ここのところ「生食パン」なる耳までやわからい食パンがブームですが、食パン専門店として営業を続けている一本堂のカフェに行ってきました。
「一本堂」は大阪からスタートした食パン専門店、以前は抜弁天交差点にありましたが、いつの間にか閉店、その後、散歩の途中でこちらにあるのを見つけ、行ってみようと思っていました。
新宿本店では、唯一カフェが併設されていて、店内で食パンのトーストが楽しめます。一本堂ではいろいろな種類の食パンが販売されていますが、複数の種類の食パンを買って帰っても美味しくいただくの難しく、お店でいただけるのは有難いと、味見方々夫婦で出かけました。
抜弁天にお店があった時にはこの看板がお店の前にあり、一本堂という名前を初めて知りました。
店内には販売している食パンの他、ジャムなども並んでいます。ほとんどのお客さんが食パンを買って帰るお持ち帰りの方、ごく普通の食パン専門のパン屋さんです。
店内のカフェでいただく時は、カウンター脇のレジで注文してから席に座る方式。カフェでは、食パンのトースト200円、その他、コーヒーなどドリンクメニューがいただけます。
オーダーの方法は
①食パンの種類
②食パンの厚み:標準3cmですが2-4cmから選べます
③トッピング:バター、メープルシロップ、小倉あずき、ホイップクリームからひとつ
を決めて注文します。
食パンは曜日や時間帯によって焼き上がっているパンの種類が異なり、この日販売されていた食パンは、6種類でした。トッピングはひとつついていますが、複数選びたいときは50円で追加もできます。
こちらにいらっしゃる方はいずれも食パン好きの方ばかり、皆さん軒並み「4cm」でオーダーされていました。
夫婦それぞれ好みの食パンとドリンクを選んで席へ。
店内はテーブル席の他、ソファー席がひとつ。
偶然、ソファー席が空いたので、ゆったりとソファー席に座りました。
店内のインテリアは、食パンやコーヒーにちなんだもの、シンプルで居心地のよい空間です。
■ ホテル食パン4cm(200円)+ホットコーヒー(200円)
夫は、ホテル食パンにバターを乗せてもらいました。
ホテル食パンは、北海道産のバターと生クリームを使ったリッチな味わいの食パン。ふんわりと焼き上げられたクラムは濃厚なお味、風味豊かなパンです。
■ 高密度食パン4cm(200円)+ホットコーヒー(200円)
妻はもっちりとした食感の食パンを食べたいと、高密度食パンを選びました。
説明の通り、目の詰まった食パン、想定通りもっちりした食感の食べ応えのある食パンです。トーストした表面のカリッとした食感ともちもち感の組み合わせがよく、妻の好みでした。
トッピングは小倉あんにしました。コメダ珈琲のようですね(笑)あんパンを楽しむようで美味しい組み合わせでした。
添えられていたバターナイフと小倉あずきのスプーンはこのような形のもの。什器にもこだわりがあるようでした。
食パンはどちらも美味しく、夫婦で、一切れずつ交換して両方のお味を満喫しました。食べ終わった後、夫婦どちらともなく「もう一枚行く?」という気分になる物足りなさを感じ、もう一種類追加しました。
■ 生クリーム食パン(200円)
ホテル食パンが美味しかったので、追加したのも濃厚な味と思われる「生クリーム食パン」にしたもの。
こちらは、フランス製の発酵バターを使用しているとのこと、さすがに風味が良いパン、しっとりとしたクラムからはバターの香りがあがる美味しいパンでした。
食パンにドリンクのみとシンプルなメニューですが、パン好きの方でしたら充分満足できる内容かと思いました。夫婦で伺えば複数種類の食パンの食べ比べが出来るのが良い点。最近話題の高級食パンに比べると幾分お手頃価格ですので、気軽にいろいろと楽しめます。
散歩の途中に立ち寄れる立地、近いうちにまた伺うつもりです。願わくば、朝食の時間帯に営業していてくださるとうれしい・・・そんなお店でした。
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