小布施旅行の途中で立ち寄ったJA農産物直売所で購入したあんぱん「上松あんぱん」があんこたっぷりでとても美味しく、長野から帰る前にお店で買ってお土産で持ち帰りましたので紹介します。
最初の出会いはJA農産物直売所
小布施旅行の4日間の間、あちらこちらの農産物直売所へ行き、地元の旬のフルーツやおやきなどの食料品を購入、ハイキングでのランチや旅行中のおやつで食べていましたが、その中で出会ったのが「上松あんぱん」でした。
最初に購入したのは、JAながのが運営する「うえまつ農産物直売所」、直売所では果物、野菜のほか、パンやおやき、お弁当なども販売されています。
朝から地元のお客さんがたくさんいらして、品定め。朝一番が一番品揃えがよいので、9時の開店時が一番混雑しています。わが家が行ったのは9時過ぎ、最初のお客さんの波がひいたころ、店内はだいぶ落ち着いていました。
店内の商品は地元産ばかり。戸隠の「こしょう」や、
ぶどうの「雄宝」など、品質の良いものがとても安く手に入ります。
フルーツの物色をしている中、目に留まったのは、パン売り場にあったこの写真。ぎっしりあんが詰まったあんぱん、”超薄皮”と紹介されている「どの部分がパン?」と思うもの。
手に取ってみると、ずっしり、想像以上の重さに驚きました。たくさん置いてあったようですが、残っていたのは、「つぶあん」がひとつだけ。写真とずっしりとした重さに惹かれて、購入してみました。
ハイキングのお供にあんぱん
購入したあんぱんは、小布施旅行の途中で出かけたのハイキングのお昼に持っていきました。
この日のハイキングのお昼はおやきとあんぱん。いずれも、農産物直売所で購入した地元のもの。
ハイキング中はできるだけ荷物を少なくしたいので、そのまま食べられるものがベスト、おやきにあんぱんはお気に入りの組み合わせ、特に歩く日は甘いものが欲しくなるので、あんパンをよく持っていきます。
普段は、ヤマザキの「薄皮あんぱん」を愛用していますが、今回は「上松あんぱん」です。
あんぱんは1つだけでしたので、夫婦で半分に分けていただきました。(きれいに割れず、見苦しい写真になりましたこと、お許しください)
割ってみると、写真の通りあんこがぎっしり。特に上面の皮が薄くて驚きました。肝心のお味はというと・・・あんこが甘すぎず、これだけぎっしり入ったあんこを食べても胃がもたれることがない柔らかい甘み、つぶあんでしたので、あずきらしさを満喫できます。
ぺろりと食べられたのは、あんこが美味しいから、また購入したくなりました。
その後、あちらこちらの直売所やスーパーに立ち寄りましたが、販売されている(残っている)のはつぶあんばかり。一度こしあんも食べてみたいと思い、ピクニックの店舗を探して買いに行くことにしました。
購入したのは「手作りのパン ピクニック」のあんぱん
地元では人気のあるパン屋さん、直営店があるほか、スーパーや農産物直売所などでも「ピクニック」のパンの取り扱いがあり、「ピクニック」のロゴが入ったシールが貼られた袋パンをあちらこちらで見かけます。
店舗の場所を調べてみると、本店は「上松」・・・最初に購入したうえまつ農産物直売所のすぐ近くでした。
店内に入ると、街にある焼き立てパンのベーカリー、店頭には、食パンやロールパンなどの食事用のパンのほか、菓子パン、惣菜パンなど、お店で焼いているパンが並んでいます。トレーに好みのものを取って会計をするスタイルのパン屋さんです。
サンドイッチ系も充実、ボリュームのあるパテに野菜がたっぷり入ったチーズバーガーの他、
大盛りキャベツを挟んでもらえるコロッケパンなど魅力的なサンドイッチパンがあります。
今日のお目当ては、こちら、あんこが目いっぱい入った「上松あんぱん」です。
店内のPOPを見ると、「贈答用に」ののご案内もあります。かわいらしいパックに入っているとのこと、ちょっとした差し入れなどにも使えそうです。
「上松あんぱん」は「こしあん」と「つぶあん」の2種類あり、白ごまが乗ったものが「こしあん」
黒ごまがついたものが「つぶあん」、いずれも1個220円です。
トングで持ち上げてみてわかったのですが、ずっしりと重いパン、見た目と重さのギャップで驚きます。
「つぶあん」「こしあん」で迷いましたが、あんこそのものを楽しみたく、夫婦ともに「こしあん」を買って帰りました。
お土産のあんぱんは東京で
東京へ持ち帰るために購入したあんぱんは、「こしあん」。長野から戻った翌日、朝ごはんにいただきました。
改めて見てみると、パンの焼き色にはムラがあり、形状もまん丸ではなく、少し個性があり、お店でひとつひとつ手作りしているのが伝わってきます。
ところどころ黒く見えるのは、皮が薄くて中のあんが透けて見えている部分、期待が持てます(笑)
購入したあんぱんの重量を量ってみると175g、普通のあんぱんの2倍ほどの重さがありました。
2つに切り分けて中を見てみると、薄皮まんじゅうのような皮の薄さ、パンというよりもおまんじゅうだといった方が適切なのかもと思ってしまうほどです。
こしあんは、甘みが控えめでさっぱりした味わい、パンが薄く中身が多いことはうれしいことなのですが、さすがに圧倒的なあんこの量ですので、パンを食べているというよりもあんこを食べていると思うほど、あんこ好きにはたまらないものですが、あんぱんとしてみるならば、もう少しパンらしさが味わえる部分があった方がよいのではと思いました。
中身が多すぎるなんて贅沢な感想ですよね。
「こしあん」も「つぶあん」同様、甘みがちょうどよく、あんこの分量が多くても美味しく味わえるもの、最後の一口まで美味しく楽しめました。
あんこだけを食べたいという夢が叶うあんぱん、ここまであんこの量が多いとハマってしまう方の気持ちもよくわかります。次回の長野旅行でもこのあんぱんを見かけたら、恐らく買ってしまうのではと思います。
東京でも薄皮のあんこぎっしりあんぱんが話題になります。あんぱん好きとしては食べ比べしてみたくなってきていますので、新しいパンの出会いがあったら紹介します。
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