旧ブログ「プリンセスマイラーの正しい休日の過ごし方」でファスティング(断食)に取り組んだ様子を紹介していましたが、その後も年1回のファスティングを継続して健康維持を意識した生活を送っています。
昨年は、NHK「ドキュメント72時間」で「断食 空腹の向こうがわ」として伊豆高原にある断食施設「やすらぎの里」の利用者を追う番組が放映され、断食施設や効能、利用者の様子を知る方が増え、興味を持った方が断食に取り組まれたようで、各地の断食施設の予約がとりにくくなる現象がありました。
最初に断食を知ったのは、会社の同僚から体験談を聞いたのがきっかけ。ただ、信頼できる同僚の話であっても、断食の効能は半信半疑でした。テレビ番組で実際に断食ができる施設やその利用者の様子が紹介されたことで、理解が深まったのかと思います。
これまでの断食の経験は、2016年12月、2018年1月と2回経験したところまでブログで紹介しましたが、その後、2019年1月にも行っています。体験時期から1年近くたってしまいましたが、自分の記録方々、2019年1月の様子を紹介します。
過去の体験記は旧ブログをご覧ください。
●2016年12月 初めての断食7泊8日「アイウェルネス(東館)」利用
●2018年1月 2回目の断食4泊5日「アイウェルネス(西館ー百年杉館)利用
断食をした直後は、毎回体調がよくなったことが実感できるのですが、断食から戻り日常の日々に戻ると、日中は座っての仕事、そしてPCに向かう時間が長いため徐々に目や首肩あたりに疲労が蓄積していくのか、徐々に元の身体に戻って行ってしまいます。理想的には、半年に1度程度断食をしてリセットするのがよいのですが、1週間程度の断食を度々行うことは難しく、おおよそ年1回になりました。
3回目の断食は、2019年1月、過去の断食と同様、伊豆高原にある「アイウェルネス」を利用し7泊8日で行いました。期間中、前半の3.5日間は完全な断食、後半の3.5日間は回復食をいただいて過ごします。
- 1日目断食1日目:入所面談とリフレケア
午前中東京を出発、電車で伊豆急伊豆高原駅まで。駅から「アイウェルネス」までは施設の送迎を利用。
到着後は、入所面談で体調を確認、体重測定などをした後、リフレケアと鍼の施術を受け、1日目のプログラムは終了。夜は、施設内にある温泉を利用するなどして過ごしました。
■ 個室
■ 施設共用部
- 2~3日目断食期間:リフレケア、日替わりプログラム、オプション施術
滞在期間中の過ごし方の基本は、
朝8時 体操
午前中 リフレケア、鍼やマッサージ等の施術
午後 日替わりプログラムへの参加というもので、毎日規則正しい生活を送りました。
日替わりプログラムはヨガやピラティスの他、近くの名所へのウォーキング、陶芸体験など。参加は任意ですが、滞在期間中、自由に過ごせる時間がたっぷりあるので、ほぼ毎日プログラムに参加していました。特に断食期間中はプログラムに参加することで気分転換できるのと、体を動かすきっかけになるので、おすすめです。
■ 日替わりプログラム①:伊豆高原パワースポットめぐり
■ 日替わりプログラム②:伊豆シャボテン公園
■ 日替わりプログラム③:ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデン
その他、オプションで鍼やマッサージの施術を受けることもできます。マッサージではアロマオイルを使ったマッサージが女性の間で人気が高く、利用している方が多いようでした。
また、施設内の温泉は7-9時、15-21時の間利用できるので、時間があれば温泉を利用して体を温めていました。
温泉は露天風呂付き。週3回(月、水、土)の15-21時に露天風呂が開放されています。室内の温泉もよいですが、露天風呂も気分がよいもの。断食期間中は良い気分転換になりました。
- 4~7日目回復食期間
3日半の断食期間が終了すると、4日目夕食から回復食が始まりました。回復食の期間は、1日2食、朝10時と夕方5時の2回、西館の食堂で回復食をいただきました。
食堂は天井が高く明るい造り。
完全な断食の期間と回復食の期間は同じ日数。7泊8日の場合は、4日目に回復食が始まり、少しずつ食事の量が増えていき、最終日には普通食をいただきます。
最初の回復食はお粥と野菜スープ。わずかな量でもいただけることがうれしいと思えるお食事、最初はわずかな分量のお食事ですが、この写真のお料理をいただくのに30分位かかります。
ひと口ひと口、食材の味わいを舌でしっかり感じながらいただくもの、特に野菜スープの深みのある出汁が美味しいと感じられます。
- 8日目最終日:面談、普通食
最終日は、退所面談が行われます。初日と同様、体重測定をして、効果を確認。断食後の生活についての注意事項などの説明を聞き、断食の終了です。
今回は、体重マイナス1.7kg、体脂肪率マイナス2.1%という結果でした。
最終日の朝食は、「ごほうび食」
メインは、金目鯛のスープドポワゾンの豪華なお食事を最後にいただきました。パンを全部食べても543kcalと体に優しいメニュー、もちろん美味しく、体に染み渡るのを感じました。
今回利用したプランは、ホームページで紹介されていた期間限定の割引プラン。断食シンプルコースで百年杉館のシングル利用、1泊14,040円×7泊というもの、リピート割引の適用などもあり、7泊8日で92,330円でした。
断食期間の最初は、好転反応で頭痛と吐き気に悩まされましたが2日目午後には随分楽になり、後半は徐々に体調が良くなるのが分かりました。また、途中でオプションで受けた鍼治療の効果もあり頭痛はすっかりなくなりました。
一定期間、仕事から離れ、PCを使う時間が激減したのも体調が良くなった理由かもしれませんが、断食をきかっけに体調が良くなるのはうれしい限り。今回も断食をした効果を実感しました。
定期的に断食を行うリピーターが多いと聞いてはいましたが、自分もリピーターになるとは思ってもいませんでした。日頃からの体調管理でこういった状態が維持できるのが理想。普段の生活との兼ね合いに悩むところですが、できる限り体の負荷がかからない生活ができるよう努力していきたいと考えています。
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