「桝一客殿」に宿泊した翌朝は、ホテル自慢の朝食をいただきました。
朝はあいにくの曇り空。小布施の町の朝はとても静か、歩いているのは犬の散歩の方などわずかです。
朝食会場は、レストラン「evolve」、この場所、以前は「傘風楼」だったと思ったのですが・・・
玄関の前には、この看板。朝食会場で間違いはないようですが、「傘風楼」の文字。気にせず入店しました(笑)
店内に入ると、スタッフさんから明るい声掛け、そのまま席に案内されました。
開店時間に伺ったところ、先客は1組のみ、店内はまだひっそりしています。
北斎館の前の広場が見える窓際の席に案内されました。
朝食の内容は、以前と変わりなく、ヨーグルト、スープ、パン、ジャムのほか、卵料理と飲み物を選ぶ方式。
卵料理は、フリタータ(イタリアンオムレツ)、スクランブルエッグ、エッグ・ベネディクト、プレーンオムレツ、目玉焼きから選べます。例年、夫はフリタータ、妻はエッグ・ベネディクトを選ぶのですが、たまには違うものをと妻はプレーンオムレツをお願いしてみました。
飲み物は、コーヒー、紅茶、エスプレッソ、カップチーノ、小布施牛乳、小布施産りんごジュースから選べ、途中で飲み物の種類を変えることもできます。
最初の一杯は、温かい紅茶と小布施牛乳をお願いしました。
飲み物をいただいていると、パンを焼く良い香りがしてきました。
■ パン盛り合わせ
オーブンでリベイクしていますので、パンはほかほか。食パン、カンパーニュ、バゲット、スコーンの4種類です。
■ ジャム、バター
パンと一緒に運ばれてきたのは、バターと2種類のジャム(アプリコットと桃)。こちらのジャムはとても美味しいので、普段はパンには何も付けずにいただくのですが、パンに付けてジャムそのものを楽しみました。
■ スープ
とてもなめらかなポタージュ、これもパンに合わせていただくのがよいもの。
■ ヨーグルト
自家製のヨーグルトは酸味が少なく、マイルドなお味。桃がそえられていました。甘みが足りないと感じる方は、パンに添えられていたジャムと合わせのもよいと思います。
■ 卵料理(プレーンオムレツ)
いつもは、エッグ・ベネディクトにする妻ですが、今回はオムレツを選んでみました。オムレツにはトマトソースがかかり、付け合わせにはサラダとハムが添えられていました。
オムレツはとろりとした半熟、これもパンが進むお料理です。
サラダの野菜は新鮮そのもの、シャキシャキした歯ごたえが心地よく、少し酸味の効いたドレッシングで美味しくいただきました。
■ 卵料理(フリタータ)
夫がオーダーした「フリタータ」野菜入りの丸型のオムレツにもトマトソースがかかっています。添えられているのは、オムレツと同様、サラダとハムです。
トマト、玉ねぎ、ズッキーニなどたっぷりの野菜が入り、しっかりと揚げ焼きされたオムレツは香ばしさが美味しいところ、こちらはボリューム満点でした。
卵料理を食べ終えると・・・
スコーンをデザート代わりにしました。しっかり腹割れしているスコーンは中がしっとり、先ほどのジャムを付けていただくと、至福のお味。
食後にカフェラテをオーダーして、スコーンと一緒に楽しみました。
食事をゆっくりいただいていたら、1時間以上のんびりしてしまいました。食事を終えて窓の外を見ると、曇り空から一転、青い空が広がっていました。
お天気が良くなると街歩きも楽しいもの。もう1日小布施の町を楽しみたいと思います。
朝の散策の途中で見つけた栗の木は、ちょうど収穫時期がきたところ。茶色のイガの栗は艶ややか、栗を買って帰ろうかなと思うほど、ふくよかな栗でした。
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