【2025年2月宿泊】Chalets at Blackheath(シャレー・アット・ブラックヒース)宿泊記②~シャレ―内部は、自然と調和したラグジュアリーな空間

宿泊記

ブルーマウンテンズの雄大な自然に囲まれたChalets at Blackheathは、贅沢さと環境への配慮がされた宿泊施設、施設内にシャレ―は4棟しかありません。

各シャレーは独立型で、適度な間隔をあけて配置されており、プライバシーが十分確保されていました。

開放感あふれるリビングスペース

シャレーに足を踏み入れると、天井まで届く大きな窓から自然光が差し込み、広々とした空間が広がっていました。木の香りと開放感、まさに「モダンな山小屋」のよう。

大きな窓からは森の景色が広がり、朝から夕暮れまで自然光がたっぷり差し込みます。

室内は洗練されたデザインでまとめられ、地元の素材を使用した家具や装飾が配置されています。

リビングの中心には薪式の暖炉が設置されており、冷え込む時間帯にはこの暖炉に火を灯すことで、部屋全体を柔らかく温められます。

暖炉はシンプルでスタイリッシュなデザインで、ナチュラルな木の空間によく馴染んでいます。

さらにうれしいのは、着火用のキンドリングや薪、着火剤までしっかり用意されていたこと。到着後は、火をつけるだけでOKなので、煩わしい準備は不要になっていました。

暗くなるとさらに落ち着ける良い雰囲気に。

暖炉の前で火の揺らめきを眺めながら、静かに過ごす夜はまさに贅沢そのもの。ナチュラルウッドの空間に、暖かい光がやさしく広がります。

快適なベッドルーム


シャレー内のベッドは、キングサイズの贅沢な仕様。シーツやリネン類は高品質なものが採用されていて、ベッドに入ると体が包み込まれるような心地よさ。

窓からは美しい景色を眺めることができ、朝の目覚めを特別なものにしてくれます。

ベッドサイドにはおしゃれな間接照明が配置され、夜は暖かな灯りの中でゆったりとリラックスできます。

スパのようなバスルーム

バスルームは広々としており、ツインレインシャワーや深めのバスタブが備えられています。天窓からは自然光が差し込む気持ちの良い空間、リラックスしたバスタイムを楽しむことができます。

深めのバスタブにお湯を張って体を沈めると日頃の疲れが解消されるもの、まどの外の緑も癒されます。

バスソルトなどのアメニティもあり、くつろげました。

ダブルボールの洗面台もスタイリッシュ。

アメニティ類もしっかり用意されています。

山小屋でありながら、ホテルに滞在しているようなアメニティ類。

バスアメニティには、オーストラリア発のナチュラルブランド「Leif(リーフ)」を採用。レモンマートルやユーカリなど、オーストラリア原産植物のエッセンスを生かした香り高いアイテムが揃っています。

たとえば、

  • ボディローションは、爽やかなレモンマートル&サンダルウッドの香り。
  • ハンドバームは、保湿力の高いカカドゥプラム配合で、しっとり感が続きます。
  • ハンドウォッシュもLeifのシリーズで統一され、森林浴をしているようなナチュラルな香りに包まれます。

タオルもたっぷり用意されていて、不自由ありません。自然環境に配慮して、交換希望のものだけが交換されるシステム。

シャワーブースもダブル、2人同時に利用できます。

レインシャワーもあって、頭から水をかぶってしまうことも。

シャワーアメニティも「Leif(リーフ)」。

  • シャンプー & コンディショナー
    「Blue Cypress(ブルーサイプレス)」シリーズのもの
    オーストラリア原生のブルーサイプレス(青ヒノキ)エキスをベースに、ラベンダーやティーツリーをブレンドしたものとのこと、爽やかさと落ち着きを感じさせる香り

  • ボディクレンザー
    「Lemon Myrtle(レモンマートル)」と「サンダルウッド」でリフレッシュ感のある香り

いずれも心地よい使い心地でした。

天窓からの自然光は朝の目覚めに心地よく、シャワーを浴びるとすっきり、1日を快適に過ごせます。

こだわりが詰まったクローゼットスペース

Chalets at Blackheathのシャレーに一歩足を踏み入れると、細部にまで行き届いたホスピタリティに心が和みます。そのひとつが、使い勝手の良さと美しさを両立したクローゼットスペースです。

クローゼットは、室内の木の温もりと調和するナチュラルウッドのパネルで仕上げられ、シンプルながらも洗練されたデザイン。

たっぷりとした広さがあり、ロングコートやワンピースなど丈の長い衣類もしっかり掛けられるよう、大きなハンガーラックが備え付けられています。そのほか、貴重品を保管するセーフティボックスや衣服を収納できるキャビネットなど滞在中に必要ものが揃っています。

スリッパ大きめのバスローブが用意されており、シャワー後や暖炉の前でゆったり過ごす時間にも使えます。

ヨガマットはルルレモンのものが備えられています。

また、アイロン&アイロン台など、旅先で重宝する設備も完備。

アイロンはアイロンケース中に目立たぬよう収納されていました。

細やかな配慮が、滞在をよりスムーズにしてくれていました。

プライベートな屋外スペース

各シャレーには専用のデッキがあり、デイベッドやパラソル付きのガーデンテーブル、そしてBBQグリルが配置されています。

お茶を飲みながら読書したり、夜は夜空を見上げて星を見るなどにちょうど良いソファ。

パラソル付きのテーブルでは、食事も楽しめます。

デッキの奥には電気式グリルが設置されているので、気軽にBBQも楽しめます。

午前中のトレッキングを終えて、シャレ―で一休み、ランチをガーデンテーブルでいただいたりしました。

日中はお茶を楽しむもの気持ちよい場所、とても贅沢なアウトドア空間です。

暮らすように滞在できる、こだわりのプライベートキッチン

シャレー内には、長期滞在や自炊派にも嬉しい本格的なフルキッチンが完備されています。天然木や石材を基調とした温かみのあるデザインで、まるで森の中の別荘にいるような雰囲気です。

キッチンには、最新のIHコンロ冷蔵庫食器洗い機まで揃っていて、調理から後片付けまで快適。

カップ類が置かれている棚もおしゃれ。

食洗器は大型タイプ、まとめて洗浄ができるサイズ。

カトラリーは黒で統一、コーヒー紅茶のセットは毎日補充されます。

紅茶類は、英国のオーガニックハーブティーブランド、PUKKA(パッカ)のものが6種類。レモンジンジャーやナイトタイムは落ち着けるお味のものでした。

食器類は4人分、

鍋ボールのほか、キッチンツール各種も完備。

ゴミ箱洗剤などはシンクの下にすべてそろっていました。

電気ポット、トースター、コーヒーメーカーもあり、必要十分。

カトラリー、食器、グラス類もすべて用意されているので、すぐに料理を楽しめる環境が整っています。地元の商店やスーパーマーケットなどで仕入れた食材を持ち込んで、自由に食事を作ることも可能。

ブルーマウンテンズの澄んだ空気の中で、自然に囲まれたプライベートダイニングを楽しむことができます。

贅沢気分を盛り上げるウェットバー&ローカルスナック

シャレー内には、専用のウェットバーが設けられており、滞在をさらに心地よく演出してくれます。入口近くのテレビの下にある洗練された木目調のキャビネットには、厳選された地元産ワインが入っているワインクーラーや、軽食類が納められたキャビネットがあります。

キャビネットの引き出しの中には、オーストラリア産のチョコレート、クッキー、ポテトチップス、クラッカーなどのスナック類も用意されています。地元のクラフトスナックブランドを中心にセレクトされており、上質ながらも気取らない、ナチュラルな美味しさを楽しめ、これらはすべてフリーです。

キャビネットの上にはスピリッツ。ワインやスピリッツ、ビールなどのアルコールは有料です。

メッセージとともに置かれていたのは、ゲスト向けのサービススナック。

地元の先住民の食べ物ブッシュフーズのウエルカムスナック。野生の果物、ナッツやハーブの組み合わせ、ナチュラルなお味のスナックでした。

心遣いを感じた、サプライズ

滞在していたシャレーのキャビネット上に、世界各国のラグジュアリーホテルが紹介されたSLH(Small Luxury Hotels of the World)のホテル紹介カタログが置かれていました。

しおりが挟まれていたので、そのページを何気なく開いてみると、ページの写真を見てふと手が止まりました。

そこには、日本のホテル紹介ページがありました。

日本から訪問した私たちゲストへのさりげない配慮。開いた瞬間に「あ、ここは本当にお客さん一人ひとりのことを考えて準備してくれているんだ」と、心が温かくなりました。

滞在中に受けた数々のサービスはもちろん素晴らしかったのですが、この“何気ない心遣い”こそが、印象に深く残った出来事でした。

Chalets at Blackheathのシャレーは、まるで森の中の秘密の隠れ家。大自然に囲まれながらも、快適さと洗練されたデザインが共存するこの空間で、ゆったりと流れる贅沢な時間を過ごし癒される休日の時間になりました。

あまりにも快適すぎて、来年もここに滞在したい!と早速旅行の時期を考え始めたほどです。


室内の様子は、動画でも紹介しています。

Chalets at Blackheath(シャレー・アット・ブラックヒース)シャレ―(バスルームから室内へ)
シャレ―アットヒースのシャレ―内部の様子がわかる動画です。大きな窓が取られて外光が差し込む室内は明るく、ブルーマウンテンズの森の中で癒されます。
Chalets at Blackheath(シャレー・アット・ブラックヒース)シャレ―(ベットルーム・リビングルーム・キッチン)
シャレ―アットブラックヒースのシャレ―内部の様子です。暖炉があるリビングスペース、ベット、キッチンがついています。

「Library」でいただいた地元食材を使った朝食やシャレ―の共用施設は別記事で紹介しています。


2025年2月シドニー旅行の記事は、旅行記でスケジュールとともにまとめて紹介しています。↓

 

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