年末年始のシカゴ旅行での一番の楽しみは、新年を迎える瞬間に打ちあがるニューイヤー花火を鑑賞すること。当日のお天気が心配でしたが、大晦日のシカゴは午後から青い空が広がる快晴に変わり、花火の打ち上げも予定通り。以前の規模に復活した15分間の花火ショーを鑑賞できました。
2024-2025年のニューイヤー花火の打ち上げ場所や鑑賞スポットなどを紹介します。
主な打ち上げ場所
シカゴ中心部では、2か所から打ちあがります。いずれも規模は大きく、新年を迎えた瞬間から10-15分間の花火ショーが楽しめます。
いずれも開けた場所で打ち上げられるため、広範囲の場所から花火が見え、日本の花火大会とは異なりゆったりと鑑賞できます。
①ネイビー・ピア(Navy Pier):ミシガン湖に突き出た桟橋で、シカゴの代表的な観光スポットです。桟橋の目の前の湖上から花火が打ち上げられます。花火の規模が大きく、15分間音楽とともに花火ショーが開催されます。
②シカゴ川(Chicago River):コロナ禍で一時休止されていましたが、2024-2025年は復活、シカゴ川にかかる橋付近から花火があがります。今年の打ち上げポイントは、Orleans Street, La Salle Drive, Clark Street, Dearborn Street, State Street, Columbus Drive bridgesの6か所。複数のスポットから上がるので、シカゴリバーウオークやシカゴ川沿いのホテルなど川を見渡せる場所からであれば、複数の花火がまとめて見え、華やかです。
鑑賞した場所
どちらの花火を見に行くのか迷ったのですが、ネイビーピアの花火の規模が大きいと聞き、そちらに絞って見に行くことにしました。
ネイビーピアの花火を見るスポットとして有名なのは、ネイビーピアの桟橋や遊歩道ですが、南側の湖畔にある公園「マギー・デイリー・パーク」からもよく見えます。
我が家は、ラランド・グローブ近くの突堤を進んだ先(緑の矢印の先端部分)で鑑賞しました。
突堤はまだ先に延びているのですが、一般人が立ち入れるのはこのポイントまで。突堤のどの位置からも花火を見ることができます。
昼間の様子はこのような雰囲気の場所。湖側に大きく開けている場所ですので、花火が見える場所が多く、ゆったりと鑑賞できそうです。
ホテルを出たのは30分前
宿泊していたフェアモントシカゴから鑑賞場所までは公園内を抜けて17分。とても寒い日でしたので、11時半ごろホテルを出て、湖畔へ向かいました。
鑑賞スポットまでのルートはこの通り。googleでルートを調べておいたものの、歩いて通れない場所があるかもしれないと、日中、歩いて確認しておきました。
公園の周囲はコンドミニアムが林立。多くの部屋に電気が灯っていて明るく、きれいな夜景です。公園内も明るく、歩いている人も多いので、治安の不安はありませんでした。
湖畔から伸びる突堤に行くと、ネイビーピアが見えました。観覧車にはイルミネーションがついていて、遠くからでもよく見えます。
花火の打ち上げ位置は、この写真でいうと右奥あたりの湖上です。
この突堤は、ボートなどを係留できるドックになっている場所。湖側にフェンスなどがないので、お子さん連れの方は注意が必要です。
突堤から振り返ると、シカゴ中心部のビル群が見えます。
花火打ち上げの10分前くらいですが、集まっている人はこの程度。混雑していないので、自由に場所を変えながら鑑賞できる状態です。
この後、カウントダウンの声が聞こえてきて、新年を迎える瞬間・・・
花火の打ち上げが始まりました。花火が見えるように突堤の突き当りまで行き、鑑賞することにしました。
スマートフォン片手に花火を撮影する人が何人もおられましたが、先端部分でも混雑していないので、しっかり花火の鑑賞ができました。
花火の打ち上げは約15分間、大玉が多く、高い位置まで打ちあがるので見上げるように花火を鑑賞しました。
音楽とともに楽しめる花火とのことでしたが、この位置からは音楽が聞こえず花火のみ。音楽とともに楽しみたい方は、ネイビーピアからの鑑賞がおすすめです。
年越しそばは日本から持参の「緑のたぬき」
大晦日の年越しそばは、日本から持って行きました。
マルちゃんの「緑のたぬき」です。
寒いシカゴで温かいそばは体に染み渡るもの。行きの機内で上品な年越しそばをいただたものの、ホテルで食べたこのたぬきそばも美味しく、持って行って正解でした。
コロナ禍で年越しイベントが休止や縮小されることが続いていましたが、今年は以前の規模に戻って華やかなニューイヤー花火が復活していました。シカゴ川沿いの花火の打ち上げポイントが増えていましたので、川沿いのリバービュールームに宿泊するのもよさそう。来年のシカゴ旅行ではどのホテルに宿泊するかよく考えて決めたいと思います。
2024年12月シカゴ旅行の記事は、旅行記でスケジュールとともにまとめて紹介しています。↓
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