【2024年5月宿泊】ロンドンハウス宿泊記~シカゴリバービューのクラシカルホテルに快適滞在

シカゴ

旅行先でのホテル選びは毎回悩みどころ、いろいろなホテルチェーンの会員になって宿泊してみた中で、アメリカに行くことが多かったこと、フルサービスからリミットサービスまで用途に応じてブランド使い分けられること、タイムシェアプロパティの購入をしたことなどから、我が家はヒルトン系に絞って利用しています。

シカゴ市内にヒルトン系ホテルは20軒以上、バジェットクラスからラグジュアリークラスまで価格帯が幅広く用意されています。そんな中、気になっていたのは、シカゴリバー沿いにある「ロンドンハウス」。古いビルをリノベして営業されているクラシカルな雰囲気のあるホテル、トリップアドバイザーでの宿泊者コメントも好意的で一度は宿泊してみたいと思っていました。

5月のシカゴ旅行では、ヒルトンオナーズのポイントを利用して宿泊する予定ですが、旅行の最適シーズンのようでホテルポイント数は軒並み高く、冬の閑散期に比べると倍近い設定。ポイント数が高い時期に宿泊するならばと、ヒルトンアメックスカードの無料宿泊を使ってあこがれの「ロンドンハウス」を予約し、宿泊してきました。

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パブリックエリア(ロビーフロア、エレベーターホール)

ロビーエリア

シカゴ川に面しており、2回がロビーフロア、2階は川側に面して大きく窓がとられていて開放感があります。

ロビーの脇にはバーがあり、ロビーのソファとバーのエリアが混在しています。

テーブル席のほか、ソファー席がありゆったりした配置、ビルの中のこじんまりしたホテルとしてはロビーエリアが広くとられています。

右奥のカウンターがレセプションとコンシェルジュデスク、スモールラグジュアリーホテルといった雰囲気です。

エレベータホール

古くからあるビルをリノベーションしてホテルに活用しているもの、ホテル内のいたるところに歴史を感じます。

1階のエレベータホール前の空間にはシャンデリアが下がり、天井には飾りがあるなどとても凝った造りです。

エレベータもクラシカル、昔のものが現役で稼働しています。少々戸惑ったのは、エレベータの使い方。通常であれば、上または下のボタンを押してエレベータを呼びますが、このビルでは、行き先フロアを入力する方式。

ホール中央にあるこのパネルから行き先階を入力すると、8台あるうちの該当の1台にランプがついて、そのフロアにやってきます。慣れれば便利な方式ですが、上下ボタンを押すことに慣れているので毎回操作の前に一瞬止まってしまいました。

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客室

予約したのは、スタンダートリワードで予約ができる一番お安いお部屋、キングサイズベット1台の指定のもの。実際にどんな部屋がアサインされるかなと、少々期待したのですが・・・

予約通りのルームタイプでした。こちらのホテル、2つのビルにまたがっており、古いビル、新しいビルで窓のサイズが異なります。新しいビル側の部屋は床から天井まである大きな窓のある「ビスタルーム」と呼ばれるカテゴリー、古いビル側の部屋は腰高窓の部屋、アサインされたのは古いビル側の部屋でした。

キングサイズ1台で、広々としています。

足元にはこのくらいの余裕があり、スーツケースなどを広げても余裕で通れるゆとりのある広さがあります。

ベットの横にワーキングデスク、そしてウエットバー、クローゼットと続きます。

廊下の扉から続く廊下もゆとりがある幅、市内中心部にあるホテルとしては充分な広さです。

しわひとつないシーツを見ると、LHのロゴ入り、ロンドンハウス専用のリネンを使っておられました。

窓から外を眺めてみると、眼下にシカゴ川にかかる橋(ミシガンアベニューブリッジ)がきれいに見えました。

窓から見える景色はこちら。低層階がアサインされてがっかりしていたのですが、この部屋は、シカゴらしい最高の景色が眺められる場所、思い出に残る部屋のアサインという形で配慮してくださったのだとわかりました。

コーヒーマシンはネスプレッソ、部屋の雰囲気に合わせたチョイスでしょうか。

部屋に備え付けられているミネラルウォーターは有料でしたが、これとは別にゴールド会員向けに無料のミネラルウォーターの用意がありました。

バスルームもクラシカルな雰囲気。タイルも大理石も素敵です。

シャワールーム付きでバスタブはなし。これは致し方ありません。

アメニティは、「MALIN+GOETZ」(マリンアンフォゴッツ)ブランドのもの。最近見かけなかったもの久しぶりに出会いました。

バスルームの管理は行き届いており、湯量充分、古いビルでありながら水回りには問題なく快適に利用できました。

クローゼット内には、スリッパとバスローブ付き、スリッパのあるホテルは少ないので、ありがたいもの。やはり高級ホテルです。

セーフティボックスもあり、安心して貴重品の管理ができました。

全体に管理が行き届いており、滞在は快適、必要な設備がすべてそろっていました。

夜になると周囲のビルがライトアップされ、夜景がきれいで驚きました。車の流れを見ているだけでも楽しい、そんな景色でした。

早朝は、昨晩の喧騒が嘘のように静か、街の1日の様子を眺めるのも面白いと思いました。

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感想など

立地がよくサービスが安定しているので、シカゴ滞在時の宿泊先として使えるホテルでした。

なお、朝食は1階のカフェレストランでいただく方式、ヒルトンオナーズゴールドの特典で18ドル分のバウチャーをチェックイン時にもらえますが、朝食は20ドル超えでチップを含めた自己負担が相応に必要となる価格帯。カフェで提供される朝食の写真をトリップアドバイザーなどで見てみると、お値段が見合うかどうかは微妙なお料理。

ホテルで朝食をいただけるのは便利ですが、魅力的なメニューではなかったこともあり利用せずじまい。スーパーマーケットのデリでテイクアウトしたサンドイッチを部屋で食べ、バウチャーは利用しませんでした。


2024年5月シカゴ旅行の記事は、旅行記でスケジュールとともにまとめて紹介しています。↓

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