ユナイテッド航空の新しいラウンジ「ポラリスラウンジ」は、ユナイテッド航空またはスターアライアンス航空会社の長距離国際路線のファーストクラスまたはビジネスクラスを利用する時にのみ利用できる特別なラウンジ、マイレージプラスプレミア1Kなどの上位ステータスを持っていても利用できません。
プレミア1Kステータスの場合、日頃利用するクラスに関係なく「ユナイテッドクラブ」を利用することができるので、特に不自由がないのですが、「ポラリスラウンジ」はファーストクラスかビジネスクラスを利用する時にしか利用できない特別感のあるラウンジ、各地で利用したいと思ってもなかなか機会がなく、これまで利用したことがあるのは、サンフランシスコとヒューストン、ニューアークだけ。
サンフランシスコとヒューストン、ニューアークの「ポラリスラウンジ」の様子は、旧ブログ「プリンセスマイラーの正しい休日の過ごし方」で紹介しています。
2020年1月のフィラデルフィア旅行では、往路の成田→シカゴのフライトをグローバルプレミアアップグレードでポラリスビジネスクラスにアップグレード、国内線乗継でシカゴオヘア空港を利用した折、ポラリスラウンジを利用しました。
ポラリスラウンジの場所
ユナイテッドポラリスラウンジは、シカゴオヘア国際空港のターミナル1のCゲート中央部C18の近くにあります。
ターミナル1のメインはBゲート、Cゲートには地下通路を通って移動します。地下通路はおなじみのネオンが光る通路、不思議な空間を抜け、エスカレーターで上がると、ほぼ、ラウンジの前です。
シーティングエリア
ラウンジを利用したのは、夕方の時間帯、外がすでに日が落ちて暗く、ラウンジ内も照明を落として落ち着いた雰囲気。
ラウンジ内にはラウンジでの過ごし方に合わせていろいろなシート(席)が用意されています。1人サイズの囲まれたソファ席PC作業や食事ができる小さなテーブル付き。壁で囲まれた席で周囲から隔離されたプライベート感がある席です。
ゆったり座れるソファ席もあります。夫婦で利用する時にはこういった席の方が話がしやすくていいですね。(ただし、わが家は、それぞれ作業に没頭したいので、壁で囲まれた1人席ソファを利用します。
食事を楽しみたいたい時にはテーブル席もあります。
小さめですが、向かい合わせで小さい丸テーブルを囲みます。
ビュッフェエリア
ポラリスラウンジはユナイテッドクラブに比べてお食事が充実、お料理が並ぶビュッフェエリアも広く、いろいろなお料理が並んでいます。
ドリンク
温かい飲み物のコーナーです。紅茶やフレーバーティなどのお茶類はティーバックで。
コーヒーはマシンで淹れられます。
フレーバーウォーターのサーバーは華やかです。
コールドメニュー
夕食前の時間帯、軽めのものが用意されていました。サラダバーにはリーフ類、
トマト、キュウリなどの野菜のほか、チーズやベーコンビッツなど、サラダのお供も。
チーズ、ハム類も豊富。パンに野菜とチーズ、ハムを挟めば立派なサンドイッチになりそうなラインナップです。
パン、スイーツ
ラップやサブのサンドイッチも用意されていました。
サンドイッチ類の他、パンの種類も豊富、ただしラインナップは、アメリカらしい甘いパンばかり・・・
チョコレートケーキも見るだけで甘さが伝わってきます。(笑)
フルーツやムースなどもありましたので、この位で充分です。
写真撮影できませんでしたが、この他、温かいお料理も多数あり、ビュッフェコーナーだけで充分と思うくらいの品数、食事をこちらでという選択に充分応えられる内容です。
今回はフルサービスのダイニングを利用しましたので、ビュッフェコーナーのお料理はいただきませんでした。
お手洗い
ポラリスラウンジのお手洗いは、は男女兼用の広い個室タイプ。個室の中に洗面台があります。
ペーパータオルにもポラリスラウンジのロゴが入っています。
アメニティは、日本のユナイテッドクラブと同様「サンデーライリー」ブランドのもの。
ここまで広くなくてもと思う構造です。
不思議なデザインのトイレットペーパーホルダーでした。
この他、シャワールーム、仮眠室(デイベッドルーム)もあり、トランジットの間に利用できると便利な施設が揃っています。サンフランシスコ、ニューアーク、ヒューストン、そしてシカゴと「ポラリスラウンジ」を利用したのは4か所目、いずれも機能的でこれまでのラウンジ「ユナイテッドクラブ」とは一線を画するサービスが受けられました。
できることなら、毎回「ポラリスラウンジ」を利用したいのですが、利用資格の制限が高く利用しにくいのが残念。ANAマイレージクラブの「ダイヤモンドステータスの会員は「ANAスイートラウンジ」が利用できる」といったように、「プレミア1Kの会員は「ポラリスラウンジ」が利用できる」などといったサービスがあるとよいのですが・・・
なお、今回は、お食事をフルサービスダイニングでいただきました。ダイニングの様子は別記事で紹介しています。
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