梅雨明け前から猛暑が続いている2023年夏、今年も曙橋にあるパティスリー「ラヴィドゥース」の「ラヴィ氷」が始まりました。
週末、お店の前を通りかかった折、立ち寄ってみると氷が始まっているのを見つけ、早速いただきました。
曙橋駅近くの靖国通り沿いにあるお店、新宿タカシマヤの「パティシェリア」でも取り扱いされている有名店です。
店頭には氷の看板などは全く出ていないので、外から見ているだけでは氷のメニューがあることはわかりません。唯一の看板は、「淹れたてブレンドコーヒー」の看板だけ。店内にイートインスペースがあり、そこでケーキのほか、かき氷「ラヴィ氷」がいただけます。
以前は、店頭に氷の旗が出ていたのですが・・・
これがあれば、わかるのですが、今年は掲げられていませんでした。
パティスリーでかき氷の組み合わせは意外ですが、例年夏にかき氷をやっています。以前にいただいたかき氷はブログ記事で紹介しています。
伺ったのは土曜日の14時前、ケースの中のケーキはずいぶん数が少なくなっていました。
かき氷のメニューは3種類、「黒糖マロン」「練乳いちご」「メープルチーズ」、いずれも1,100円です。
レジで注文、支払いを済ませてから「サロン」の席へ。
窓際に椅子が並ぶスペース、外の緑を眺めながらスイーツを楽しめる場所です。
壁際にひとつだけテーブル席もあります。
窓際席に座って、かき氷を待ちました。
■ ラヴィ氷 黒糖マロン(1,100円)
こんもりとした氷の山に、マロンクリームが全体に飾られ、クランブルと粉砂糖が振りかけられています。黒いシロップは黒糖、思いのほかたくさんかかっています。
山に雪が降り積もったような仕上がり、とてもきれいです。
いただいてみると、マロンクリームはラム酒が効いたお味、アルコールが少し強めの大人の味、途中クランブルが良いアクセントです。
黒糖シロップはとろみがあり、氷の上にとどまっていて、コクのある甘さをしっかり味わえます。
氷の状態が非常によく、ふんわりと削られていてくちどけが良く美味しいもの、黒糖シロップは氷の内側までしっかりかかっていましたので、最後まで美味しくいただくことができました。
■ ラヴィ氷 練乳いちご(1,100円)
ひげのあるかき氷にいちごジャムがたっぷり掛かり、ふんわりした食感の生クリームと粉砂糖が飾られています。
ショートケーキ風に仕上げたものとのこと、確かにホイップクリームと少し酸味の効いたいちごがショートケーキの組み合わせです。
ホイップクリームはさすがの美味しさ、メニューの名前は練乳いちごですが、練乳というよりも柔らかめのクリーム、かき氷にもよく合うもの。不思議な美味しさにアッという間に完食してしまいました。
ホイップ系の蜜はかき氷に合わないと思っていた夫婦ですが、こちらのかき氷だけは別。マロンクリームもホイップクリームもそのものが味が良いばかりでなく、かき氷との組み合わせでも美味しくて驚きました。
今年はかき氷専門店のかき氷が高額化して、2,000円を超えるかき氷もよく見かけるようになりましたが、こちらのかき氷は、サイズ感もお値段も気軽にいただくのにちょうど良く、1,000円程度でこのクオリティのかき氷がいただけるのはとても貴重。あまりにも美味しく、この日は夫婦ともに何度もかき氷の話をしてしまったほど。
今年のかき氷シーズンはまだ始まったばかり。シーズン中に必ず再訪したいと思っています。
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