野菜をたっぷりとり取りたい時にサラダバー感覚の「ピビンBAR」～焼肉トラジ（京橋）

休日ランチでサラダバーを探している時に見つけた焼肉トラジ京橋店限定の「ピビンBAR」、野菜好きの夫婦のツボにはまり、銀座に出かけた折に寄ってみました。

地下鉄京橋駅に直結京橋スクエアガーデンの2階にあります。「焼肉トラジ」らしい高級感のあるお店です。

焼肉トラジは恵比寿のイメージでしたが、いろいろなところに出店されているのですね。今回初めて知りました。

「ビビンBAR」は京橋店のみで開催されているランチサービス、ビュッフェ形式のビビンバ食べ放題、店頭にも大きな看板が出ています。

平日は周辺オフィスのサラリーマンで混み合いそうですが、休日はお昼時でもすぐに入店できました。店内はホールの周囲に半個室がならび、中央にテーブル席がある造り、竹を多用した内装は焼肉店とは思えない落ち着いた雰囲気、そして、すべてのテーブルにロースターが付いています。

ランチメニューは、焼肉のセットメニューが数種類、さすが「焼肉トラジ」、どの御膳もいいお値段です。

本日のお目当ては「ピビンBAR」、60分で1,200円です。お子様料金の設定があるからか、小さなお子さん連れのファミリーが多く来店されていました。

この他、焼肉のみの追加メニューもあり、「ピビンBAR」だけでは物足りない方には焼肉をオプションで付けることもできます。

入口すぐのところに、「ピビンBAR」のお料理が並んでいます。

ビビンバの具材のほか、ご飯、スープ、韓国惣菜、デザートが用意されています。ここでお皿にご飯をよそい、好きな具材を乗せて各自オリジナルのピビンバを作ります。

石焼ビビンバを楽しみたい時には、＋100円で石鍋を用意してもらうこともできます。

ピビンバの具材は、定番のもやしやほうれん草、大根のナムル、白菜キムチに加え、いんげん、ブロコリー、ぜんまい、ごぼう、トマト、蓮根、蒟蒻、コーンなど、15種類ほど、季節により内容が変わるとのこと、色とりどりの野菜が並ぶのはうれしいもの。

この他、コチュジャン、ごま油などの調味料があり、味付けもお好みに合わせてアレンジできます。

ご飯は3種類、白米、黒米のほか、日替わりご飯があります。この日の日替わりは、十穀米、ご飯も好みに合わせて選べます。

その他、スープ、韓国惣菜が並びます。スープコーナーには、わかめスープと、トラジカレー、惣菜はチャプチェとプルコギがありました。

デザートは、シロップ漬けのフルーツポンチと牛乳プリンの2種類。

これだけの種類があればランチとしては充分です。

好みのものをいただいてきました。ご飯は黒米を選択、大きなお皿にご飯を盛りつけると食べ過ぎてしまいそうでしたので、別盛りに。

ピビンバの具材はいずれも、ごま油などで味付けされたナムル、ご飯に合わせられるようしっかり目に味付けられています。辛いものは少なく、唐辛子が使われているものも辛さは抑えめにして多くの方に受け入れられるような味付けにしていると思いました。

緑、赤、黄色、白、茶色ときれいな色合い、いろいろな食材が楽しめるのはピビンバならではのもの。美味しくいただきました。

とても満足だったのですが、残念だったのは、ナムルの味が少し強めだったこと。野菜中心にたっぷりいただく場合には濃すぎて、ご飯と一緒でないと辛い味付け、味のない茹でもやしなどがあれば調整できるのにと思いました。糖質を制限される方もおられると思いますが、ご飯なしでは難しいと思いますので、その点はご注意ください。

なお、トラジカレーも同様、とても塩味が濃いので、少しだけにしておくのが得策です。

そうは言っても、美味しかったので、別の日に再訪しています。

具材の内容はほぼ同じでした。相変わらず色合いがきれいでうれしいランチです。

特に美味しいと思うのは、枝豆。ごま油とすりごまで枝豆を和えるだけでこんなに変わるのかと思いました。

その他、シャキシャキした食感の蓮根が良いアクセント、そして、定番の豆もやしとほうれん草のナムルが安定の美味しさです。ただ、残念なのは、ブロッコリーが冷凍ではないかと思われる食感の水っぽいものであること、他のお野菜がシャキシャキとした食感が楽しめる新鮮な素材を使っていると思うだけに、この点が改善されると更によくなると思います。