昨シーズンいただいたかき氷を紹介しています。2軒目は神保町散策の途中、看板のかき氷に惹かれ行ってみた「志膳」です。
最初にお店の存在を知ったのは、靖国通り沿いに出ていたかき氷の看板。ふわふわの食感が自慢のかき氷との謳い文句に思わず立ち寄ってしまったもの。看板がなかったら辿りつけなかったと思う立地にあるお店です。
蜜にもこだわっているとのこと、この看板が決め手でお店に入ってみることにしました。
本日のフルーツは巨峰、夏はぶどうも美味しくなりますので、かき氷にはぴったり。ブルーチーズにナッツクリームなど、和風やフルーツだけでない、最近のかき氷屋さんの蜜もあるのですね。
店内はバーカウンター、通りに面した場所にはオープンエアのテラス席があり、自由に選べます。
伺った日はとても暑い日でしたので、店内へ。かき氷も涼しいところの方が最後まで楽しめると思いますし・・・本当は暑い場所で食べるのが一番美味しいのですが・・・
お店はL字のカウンター、壁やカウンターの上にはずらっとお酒の瓶が並んでいます。
目の前にあったのは、いろいろなものが入った「薬酒」。こちらのお店の本業は、「薬酒バー」、夏の間、昼間はかき氷屋さんの営業をしています。
目の前の瓶の中に入っていたのは、タツノオトシゴ。ちょっとびっくりしてしまいました。
かき氷の注文の方法は、氷の種類とシロップの組み合わせを選ぶ形。
氷には、かき氷だけの白氷(900円)と粉氷(950円)の2種類があり、かける粉は、黄な粉、抹茶、ココア、和三盆、珈琲から選べます。
和風の蜜にきな粉や抹茶をかけたり、練乳にココアや珈琲を組み合わせてもよさそう。組み合わせ次第でいろいろなかき氷が作れます。
氷を選んだ後は、シロップを2種類選びます。練乳、抹茶、黒みつ、ココア、珈琲、紅茶、ほうじ茶、つぶあん、マスカルクリームと種類豊富。3種類以上を選びたいときは、1種類150円で追加も可能。そのほか、甘さが足りない時には、白みつをつけてもらうこともできます。
組み合わせで迷ってしまった時には、スタッフお薦めの組み合わせも紹介されています。宇治金時、黒みつきな粉など、いずれも美味しそうです。
そのほか、表の看板にあった、スペシャル氷も紹介されています。メープルシロップやナッツ、マスカルポーネクリーム、ミルクゼリーが乗った豪華なかき氷です。
いろいろと考えて、妻は和風の氷にしました。
■ 粉氷+抹茶+練乳(950円)
和風の蜜が充実していたので、選んだ組み合わせ、抹茶をかけた粉氷に抹茶蜜と練乳を組み合わせた「宇治ミルク」です。
かき氷は羽のついたふんわり氷、見とれてしまうほどの美しさです。
自家製練乳は氷にかけやすく、さらっとしたもの、抹茶蜜は苦みが強い、抹茶そのものを味わうタイプ。
蜜をかけると、氷が少し沈みますが、完全に溶けるわけではなく、ふんわりしています。柔らかい氷でくちどけがよく、美味しい!ここまで状態のよい氷のお店は少ないと思います。
食べ進んでいくと、中にミルクゼリーが現れました。こういったサプライズがあるとうれしいもの、練乳と抹茶にミルクゼリーの組み合わせがよく、最後まで美味しくいただきました。
■ フルーツ氷(1,000円)
フルーツ好きの夫は、巨峰と練乳のフルーツ氷にしました。
氷のかき具合がよいのは、この氷を見ると分かると思います。ひげがあって粉雪のようにふんわりしていて、じゃりじゃり感がないのが良い点、口どけがなめらかです。
巨峰と練乳の蜜はたっぷり。ぶどうは適度な酸味もあって、甘みとのバランスが良い蜜、氷にかけると、薄い紫色になり、色合いもきれいて目でも楽しめる氷でした。
何よりもよかったのは、氷の状態。氷の温度もかき具合もよく研究されているのかふんわりしていてとてもなめらか、蜜の状態もよく、とても美味しい氷でした。今年もかき氷の営業をするのか、お店のHPやSNSを見ているのですが、まだ情報なく・・・神保町に行くときに確かめてこようかと思っています。今年も営業されることを期待しています。
関連ランキング:バー・お酒(その他) | 神保町駅、新御茶ノ水駅、御茶ノ水駅
コメント