【2023年11月宿泊】ヒルトンシンガポールオーチャード宿泊記~朝食はオールデイダイニング「Estate」

シンガポール

2023年11月のシンガポール旅行では「ヒルトンシンガポールオーチャード」に宿泊。ヒルトンオナーズゴールドメンバ―特典でエグゼクティブフロアにアップグレードされたため、朝食は、エグゼクティブラウンジのほか、ホテル1階にあるレストラン「Estate」でいただくことができました。

それぞれの朝食を味わってみたく、翌日の朝食は「Estate」に行ってみました。

「Estate」は朝食から夕食まで終日ブッフェスタイルで営業しているレストラン、朝食は朝6時半からサービスされています。

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店内の様子

オープン時間に伺うと、お客さんは2組だけ。すぐに店内に案内されました。

最初に驚いたのは、店内の広さ。お料理を取りに行ったら自分の席に戻れなくなるかもしれないと思うほど。

ソファ席、テーブル席といろいろなタイプの席があります。

オーチャード通り側には窓があり、ビル群が望めます。朝6時半はようやく空が明るくなり始めた時間、外はまだ薄暗い状態。

ステップフロアでつながる店内、この先どのくらい部屋があるのだろうと思ってしまうほど、エリアにより雰囲気も異なり、好みの場所で朝食が楽しめました。

席によってはビュッフェ台から遠くなります。お料理に近い方が便利ですが、遠い席はビュッフェで人が行き来する騒々しさから離れられるので静かに食事できるのがメリット。席が選べるのであれば、近くのエリアの壁際あたりがベストかなと思いました。

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朝食メニュー

朝食は、ビュッフェスタイル、ビュッフェコーナーから好みのお料理をいただく方式。用意されているお料理は、王道の洋食のほか、中華、マレー、インドと様々なジャンル、多様性のあるシンガポールらしいラインナップです。

お料理が並ぶエリアも複数のコーナーがあり、回廊式につながっています。

利用した時期が11月下旬ということもあり、レストラン内はホリデーシーズンのデコレーション。シリアルコーナーには大きなお菓子の家がディスプレイされていて、クリスマスの雰囲気。店内にいるだけで楽しくなります。

以下、お料理台の様子を紹介します。

ジュースバー

一番奥の別エリアにあったのがジュースバー。

生絞りのフルーツジュース、野菜ジュースが並びます。

バーの後ろの棚にはジュース原料になる野菜やフルーツがディスプレイされています。

オレンジは、丸ごと入れるとジュースになる機械が置かれてます。

オレンジ、グレープフルーツなどの1種類のジュースの他、お薦めのフルーツと野菜を組み合わせたミックスジュースもあり、種類はとにかく豊富。

サラダ・フルーツ

サラダやフルーツは壁際の冷蔵ケースの中に入っています。

新鮮な野菜が並びます。

ドレッシング各種もあり、自由な組み合わせでいただけます。

フルーツはカットされたもの、ホールのものといろいろ。

特に美味しかったのは、メロンとすいか。美味しいフルーツは南国に出かけた時の楽しみのひとつです。

ヨーグルトやシロップ漬けのフルーツもあります。

これだけの種類があれば、毎日こちらで朝食をいただいても違う種類のフルーツがいただけるので、飽きません。

チーズ・コールドディッシュ

チーズコーナーにもクリスマスのディスプレイ。

チーズの種類は多くありませんが、高品質のチーズでした。

翌日はチーズの種類が変わっていたので、日替わりで用意されているようでした。

スモークサーモンやハム類も冷蔵ケースに用意されていました。

洋食

朝食の定番料理が並ぶエリアです。お料理を組み合わせれば、イングリッシュブレックファースト、アメリカンブレックファーストにもなるラインナップ。

オープンキッチンの前に様々な卵料理、

オムレツ、エッグベネディクトも美しい仕上がり。

ホットプレートの上に用意されているので、常に熱々。

ベークドトマト、カリフラワー

ハッシュポテトに

ベーコン、ソーセージとみているだけでお腹がいっぱいになってしまうくらいでした。

いずれも美味しそうなのですが、シンガポールに来ているので、どこに行っても食べられる洋食類よりも、シンガポールらしいお料理がよいかなと思ってあまり楽しめず・・・後から写真を見るとトライしておけばよかったなと少々反省。

中華

洋食の次に充実していたのは中華料理。

蒸篭の中には、熱々の点心。

自分好みにカスタマイズできる調味料が揃っています。

炒飯、春巻、焼きそば

ごま団子に大根餅と定番揃い。

その他、お粥、豆乳、油条といった朝食メニューもあります。

中華料理の朝ごはんメニューだけでもこれだけのラインナップ、種類の豊富さは驚きです。

塩漬けの卵、ゆでピーナツなど、お粥の薬味各種もあり、お粥を引き立てます。

この他、ライブキッチンでは、麺料理がサービスされていました。

オープンキッチンの前には、見本が置かれていて注文しやすくなっています。

具材の種類はわかったのですが、麺の種類やスープの味はわからず・・・もちろん聞けば教えてもらえるのですが、後から食べてみることにしました。

マレー

マレーの朝ごはんと言えば、ココナッツミルクで炊いた「ナシレマ」、自分好みにアレンジして楽しめます。

ココナッツミルクご飯、

サンバル(甘辛味噌)や、カリッと揚げた塩辛い小魚イカンビリス、塩漬け卵やキュウリ、ピーナツもあるので、マレーの朝食セットが作れます。

インド

インド料理は、カレー2種類のほか、

主食はプラタ、

米・豆の粉を蒸して作るイドゥリと日本ではあまりお目にかからない主食もあり、お試しできます。

インド料理だけでも朝食メニューが組み立てられます。

パン、シリアル

一番良い香りがしたのはパンのあたり。

バゲット、食パン、クロワッサン、デニッシュ、マフィン、ドーナツと食事に合わせるシンプルなパン、甘いパンと揃っています。

ないものと言えば、ベーグル、イングリッシュマフィンくらいでしょうか?

ジャム類は6種類。もちろん、カヤジャムもあります。

パンコーナーの隣では、パンケーキが作られ、常に焼き立てのものがいただけました。

シリアルの種類も多く、試せませんでした。

ドライフルーツ、

ホールミルク、2%、ノーファットと牛乳も好みの濃さが選べます。

ワッフルとフレンチトーストは、パンコーナーではなく、温かいお料理のエリアに。

キッズコーナー

お子さん連れのファミリーも多いのか、お子さんが自分でお料理が選べるように低めの台にお料理が並ぶキッズコーナーがありました。

デニッシュやマフィン、クッキーなど子供が喜ぶものばかり。

ドーナツやシリアルなどもあります。

お料理を紹介するカードがトムとジェリーになっているなど、ほほえましいコーナーです。

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いただいたもの

お料理のラインナップを見ると、いろいろ食べたくなるのですが、思ったほどには種類を楽しめませんでした。滞在中の朝食をまとめて紹介します。

フルーツとサラダは、毎日楽しませてもらったもののひとつ。どのフルーツも甘いのがシンガポールの良さ。

中華料理が気になるところで主だったものをいただきました。正直言うと、出来立てではないのが残念。

カレーなども味見しました。

個人的には、ナシレマが一番美味しく、これを毎日いただいていました。

ライブキッチンの麺料理は出来立てが味わえるのが良い点。好みにアレンジもしてもらえました。

広いレストランでしたが、徐々ににぎやかになり、食事を終える頃には8割ほどの席が埋まっていました。宿泊のお客さんが多く、あれだけのお料理も相当のスピードで捌けていきました。

賑わいの中での朝食も良いものと思いました。

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まとめ

改めて写真を整理してみると、お料理の種類があまりに多くて驚く内容、過去いろいろなホテルで朝食をいただきましたが、ここまで種類が多く、クオリティも高いホテルは少なく、朝食だけでも満足できるものでした。

とはいっても、余りに種類が多すぎて、到底すべては味わえず、その日毎に嗜好を変えて楽しむのがよさそう、長期滞在で連泊しても飽きることはないと思いました。

オーチャードロードに面した席は明るく気持ちよいもの。活動を始めた街の様子を眺めながらのんびり朝食を楽しめました。

いずれにしても、毎朝多くの種類をいただけるわけではありませんので、エグゼクティブラウンジに用意されているメニューで充分ですが、「エステート」が良いのは、外の様子が見えることと、麺料理などのライブキッチンがあること。滞在中に使い分けるのが酔うと思いました。

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