高級食パンを売りにするチェーン店がいくつかありますが、自宅から遠い場所にあるとなかなか伺えないもの。特に人気店は行列があったり予約が必要だったりとふらっと出かけて購入するのが難しく、先日「乃が美」の食パンを紹介して以来、機会がないままでいました。
先日、たまたま金曜日夕方に新宿に出かけ、行列がなくすぐに買える機会に恵まれ、「銀座に志かわ」で食パンを購入しました。
店頭には食パンの写真とともに、WEB予約の案内が掲示されていました。WEBで予約ができると便利、確実に購入できる安心感があります。
店頭販売分があるとの案内もあります。「予約なしでも買えます」の文字も。もしかしたら、最近は行列がなくなっているのかもしれません。
店頭には、店内に入る人は1組までとの表示があり、コロナ対策もきちんとされていて、安心して利用できます。
お馴染みの紙袋に入っています。
店頭で購入したのは17時半過ぎ。その時点でまだ20袋以上あり、まだまだ残っている状況、行列して数時間待って購入していた頃に比べると落ち着いてきているのだと思います。
紙袋の中身は、食パン2斤、取扱い商品はこれひとつ。他のチェーン店に見られるような1斤売りはありません。
熱々のパンの蒸気が籠らない特殊なパン保存袋を使っているとのこと。うっすらと蒸気がこもっているのが見えました。
袋を開けた瞬間にバターの香りが広がる美味しそうな食パン。購入したのは2斤サイズで864円、きれいな炊き色が付いています。少しだけ中央がくぼんでいますが、ほぼ正方形です。
他のチェーン店では、1斤売りがありますが、こちらは2斤の1択。お値段は他のお店とほぼ同じ水準です。
あまりにきれいで見とれてしまいます。
2つに割ってみると、白いクラムの目が詰まっているのわかります。生地を整形する時に4分割したものを2斤に仕上げているようで、ちょうど半分のところで、きれいに割れました。
早速味見してみると、ふわっと柔らか、耳の部分も含めて柔らかく、びっくり。以前いただいた「乃が美」の食パンと比べても柔らかさは「銀座に志かわ」が上回っているように思います。
一緒に入っていたパンフレットには、「絹のようにしっとりした耳 淡雪のようなくちどけのほんのり甘い食パンです。」との案内、まさに文字通りのお味、ほんのり甘い生地で、口の中でとけていくように感じました。
「乃が美」に比べて甘さは控えめ、くちどけは「に志かわ」の方がより溶ける感じがして、とても美味しいもの。初日は焼かずにそのまま、2日目もしっとりをそのまま楽しみ、3日目に軽くトーストしていただきました。生でそのままいただくのと、トーストと比較すると、どちらも捨てがたいお味、朝がとても楽しく幸せな気持ちになりました。
パンフレットの案内では、和風のお料理にも合う食パンとのこと。きんぴらごぼうや奈良漬けにも合うらしいのですが、パンとの組み合わせは想像がつかず・・・毎回洋風のお料理に合わせて楽しみました。
普段使いの食パンに比べると少々お高めなのが気になる点。気軽にいただくのは躊躇してしまいますが、こちらの食パンであれば、2斤846円を支払う価値があるもの、それだけ美味しいと感じた食パンでした。
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