出かけてからずいぶん時間が経ってしまいましたが、今年のかき氷は9月に出かけた船橋屋と中村藤吉本店が最後。いずれも抹茶を使ったかき氷を楽しみましたので、紹介します。
最初は、くずもちが有名な「船橋屋」、コレド室町のお店に出かけました。
もともと店頭の片隅に3テーブルだけあったイートインスペースがコロナ禍の対応で席数を減らして営業中、席数が減った分、混雑時の待ち時間が長くなっていました。
午後のお茶の時間よりも早い時間に伺いましたが、タイミングが悪かったのか30分以上待って入店しました。
「船橋屋」の目的はかき氷。ふんわりとした氷のかき氷がいただけます。蜜は、宇治と苺の2種類。蜜に加え、あずきやミルク、白玉をトッピングできます。
夫はフルーツ好き、妻は宇治金時好きですので、こちらのお店に伺った時には両方を注文して蜜の味を楽しんでいます。
■ 苺ミルク(1,370円)
夫の注文した苺です。かき氷の氷はふんわりした掻き具合、雲か綿菓子かと思ってしまうふわふわ感があります。
密は、苺。そして、苺に組み合わせるのは練乳。黄金の組み合わせです。
密が別添えになっているので、好みの分量をかけて味の調整をしながら楽しめます。最初にかけてしまわないので、氷もふわふわの状態が長時間維持できるのも嬉しい点。
■ 宇治金時(1,250円)
妻は、宇治金時。ミニくずもちをセットにしました。
ほれぼれとするほどきれいな氷、口の中ですっと溶けるくちどけの良さが楽しめるもの。
苦みの効いた抹茶蜜と柔らかめのあずきが別添えされています。
ミニくずもちは、ちょっと味見をしたい時に。白玉を付けるのもよいですが、「船橋屋」ならくずもちがお薦め。もっちりした食感のお餅に黒蜜と香ばしいきな粉がかかっていて、美味しい!さすがのお味です。
天辺に抹茶蜜をかけると、氷がきれいな緑色に染まりました。
ほどよい苦みと甘みが楽しめる大人のお味、蜜が別添えですので、最初は抹茶だけ、次にあずきと組み合わせて、さらに、夫の苺ミルクについていた練乳を加えてと、味わいをかけて楽しむことができるのが良い点。蜜の量が多めなので、交換して2人で楽しめます。
氷の状態も蜜もよく、そして、氷の後には、緑茶も楽しめる、至福のかき氷。このシーズンも楽しめてよかったと思いました。
席数を絞っている時は訪問時間を選ばないと、待ち時間が長くなるので留意が必要ですが、来年も再訪したいと思っています。
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