秋から冬に変わる頃、我が家が行きたくなる場所のひとつ、足立市場に食材の買い出しに行ってきました。
足立市場とは?
足立区の北千住にある都内で唯一の水産物専門の中央卸売市場で、プロ向けのほか、一般人も利用できる市場として、広く開放されています。
アクセス
最寄り駅は、JR,東京メトロの北千住か南千住、どちらの駅からも15分ほどの場所にあります。我が家からは、歩いていくこともありますが、2時間以上かかるので、今回は東京メトロで出かけました。
足立市場の入り口付近には、案内図があります。食堂と物販売場は自由に入ることができます。
詳細の案内図は足立市場のホームページにも紹介されています。
正面入り口から入ってすぐ右手にあるのが食堂、寿司、海鮮丼、定食、そばうどんと複数店舗が営業されていて、人気があります。
以前、足立市場に行った折、我が家も行列に並んで順番を待って入店したことがあります。さすが市場内ある食堂、材料は新鮮でとても美味しかったのですが、とにかく行列が長いので待たないといけないのが玉にきず。時間のある時にしか利用できません。
今回の目的地は、市場の中の仲卸売場にあるお店、広い市場の中を進んで仲卸売場へ向かいます。
仲卸売場の入り口です。この中に多くの業者さんが入店されていて、マグロをはじめとする鮮魚のほか、魚の加工品を扱う業者さんがあります。
ホームページには業者さんの場所の案内もあり、取扱品の種類もわかります。緑色の「塩干加工品」のエリアが石版面白い場所、家庭でも食べやすいものを扱っている業者さんが並んでいます。
売場の中を歩いて品物をみて、今回は2つのお店で商品を購入しました。
■ 坂順
加工品を扱うお店です。
うなぎやあなご、田作りなどを扱うお店、目に留まったのは銀鮭のあら。300gで300円、少し塩が強めで、焼き鮭のおにぎりにはぴったりのもの。脂の乗りもよく美味しい鮭でした。
■ 増英
魚の加工品を多く扱うお店、練り製品が充実しています。
団子やごぼう天、ちくわなど、大袋に入って300円とうれしい価格。
我が家がよく利用しているのは、いろいろな練り製品が入ったミックス。1袋で500円です。1kg入っているので、お買い得なもののひとつ。
キズものなど、いわゆる規格外品の詰め合わせですが、味は正規品と同じなので我が家は気にせずいただいています。冬になるとここで練り製品を買っておでんにするのが定番、魚の味が濃いしっかりした歯ごたえの練り製品でとても美味しいです。
仲卸売場には、このお店以外にも練り製品を扱うお店があるので、ラインナップを見て決めるのもおすすめ、見ているだけで楽しくなります。
最後に
市場ということもあり、ポーションは大きいものが多いですが、非常に割安なものが多く、魅力的な商品が見つけられます。大量購入してしまっても、計画的に献立を考えていけば夫婦2人でも充分消費できます。
同じお値段でも美味しい食材に出会えることが多いのが市場の魅力、朝は早めに、そして、保冷バックをもって買い出しに行くことをおススメします。
なお、利用することに不安がある方は、定期的に開催されている「あだち市場の日」に行ってみるのがおすすめ。「あだち市場の日」は、奇数月の第2土曜日に開催されているイベント、この日は一般の方向けに買いやすいポーションの商品も用意されていますので、初めて方でも安心して利用できます。一度「あだち市場の日」に行き、中の様子を見ておくと、それ以外の日でも行けるようになると思います。
これからの時期は、おせち料理の準備やお正月のごちそうを作るための買い出しは、特におすすめ。年内の最終営業日はとても混雑するとのことでした。
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