午前中の早い時間にシドニー中心部へ到着、チェックイン開始時間まで周辺散策をしていると、ホテルから部屋の準備ができた旨の連絡があり、ホテルに戻ってチェックイン。
今回のシドニー旅行は現地で4泊と長めの滞在でしたので、部屋で食事を作ることができるキッチンやランドリーの設備があるアパートメントタイプのホテルにしようと決め、シドニー市内で探しました。
ホテル予約まで
シドニーではCBDやダーリングハーバー、クラークキーといった中心部にもアパートメントタイプのホテルが複数あり、値段をいとわなければ候補先は多数あります。ただ、渡航しようとしていた時期は全般的に価格が高め、1泊4-5万円と高額なところばかり。空港近くのアスコット周辺や、ノースシドニーのチャッツウッドなど中心部から離れると2万円台といった水準。
検索するなかで、メリトングループのホテルで、日々の清掃やタオル交換のサービスを省略した分お値段を抑えめにしたプラン「Go Greener Rate」があるのを見つけ、利用してみることにしました。
宿泊料金は宿泊日によって差異があり4泊で計1,047ドル、1泊2.5万円程度で予約することができました。
このプランは、滞在中に部屋の清掃やタオル交換がないものですが、4日間の滞在でしたら部屋が汚れることはなく、消耗品などはレセプションでお願いすれば追加をもらえ、タオルは室内のランドリーで洗濯すればよいので、困ることはありませんでした。
場所
メリトンキャンベルストリーとはセントラル駅とワールドスクエアの間、チャイナタウンにも近い場所にあります。
セントラル駅やミュージーアム駅から10分以内、ライトレールの駅からは1分と市内各地へのアクセスに便利な立地、ワールドスクエア地下にはスーパーマーケット「Coles」の大きな店舗があり食料品の買い物も不自由なし。
繁華街の中にあるので外食スポットも多数あり、滞在中、不自由に感じることはありませんでした。
ロビー等共用スペース
落ち着いた雰囲気のアパートメントホテルで一安心。
ロビーには大きなクリスマスツリーが飾られ、ホリデーシーズンらしさで華やかです。
ロビースペースは小さめ、ソファーがあり、奥にレセプションがあります。
共用設備は、このロビーとプール、ジムとシンプル、レストランなどは併設されていませんでした。
客室
予約していたのは、Studioタイプの部屋、ワンルームの中にベッド、リビング、キッチンのスペースがあるもの。2人の滞在でしたら、問題ないコンパクトなルームタイプです。
客室に入ると、すぐにリビングスペースとダイニング、そして、左奥にベットスペースがあります。
キッチンはリビングの壁側にあります。
窓からはパディーズマーケットを見下ろす景色、あいにく曇り空の日でしたので、どんよりしていましたが、晴れた日は遠くまで見通せそうです。
ベッドルーム
キングサイズベット1台の部屋、コンパクトにまとまっています。
ハーバーブリッジからオペラハウスを見渡す景色が描かれた絵画、まさにシドニーという構図です。
ベットサイドにはスタンドがあり、読書などに便利でした。
クローゼットはベットの横、扉2枚分程度と小さいスペースですが、夫婦2人で4泊でしたら、充分な大きさ、スーツケースから荷物を出してすべて掛けられました。
クローゼットには金庫もあり、安心して利用できました。
バスルーム
バスルームは小さめの洗面台とシャワーブース、トイレがコンパクトに収まっています。
バスタブはなくシャワーだけですが、暖かい季節ならば問題ありません。
シャワールームの反対側にお手洗いがあり、タオル掛けがあるという配置。バスタオルとハンドタオルは2人分、4泊の間交換のないタイプでしたが、室内のランドリーで洗って乾燥機で乾かせばきれいなタオルが使えるので不自由なく過ごせました。
ランドリースペース
バスルームの手前にランドリースペース、洗濯機と乾燥機、洗剤は備え付けられていました。
洗濯機の隣には、シンクもあり、手洗いも可能、そして、アイロンも完備していましたので、生活するように過ごせます。
リビング・ダイニング
客室に入ってすぐのスペースにソファがあり、テレビを見ながらくつろげます。
ダイニングテーブルは小さめの丸テーブル。2人であればじゅぶんな大きさ、ソファセットとは別にテーブルがあったのが便利でした。
朝食、夕食ともに部屋で作っていただきましたので、ダイニングスペースが一番活用していたかもしれません。
キッチン
キッチンはリビングの壁側にあります。シンク、作業スペース、電磁調理器と充分なスペースがとられています。
冷蔵庫の中は空、大型ですので、たくさん買い込んでも大丈夫。あらかじめ用意されていたのは、コーヒー紅茶用のミルクのパックでした。
冷凍庫もしっかりしたサイズ。我が家の冷蔵庫よりも大きな冷蔵庫でしたので、充分でした。
シンクは小さめ、少々使いにくいサイズでした。大型の食洗器があるので、シンクでお皿を洗うことを想定していないのかもしれません。
シンクの隣にはコーヒーメーカー。カプセルタイプのもの、カプセルなどの消耗品はレセプションにお願いすれば追加がもらえます。
ヒーターは電磁調理器、2口しかなかったのが少々不便でした。
電磁調理器の下には電子レンジ、てっきりオーブンがあると思っていたので、電子レンジだけで残念、改めてホテルの設備案内を見ると、オーブンの記載はなく・・・予約時の確認不足でした。
オーブンはありませんが、ポップアップトースターがありましたので、食パンのトーストは作ることができました。
食洗器は前扉の大型タイプ、充分すぎる大きさでした。
以下、キッチン回りの備品を写真で紹介します。
カップ、プレート、ボウルともに3セットずつ。
グラス類も同様に3人分の用意です。
カトラリーは引き出しに入っています。
そのほか、キッチンツールや包丁など
結構いろいろなツールが揃っていたので、料理を作るのに問題はありませんでした。
洗剤、ふきん、スポンジ類も完備、消耗品は基本的に揃っていて、補充のお願いもできるので安心です。
シンク下には、鍋、フライパン、ボールなど。これだけあればほとんどのお料理が作れます。
キッチンは小さめでしたが、キッチンツールはしっかり用意されていましたので、いろいろなお料理を作って部屋で楽しみました。
シドニーでアパートメントホテルに宿泊するのは3回目、キッチン付きの部屋に滞在することで地元食材を味わえるのはメリット。オーストラリアは食材が豊富で美味しいので、キッチン付きの宿泊施設がおススメ。
今回の滞在では、オーストラリアンビーフでハンバーグを作ったり
マンゴーを買ってきて食べたりと、キッチン付きのアパートメントホテルに宿泊したお陰で、オーストラリアの食材を満喫できました。
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