今回のシドニー旅行のバンコク乗り継ぎでは、2019年10月にオープンしたばかりの「ロイヤルオーキッドラウンジ」も利用しました。
新しいロイヤルオーキッドラウンジは、コンコースDの中央部、出国審査後階下に降りてすぐ、1番行きやすい場所にあります。
広さは2,000㎡超ととても大きなラウンジ、同じコンコースDにあるロイヤルシルクラウンジと並ぶ、広いラウンジです。
特にわかりやすい表示がなく、ここまで来ても最初はここが「ロイヤルオーキッドラウンジ」であることがわかりませんでした。
入口の扉が開くと受付のカウンターが見え、「ロイヤルオーキッドラウンジ」の表示が見えました。
こちらで搭乗券を見せて中に入ります。もともと、右側がビジネスクラス向け、左側がファーストクラス向けと分けて運用されていたそうですが、どちらも使えるとの案内でした。
なお、「ロイヤルオーキッドラウンジ」の入室条件は、ホームページの記載によれば「ロイヤルシルクラウンジ」と同様でしたので、タイ国際航空をはじめとするスターアライアンス系航空会社のビジネスクラス、ファーストクラスの搭乗券を持っているか、スターアライアンス系航空会社の搭乗券とスターアライアンスゴールド資格を持っているかで入室できるとのこと。
「ロイヤルオーキッドラウンジ」と「ロイヤルシルクラウンジ」のサービスの違いは判りませんでした。
入口には大きなクリスマスツリーが飾られています。
ソファエリア
入室したのは午前中、ほとんどお客さんがいない時間帯で、お客さんよりもスタッフの数が多いのではと思うくらい。
グリーンをあしらった壁が落ち着ける雰囲気です。
ソファの他、長テーブルにハイチェアの席もあります。
ダイニングエリアの近くには食事がしやすいテーブル席もあります。
雑誌・新聞
雑誌類は、タイ語、英語、中国語、あいにく日本語はありません。
新聞も同様、日本語がなく、帰国便の時には読みたくなるでしょうから、少々残念です。
ビジネスコーナー
ソファエリアの一部にPC(マック)が設置されていました。プリンタも置かれていて便利です。
洗面・シャワールーム
洗面所は床も洗面台もマーブルが使われていて豪華です。
THANNブランドのアロマウッドの香りが広がっているのも落ち着けます。
シャワールームもあります。到着したばかりで使うニーズがなかったので、今回は入口だけ。新しいラウンジですので、中も快適だと思います。(多分)
ブッフェコーナー
一番驚いたのは、ブッフェコーナーのお料理の種類。バンコクの航空会社ラウンジの中では最も充実した内容です。
ダイニングエリアには、お料理が並ぶブッフェ台の他、ライブキッチンでオーダーして作り立てのお料理をいただくこともできます。
午前中早い時間に並んでいたお料理の様子を紹介します。
コールドミール
サラダバーの野菜、ドレッシングは種類豊富。
パン
クロワッサンにデニッシュ、マフィン、そして、朝食の時間帯だったからか、パンケーキもあります。
サンドイッチもあります。
揚げパン(油条)や、パイ、キッシュなど。
キッシュは2種類(ハムとほうれん草)あって、温かい状態で供されていて美味しそう。
ホットミール
朝食メニューの定番、目玉焼き、ハム、ベーコン、ソーセージがメイン。
そのほか、保温容器の中には、中華料理、タイ料理がいろいろ。写真にはありませんが、焼売、肉まん、餃子などの点心類もありました。
ドリンクバー
ドリンク類は、ジュースなどの冷たい飲み物の他、コーヒーマシンがあり、自分で淹れたてを作れます。
ジュース用のグラスがきれいでした。
デザート
タイ国際航空ケータリングのロゴが入ったアイスクリーム。てっきり、ハーゲンダッツなどを使っているのかと思っていたので、自社製だったのを見て驚きました。
甘そうなカップケーキがいろいろ。
クリスマスシーズンなので、トナカイやサンタのチョコレートプレートが乗ったものもあります。
チョコレートケーキもクリスマス仕様。同じスイーツでもかわいらしいですよね。
タイの伝統的なお菓子「Luk Chup(ルークチュップ)」もあります。
このほかクッキーがあって、自由に好きなスイーツ類を楽しめます。
ブッフェコーナーは左右のエリアにあり、どちらもほぼ同じ内容ですが、若干右のスペースの方が広いのでお料理の種類が多いような気がします。あまりにも多くてすべてを写真の撮影ができませんでした。
最後に
新しくて、広くて、お料理の種類も豊富、シャワールームもありと魅力的なラウンジでサービスのバランスが取れています。
スターアライアンスゴールド保有者がステーアライアンス系航空会社を利用する場合、利用するラウンジに迷うようであれば、こちらのラウンジを利用するのがおすすめ。
コンコースDにあるので、コンコースD以外のコンコース利用者であっても搭乗口までの時間は同じくらい。自分が利用するコンコースの反対側に位置する遠いラウンジを使うことを考えると、出国審査を通過した後、すぐ階下にあるので便利かなと思います。
広いラウンジなので、ロイヤルシルクラウンジよりもあまり混まないのではないかと思われます。別の時間帯にも利用して確認してみたいと思っています。
(その後、コロナ禍の影響か、バンコクスワンナプーム国際空港にあるタイ国際航空のラウンジは一時休止中、バンコクに行く機会があっても使えないかもしれませんので、最新の営業状況の確認をお勧めします。)
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