搭乗時刻になりスポットに向かうと搭乗する機材が見えました。シンガポール航空のA380に搭乗するのは初めてでとても楽しみにしていました。
座席レイアウト
A380は総2階建ての機材、シンガポール航空の場合はアッパーデッキにファーストクラスとビジネスクラス、ローアーデッキにプレミアムエコノミーとエコノミーが配置されています。
ビジネスクラスは1-2-1の配列、シンガポールからシドニーは深夜発の夜行便でしたので、夫婦で中央の2人席に横並びで座ることにしました。
中央の2席の座席の間はパーテーションがありますが、高さが変えられ、一番下までおろすと1つのコンパートメントのような空間になり、過ごしやすくなる工夫がされてます。
パーテーションの高さはこの位、会話はしやすく旅行の予定なども話せるのがよい点。
さらに、中央席の最前列は、ダブルベット仕様で足元の空間が一体化、さらに過ごしやすくなっています。この座席の予約をしたかったのですが、すでにアサインされてしまっていて予約できず、普通の横並び席に座りました。
(なお、帰りのシドニーーシンガポールのフライトもA380、幸運にもダブルベットの席が予約できましたので、帰りの便の搭乗記でシートの詳細を紹介します)
食事を終えた後ベットメイキングしてもらった状態です。完全なフルフラット、前後の間隔も相応にありますので、小柄な私たち夫婦にとっては充分なベットでした。
中央よりのスペースが前の座席に食い込むようにとられていますので、少し斜めに体を置けば足元のスペースがさらに広がります。斜めになれば大柄の方でもあまり不自由ではないのではと思います。
離陸前のサービス
座席について身の回りの物を片付け終えた頃、ウエルカムドリンクが配られました。
夫婦ともにオレンジジュースをいただきました。
ディスプレイ脇の小物入れの前にはちょっとしたスペースがあるので、ドリンクなどが置けて便利でした。
アメニティは基本リクエストベースですが、深夜便ということもあり、スリッパとソックス、アイマスクが配られました。シンガポール航空のブラウン色のもの、シックな色合いで、機内で使用した後、持ち帰り、シドニー滞在中にそのまま使っていました。
機内食
深夜便でしたが、フライト時間が7時間超でしたので、搭乗後と到着前の2回のサービス。2回目のサービスはパスする方も多いのか、搭乗後2回目の機内食を食べるかどうかの確認がありました。我が家は夫婦ともに「Book the Cook」で予約していたので、到着前に眠っていたら起こしてもらうようお願いしました。
メニュー
機内食のメニューは座席にすでに置かれている冊子、最初の機内食サービスがディナー、少し豪華な内容になっています。
カナッペとして、シグニチャーメニューのチキンサテが提供された後、アペタイザー、メイン、デザートのコース仕立て、インフライトメニューのメインは以下の3種類からの選択でした。
Braised Beef Short Rib
Black Bean Chicken
Gosht Biryani
カナッペ
最初にドリンクサービス、シャンパンの味見をすすめられ、少しだけいただきました。ファーストクラスの上等なシャンパンを開けたとのこと、ビジネスクラスのお客さんへもおすそ分けでした。
チキンサテは香ばしい良い香り、ピーナッツの甘目のソースが美味しく、あとをひきます。
アペタイザー
チキンサテを食べ終えるとテーブルセッティングがされました。
テーブルにナプキンをひくと、期待が高まってきます。
■ Marinated Prawn Salad with Cucumber
海老ときゅうりのサラダです。
大振りの海老が3尾、酸味の効いたソースがよく合うさっぱりしたサラダです。
パン
パンはリベイクされたものが数種類、パンバスケットを持ったCAさんがいらして、好みのパンをいただきます。夫は、黒ゴマの乗ったハード系のパンを選んでいました。
妻は、シンプルなテーブルロールに。パンのお供はバターとオリーブオイル、好みに合わせて楽しめます。
メイン
■ Lobster Thermidor
「Book the Coock」で予約したロブスターテルミドールをいただきました。この日は夫婦の好みが一致、二人とも同じメインでした。
立派なサイズのロブスターを使って、ベシャメルソースで和えた身をバターとチーズたっぷりで焼き上げたもの、ロブスターの身をしっかり味わえるサイズ、食べ応えがありました。
ロブスターが美味しいのはもちろん、付け合わせのアスパラやカボチャ、ポテトも美味しく、これは驚きました。
デザート
デザートはインフライトメニューから選びます。
この日のラインナップは、
Lychee Lime Raspberry Cake
Ice Cream
からの選択、このほか、チーズやフルーツの盛り合わせもあり、深夜便で軽くと夫はフルーツ、妻はフルーツにアイスクリームもいただきました。
■ Ice Cream
ショコラで生クリームがサンドされた軽い味わいのアイスクリーム、くちどけがよく濃厚ではなかったのでぺろりといただけました。
■ Selection of Sliced Fresh Fruits
シンガポール発で美味しいフルーツがいただけるのはうれしい点、さっぱりとした甘さを楽しみ食事を終えました。
食事の後は、座席をフルフラットにしてすぐに就寝、明日からのシドニーに備えました。
到着2時間前にCAさんからお声掛けがあり、2回目の機内食サービス。
最初にカフェラテをいただき、目覚めようとしましたが、3時間ほどしか眠れず少し寝不足。
妻も同じことを考えたいたようで、コーヒーで目を覚ましました。
2回目の食事も「Book the Coock」で事前予約したもの。チャーハンを選んだところ、卵チャーハンと野菜炒めのあんかけが添えられたものでした。
事前予約していたので食事をいただきましたが、短めのフライト、深夜の時間帯ということもあり、2回目の食事は予約しておく必要はなかったかなと思いました。その時の状況が読みにくいので、予約しておくかは迷うところですが、特定のメニューを食べてみたいと思うとき以外は、2回目の食事は予約しておかないようにしようと思いました。
フライトはほぼ定刻、予定通りシドニーに到着しました。
7時間余りのフライトで実際に眠れたのは3時間ほど、少し寝不足。シンガポールでラウンジの滞在時間が確保できるようでしたら、搭乗前にラウンジで食事を済ませ、機内では眠ることに集中した方が次の日が楽かなと反省。次回のシドニー旅行では変えてみようと思います。
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