緊急事態宣言が出てからは外食も難しくなり、飲食店ではランチタイムのテイクアウトに力を入れ始めたりと新しい動きも見えてきました。
フードシェアリングサービス「TABETE」のレスキュー依頼も、最近は依頼が出る時間や個数に変化が出てきたほか、「お店もレスキュー」という新しい取り組みも始まりました。
具体的には、「食品ロス」にこだわらず、すべての商品を出品できる「レスキュー対象の拡大」、「680円の価格上限の撤廃」、「展開エリア外の店舗の受け入れ」が行われるようになりました。
この週末、新宿のパン屋さんBOUL’ ANGE(ブールアンジュ)のパンをレスキューしてきました。普段ならば夕方以降にレスキュー依頼がされるお店ですが、今週は、お昼の12時や13時以降の受け取り時間でレスキューが出るという、相当売れ残りが出ているのかと思う状況、出品個数もこの日は20個以上と通常では考えられないレスキュー依頼でした。
食料品を買いに行ったついでに、新宿までウォーキング。新宿サザンテラスのお店へ。
店内の飲食は休止、お持ち帰りのみの営業をされているようです。
1階のエッグスラットは休業中。ブールアンジュのみの営業です。
パン売り場の様子も激変、見本のパンのみ外に出ていて、それ以外は紙袋の中に入っています。このような状態での販売でしたら、安心感があります。
紙袋に入っているのは安心ではありますが、パンが美味しそうには見えないのが残念。
クロワッサンの香りもせず・・・パン屋さんでパンを選んでいる時のワクワク感はありません。しばらくの間は、香りよりも安全を求めたいですよね。
レスキューの袋を受け取り、甲州街道へ出てみると、この風景。普段は人であふれている新宿駅南口の喧騒がなく、とても静か。車の通りも少なく、バスタ新宿から発車するバスの乗客は1台に1-2名とガラガラの状態でした。
帰ってきてから、早速中身を確認してみました。
袋の中には4個の紙袋入り。さてさて、中身は・・・
今回はこの4種類でした(泣)。以前、渋谷のブールアンジュのパンをレスキューした時には、6個入りでしかもそのうちの1個は4枚切りの食パンだったことを考えると少し寂しい内容、ただ、もともとのお値段と比べるとお得ではあります。
マーマレードの入ったクイニーアマン
大きなクイニーアマンとベーコンが入ったエピ、オリーブ入りのバゲットの4種類でした。
エピとバゲットは安定の美味しさ、これが入っていてうれしいと思うもの、クイニーアマンも美味しかったのですが・・・さすがにこの4個だったとすると、リピートはないかなと思う内容でした。渋谷のブールアンジュの詰め合わせは特別だったのですね。きっと。
「食品ロス」への貢献とお得感の天秤、悩ましいです。
BOUL’ANGE 新宿サザンテラス店 (パン / 新宿駅、新宿三丁目駅、新宿西口駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0
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