2019年ゴールデンウイークのサンフランシスコ旅行では、市内中心部にある「ストラドフォードホテルStratford Hotel」に宿泊しました。
今回のホテル探しは難航、最終的にこのホテルに落ち着くまで、2週間ほど検索していました。
ゴールデンウイークの期間は市内中心部のホテルが高騰、軒並み300ドル前後まで跳ね上がっている状況、ヒルトンオナーズポイントを使って宿泊しようとしても1泊80,000-100,000ポイント数が高く、「そんな価格で泊るのはちょっと・・・」と迷ってしまいました。ホテルの場所を中心部だけでなく、ベイエリア全体に広げても、50,000ポイントのホテルはほとんどない状態。
仕方なく、Expediaで宿泊客のコメントと照らし合わせながら丹念に探して、値ごろ感のあるこのホテルを予約しました。1泊16,000円ほど、普段は10,000円以下で予約ができるホテルかと思うと、ちょっと悔しい・・・
市内中心部、ケーブルカーの始発パウエル駅から歩いて数分、ケーブルカーのルートに沿って少し坂を上ったところにあります。
非常階段がビルの側面についているレトロなデザインの建物です。
1階のフロントでチェックイン。サンフランシスコに到着したのは午前中、チェックイン時間よりも前だったので、荷物を預けて一旦市内観光へ出かけ、夕方、アサインされたお部屋に入りました。
近々改装が予定されているとのこと、サンフランシスコの中心部では、古い建物をリノベーションしたホテルをよく見かけます。これまでも何度か利用しましたが、リノベーションで快適になるので、建物の古さは気になりません。
チェックインの時にホテル案内をもらいました。「The Stratford Chronical」とあり、地元の有名紙をもじったタイトルに笑ってしまいました。
こういった形式のホテル案内って、遊び心があって楽しいですね。
エレベータで上階にあがり、細い廊下を抜けて、お部屋に向かいます。
部屋に入るとすぐ、ベットがあり、奥がバスルームというコンパクトな構造。ホテルの中で最も小さいタイプのお部屋ですので、想定通りです。
部屋にある家具はこのベットと左手前に見える小さなチェストのみ。テーブルも、デスクも、ソファもありません。
ベットの足元には、造り付けの洗面台、そして、その脇にある窓がこの部屋の唯一の窓です。
ベッドの奥がバスルーム。当然ながらバスタブはなくシャワーのみ、そして、トイレも同じ場所にあります。
ホームページに紹介されている通りのお部屋ですが、さすがにコンパクト!ひとり旅か夫婦ならば問題ありませんが、友人同士の旅行では避けた方が良いかなと思う狭さです。もちろん、スーツケースは広げられません。
廊下の窓から下を見下ろすと、ケーブルカーの軌道が見えました。通り沿いの部屋になると、ケーブルカーが通る音が聞こえるのではないかと思います。
このホテルの売りは、立地。パウエル駅至近の場所でこの価格で宿泊できるホテルはそうそうありません。また、ホテル斜め前のドラッグストアは24時間営業でコンビニエンスストア並に軽食やドリンクを扱っているので、とても便利。市内中心部の観光スポットには歩いて出かけられるほか、muniメトロやBART、muniバスの乗り場が近くどこに行くのも便利。
清潔感あり、什器は古いもののメンテナンスはされており、居心地はまずまず。狭いことを除けば、ホテルが高騰している時期は利用価値があるかなと思いました。
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