズ風味のマッシュルームが入ったクリームソースが美味しく、パンと一緒にいただく朝ごはんにはぴったり。朝食メニューの中では、こちらを選ぶのが正解だったようです。

朝食サービスが始まる頃には日本上空を飛行中。ここからソウルまではあと1時間と少し。15時間と長いフライトでしたが、長いと感じることもなく、しっかり眠りつつ機内食も楽しめ、フライト中もゆったりと過ごせて快適でした。

ニューヨークからの帰りのフライトが深夜発になるのはあまりうれしくなかったのですが、当日は夜まで観光できることや、乗ってからの過ごし方を考えると目いっぱい遊べて体に優しいプランだと思いました。機内で熟睡できたおかげでニューヨーク観光の疲れも半減、フルフラットの座席でよかったと感じました。


2024年9月ニューヨーク旅行の記事は、旅行記でスケジュールとともにまとめて紹介しています。↓

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