2021年9月の小布施旅行は3泊4日、小布施で栗を満喫した後、後半の2泊は長野駅近くのビジネスホテル「チサングランド長野」に宿泊しました。
このホテルを選んだのは、ホテル内レストラン「あさま」の美味しい朝ごはんが食べたかったというもの。昨年の旅行のホテル選びの際、宿泊予約サイト「一休」の宿泊者口コミを読み、朝ごはんが美味しいというコメントが多かったことから選び、大正解だったのがきっかけ。
あまりの美味しさに、今年も迷わず予約しました。
2020年9月宿泊時の様子は以前のブログ記事で紹介しています↓
今年の予約の時も、宿泊予約サイト「一休」でホテル「
チサングランド長野 」を検索してみると、
リンク先 → チサングランド長野
評価が4.5（素晴らしい）まで上昇していました。改めてクチコミを読むと、朝食の美味しさやスタッフの対応の丁寧さをほめるコメントが多く、サービス内容が変わっていないことを確認、予約を入れました。
2021年10月の週末で検索してみると、1.3万円程度、曜日や時期によりますが、1万円前後で宿泊できます。2021年9月小布施旅行では一休のタイムセール実施時期に当たり、朝食付きで1万円未満でしたので、とてもお得感がありました。
ロビー
ロビーは広々、窓が大きくとられているので、とても明るく気持ちの良い空間です。ロビーには、体温測定器、消毒液、行列間隔を示す足形シールがあり、コロナ感染防止対策がしっかり取られています。
このホテルの特徴は他にもあります。
環境にやさしい”選択式アメニティ”
チェックインを終えた後、スタッフから「お使いになるアメニティはロビーからお持ちください」の案内。
ロビーの一角にアメニティが置かれたカウンターがあり、宿泊する方が使うものを自分で持っていく方式になっています。
歯ブラシやかみそり、綿棒などがあり、使うものだけを持っていけるので、無駄なし、環境にも優しい取り組みと思います。
なお、女性向けに、DHCの化粧水、乳液、クレンジングなどの化粧品もあり、手ぶらでの宿泊も可能、とてもありがたく利用させてもらっています。
ウエルカムドリンク＆おしぼり
ロビーには、自由に飲めるドリンクとおしぼりのサービスがあります。夜も利用できますので、チェックインの時のほか、滞在中何度か利用させてもらいました。
飲み物は、緑茶、梅昆布茶、紅茶、コーヒーがあり、部屋に持っていくことができます。
コーヒーは、マシンがあり、都度豆を挽いて淹れる方式のため、とても美味しいコーヒーがいただけます。
貸出用ライブラリーが充実
ロビーには大きな本棚があり、地元の情報ほか、様々なジャンルの本のライブラリーがあります。ロビーのソファやテーブルで読めるほか、客室への貸し出しも可能。地元の情報収集のほか、地域の文化風土などの知識を得ることができるもの。時間があるゆったりとした滞在の時には良いサービスと思います。
室内
予約したのは、一番安価な「スタンダードセミダブル」のお部屋。
ベッドルーム
20㎡のコンパクトな部屋、シングルのビジネスホテルとしては少し広めですが、2人では少し手狭かもしれません。
140cmのセミダブルが1台のみ。こちらのベッドはシモンズのポケットコイルのマットレスを使っているので、揺れが少なく、スプリングが硬め。ベットがへたっていると辛いのですが、こちらではそういったことにあたったことがありません。
廊下から入って、ユニットバス、クローゼットがあるごくごく普通の構造です。
バスルーム
ユニットバスなので、お風呂とトイレは一体化。
設備は古かったのですが、メンテナンスがしっかりされているので、使用には全く問題ありません。
部屋にはアメニティが歯ブラシだけ、それ以外は、ロビーのカウンターから必要なものをもらってくる方式。
深めの浴槽があるシャワー。これだけの深さがあれば、しっかり浸かれます。こちらのホテルにはいわゆる大浴場がありませんので、各部屋のお風呂で温まるしかありません。
水量はしっかり、温度も途中で変わることなく、非常に使いやすいシャワーで快適でした。
アメニティ
室内の設備はシンプル、最低限ですが、必要なものは揃っています。
テレビは壁掛け、ワーキングデスクにスタンド、その他に丸テーブルがあり、椅子は合計2客。あいにくソファはありませんが、丸テーブルを囲んで室内で食事もできました。
コロナ禍、テイクアウトして室内で食事することもままありますので、デスクの他にテーブルがあったのが助かりました。
長野駅から近い立地ですので、駅ビルのMIDORIやながの東急のデパ地下などで、お弁当やお総菜の調達はしやすく、お部屋で夕食も可能です。(ホテルを出てすぐの隣のビル1階にお弁当屋さん「まあまあ屋」で500-600円台のお弁当がありました。利用しなかったのですが、とても美味しそうだったので、使えそうです）
写真には写っていませんが、室内には冷蔵庫、湯沸しポット、カップがありますので、ロビーからもらってきたお茶やインスタントコーヒーを室内で楽しむこともできます。
クローゼットはこの位の広さ。使い捨てスリッパと消臭剤がありました。
この他、シャープの空気清浄機（プラズマクラスタ―）もあり、快適な滞在ができました。
朝食
このホテルの一番のおすすめポイントは、ホテル内にある日本料理店「あさま」の調理人が作る絶品の朝食。厳選した自慢の地元食材をふんだんに使った長野らしい朝ごはんがいただけます。
朝ごはんを美味しいホテルは全国にありますが、海鮮や寿司など特別なごちそう料理だったり、とても高価であったりします。基本の和食で、1,500円というお値段でここまで素材の良さと丁寧な調理で美味しい朝食は、他ではあまり見かけません。
朝食の様子は別記事で紹介していますので、ご覧ください。↓
感想
ロビー周辺は2年前に改装されたとのことでとてもきれいですが、客室内は建てられてから20年以上で相応に年季が入っています。設備面など最新のものではありませんが、日々のメンテナンスをしっかりされているのか、バスルームもベットもまったく問題なく、快適に滞在できました。
日中は観光で外出しているので、ホテルに滞在する時間は短く、寝ている時間＋α程度、コンパクトなお部屋でお値段を抑えましたが、ホテル滞在が長い方やご家族連れの場合は、広めのルームタイプが良いかもしれません。
クチコミでは、ベットの硬さのコメントを複数見かけましたが、これはシモンズのポケットコイルマットレスであることによるものと思います。ポケットコイル式はマットレスの揺れが少ない一方、仕上がりは硬め、わが家は硬めが好みでシモンズのポケットコイルを愛用しているので、このホテルのベットが好みですが、柔らかめを愛用されている方は、つらいかもしれません。
2回の宿泊を通じて、丁寧に作られた「あさま」の朝ごはんがとても美味しいことを再確認。朝ごはんを目的に「チサングランド長野」に宿泊したいと思うほど、夫婦ともにお気に入りの宿になっています。
長野に来る機会は少ないのですが、次の機会も滞在したいと思っています。
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