2023年1月のシカゴ旅行の帰国便は、妻は全日空の直行便ファーストクラス、夫はルフトハンザドイツ国際航空のフランクフルト乗り継ぎのファーストクラスの利用と夫婦で同じフライトの予約が取れず、別々。特典旅行の成立までに紆余曲折があったことは、以前のブログ記事で紹介したとおり↓
最終的には、出発時刻は異なるものの同日出発になりましたので、早く出発する方のフライト時刻に合わせて空港に向かい、航空会社ラウンジでくつろぎながら過ごすことにしました。
最近はオンラインチェックインできる航空会社が増え、オンラインチェックインで搭乗券が入手できるので、早めの空港到着で出発までラウンジ満喫といった楽しみ方ができるようになりました。
時折、特殊な予約(一例では、往路、復路で異なる予約記録の航空券を利用するなどで片道航空券に見えるケース など)では、係員のいるチェックインカウンターでの手続きが必要で、事前に搭乗券が入手できないことがありますが、今回は、夫婦ともに無事、搭乗券が発行されましたので、出発時間の違いも気になりませんでした。
シカゴオヘア国際空港の航空会社ラウンジ
シカゴオヘア国際空港には、ユナイテッド航空のほか、スターアライアンス航空会社の自社ラウンジがあります。(正確には、「ありました」ですね)以前は、ルフトハンザドイツ国際航空もオヘア空港自社運営のラウンジがありましたが、現在はサービス休止中、利用した2023年1月時点では、ターミナル1で運営していたスターアライアンス航空会社ユナイテッド航空運営のラウンジのみ。
利用する航空会社のラウンジの有無は、各社のホームページで確認できますが、スターアライアンス各社のラウンジの有無やサービス内容、営業時間などを確認するには、スターアライアンスのホームページにある「Lounge Finder」で確認できます。
利用する航空会社やクラスを入力すると、利用可能なラウンジが一覧で表示されます。
ラウンジのファシリティ(シャワーの有無など)の情報に加え、営業状況もわかるので、とても便利。わが家は、早朝利用で営業しているかどうかや、シャワーを利用することできるかなど、この機能を使って確認しています。
コロナ禍のもと、サービスを休止・縮小する航空会社もあるので、最新の営業情報を確認しておくことことをお薦めします。
利用したのは、ユナイテッド航空「ポラリスラウンジ」
ユナイテッド航空のラウンジは、「ユナイテッドクラブ」と「ポラリスラウンジ」の2種類。「ユナイテッドクラブ」はビジネスクラスやファーストクラス利用時に加え、マイレージ上級会員や有料会員も利用できますが、「ポラリスラウンジ」は、国際線のファーストクラス・ビジネスクラス搭乗者限定、マイレージ上級会員や有料会員資格があっても利用できない、1クラス上のラウンジ。ラウンジの設備、提供されるスナック・お料理などに違いがあります。
「ユナイテッドクラブ」は常に混み合っており、座席を探すのが難しい時間帯も多いので、国際線でビジネスクラス、ファーストクラスを利用する時には、「ポラリスラウンジ」を利用しています。
今回は滞在時間が長く、シャワールーム、仮眠スペース、フルサービスダイニング「The Dining Room」を利用しましたので、何回かに分けて紹介します。
過去にシカゴの「ポラリスラウンジ」を利用した時の様子は別記事で紹介しています。
その他、サンフランシスコとヒューストン、ニューアークの「ポラリスラウンジ」の様子は、旧ブログ「プリンセスマイラーの正しい休日の過ごし方」で紹介しています。
ポラリスラウンジの場所
ユナイテッドポラリスラウンジは、シカゴオヘア国際空港のターミナル1のCゲート中央部C18の近くにあります。大きなサインが出ていますので、とても分かりやすいと思います。
ラウンジ内に入ると大きなクリスマスツリーが目に入りました。クリスマスを過ぎても、ホテルやラウンジではクリスマスツリーがあって、ホリデーシーズンらしさが残っていました。
シーティングエリア
ラウンジ内は全体にゆったりとした造り、ひとり掛けのソファーが多く配置されています。1人1人の席が囲まれたエリアもあって、落ち着いて過ごせます。
窓際からは、駐機している航空機が眺められます。晴れた日は明るく気持ちよいのですが、この日は朝から雨が降り、あいにくどんよりした空模様で残念。
空港内で働く特殊車両も間近から眺められます。この日見かけたのは、ピンク色の牽引車。ユナイテッド航空は、乳がん検診の早期受診の推進を進める活動「ピンクリボン」に賛同、ピンク色に塗装することで活動を広める意図なのだと思います。
シャワールーム
長時間フライトの前に利用したいのは、シャワールーム。ラウンジ内にあるシャワールームの受付で申し出て利用します。
利用者が多い時間帯は、順番にご案内される方式、待っている人数もわかりますので、搭乗時刻までに利用できそうかどうか、確認できます。
我が家が利用した時間帯は、お客さんがおらず、そのまま利用できました。
羽田や成田にあるANAラウンジのシャワールームより広め、大きな洗面台にお手洗いとシャワーブースがあります。
シャワールームは、壁からのシャワーと天井からのレインシャワーの2種類。シャワーの水を出すときに間違えないようにしないと、冷たい水を頭からかぶることになります(笑)
シャワーのアメニティは、サンデーライリーのもの。ユナイテッド航空のビジネスクラス・ファーストクラスアメニティで採用されている化粧品ブランドです。
シャワールームには小さいながらクローゼットがあり、洋服などはこの中に。
バスタオルは、サクスフィフスアベニューのもの。ふかふかで使い心地よいタオルでした。
シャワーの後は、ドライヤーなどもありますので、ご安心を。ただ、ドライヤーの性能はいまひとつ。日本にあるイオンドライヤーや、ダイソンのドライヤーなど高性能のものではないので、ご注意を。
仮眠スペース
夕方のフライト時刻まで時間があったため、仮眠スペースで休ませてもらいました。利用したい時は、シャワーブースと同じ受付で申し出をすればOK。スタッフさんが仮眠スペースまで案内してくださいます。
ブーズは完全な個室ではなく、ひとりずつ囲まれていますが、入口は扉がなくオープン。照明が落とされて暗くなっていますが、真っ暗にはなりません。
サイドテーブルには、目覚まし、ティッシュペーパー、ミネラルウォーター、イヤープラグ、アイマスクのアメニティがあり、自由に利用できます。
アイマスクとイヤープラグをすれば、周囲の喧騒からは隔絶されると思います。
ベットには、枕と毛布。機内で利用するのと同じサクスフィフスアベニューブランドのもの。静電気が起きやすい毛布ですが、暖かいので1枚でも充分。
ベットは完全なフルフラットではないのでくつろぐのには良いのかもしれませんが、睡眠には向きません。ちょっとだけ眠るつもりでしたが、この形だったので、眠れず・・・残念でした。隣のブースを利用していた夫はゆっくり休めたようですので、眠れるかどうかは個人差があるものと思います。
なお、仮眠スペースの利用時間は1回60分とのこと。ただし、午前中の空いている時間帯だったのか、受付のスタッフからは「空いている時間なので、長くいてもいいですよ」と言いながらウインク。お陰でゆっくり過ごせて、体が楽になりました。
フルサービスダイニング「The Dining Room」の様子は次回のブログ記事で紹介します。
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