北京からサンフランシスコのフライトは、「Premium plus」のチケットを予約し、GPU(グローバルプレミアアップグレード)を使ってアップグレードリクエストを入れていたところ、早々にアップグレードが確定、ポラリスビジネスクラスに搭乗しました。
本当は「Premium plus」のサービスに興味があり、体験してみたかったのですが、アップグレードされたので今回は見送りです。
このフライトを利用するのは中国の方が多いのかなと思っていましたが、欧米人が大半、やはりアメリカ系の航空会社と思いました。
機材は、最新のスタッガード型のもの、まだ使われ始めてから日が浅いので、機内設備がとてもきれいです。(いつまでもこのまま維持されるといいのですが・・・)
北京からサンフランシスコまでは、11時間程の長時間フライト、今回はサンフランシスコでの観光プランの相談がしやすいよう中央の2人席に並んで座りたいと、アップグレード確定直後に最前列の中央2人席にシート予約をしました。
各座席には、枕、掛布団などの寝具とアメニティがセットされていました。低反発枕には「United Polaris」のロゴが輝いています。
キャビンの前方の壁にも「United Polaris」のロゴ付き。全体にグレーで統一されているのは落ち着き感があってよい雰囲気。
座席に脇には小さな台があり、小物入れとスタンドも付いています。日系航空会社の「かゆいところに手が届く」サービスに近づいてきました。
小物入れの中には、ノイズキャンセリングヘッドフォンとミネラルウォーターがセットされていました。ミネラルウォーターは「ネスレ」のもの。
アメニティは2019年4月に「SUNDAY RILEY(サンデーライリー)」のスキンケア製品が入った新しいバージョンに変わりました。中身はブログ記事で紹介しています。
中央のふたり席は、隣席と接近している列と、離れた列があり、座ったのは隣席と接近した列。スクリーンの位置を見ても、すぐ隣にあるのが分かると思います。座席が接近している一方、通路側からは少し奥まっていますので、夫婦で隣同士に座れば、夫婦の個室風に利用することができます。
ちなみに、知らない方と隣り合わせになる場合には、隣席との間に仕切りを立てることもできます。席と席の間にあるこのボタンを押すと・・・
仕切り板が立ち上がり、臨席と隔てられます。仕切り板をたてると閉鎖的な空間になりますが、かえって落ち着けるかもしれません。
今回はフライト中ずっと仕切り板は下げたままにしておきました。隣席と近いので話がしやすく、機内食をいただいたときにはお料理の交換が出来たりと、夫婦で座るには便利な席でした。
今回、座席周りで一番便利だと思ったのは、スクリーン下にタブレット収納場所とその横にUSBのアウトレットがあったこと。PCやスマートフォンなどフライト中に充電するのにちょうど良い位置関係、フライト中に機器類を置く場所に苦慮しているので、ここに置けるのは使いやすいと思いました。
フライト中に機器類はすべて満タン充電しておきしておきました。
新しい機材に夫婦で使いやすい座席に座ることができ、11時間のフライトは快適に過ごすことができました。景色が眺められる窓際の席もよいですが、夫婦ふたりの世界になるこの中央の2席の使い勝手もよく、状況によって使い分けすればよいかなと思いました。
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