野菜不足が気になる旅先でのランチ、わが家でよく使うお店のひとつがメキシカンファーストフードの「CHIPOTLE」(チポートレ、現地発音では「チポーレ」のように聞こえます)。フィラデルフィア旅行でもホテル近くのショッピングセンター「リバティプレイス」のフードコートの店舗を利用しました。
リバティプレイスは、デパートやショップ、飲食店が入店しているショッピングセンター、市街地の中心にあり、宿泊先のホテルから近く便利に利用していました。
「CHIPOTLE」(チポートレ)は、燻製にした唐辛子の香辛料、辛いメキシコ料理らしいネーミング。タコスやブリトーなどがいただけるファーストフードチェーンです。
メニュー
メニューはシンプルで、メインを決め、食べ方を選ぶ方式。お値段はメインの食材で決まり、どの食べ方を選んでもお値段は変わりません。(なお、お値段はお店よって異なりますが、おおむね1,000円程度のランチです。)
食べ方は、ブリトー・ボウル・タコス・サラダの4種類。
ブリトー
トウモロコシ粉を焼いたクレープのような柔らかい生地「トルティーヤ」で野菜や肉、豆を巻いたラップサンドイッチ
ボール
ブリトーの中身だけをボールでいただくもの、ライスの上に具材を乗せているので、日本風に言うと丼
タコス
トルティーヤを焼いた硬い皮に具材を入れていただくサンドイッチ
サラダ
レタスなどの野菜の上に具材が乗ったサラダ
ボールとサラダの違いが分かりにくいのですが、過去に食べた印象では、サラダの方がレタスの分量が多いと思いような気がします。
オーダーの方法
食べ方、メインの食材(チキン、ポーク、バルバッコア、ステーキ、ソフィリタス、ベジタブルから選択)、トッピングを選んで、好みのものを作ってもらう方式、サンドイッチチェーンの「サブウェイ」と同じです。
トッピングは何を選べばよいのか迷ったときには、全部(Everything!)とすることもできます。苦手なものがない方は全部にしておくのが楽です。
オーダーしたもの
食べきれない時にお持ち帰りができるよう、「take away」でオーダー、包装してもらいました。
サラダ(チキン+ガカモレ)
妻は、野菜中心に食べたく「サラダ」で注文、メインはチキンを選んで、アボカドのソースガカモレ(ワカモレ)を追加してもらいました。メインの食材は何を選んでも同じお値段ですが、ガガモレを追加する時は別料金(2.35ドル)、税金等が加算されて10ドル以上のランチです。
レタスの上には、たっぷりの煮豆とブラウンライス、そして、トマトサルサとガカモレを追加、山盛りの丼になりました。
辛いソースをかけないようにしたので、食べやすく仕上がりました。チキンはスパイシーな味付けですし、ガカモレがかかっているので、ドレッシングなしで充分いただけるもの、豆とブラウンライスでボリュームもあって食べ応えがありました。
ブリトー(ステーキ)
夫はブリトーにしました。日本でブリトーのイメージは「セブンイレブン」で売っているタコスミートとチーズが入ったサンドイッチですが、チポートレのブリトーは太巻きのような形状、実際には太巻き以上の大きさのラップサンドイッチ、余りに大きくて重いので驚いてしまいます。
切り分けてみると、ライスや豆がぎっしり入った巨大なラップサンドイッチ・・・ここまで大きなものになるとは思っていなかったので、とにかくびっくりです。
味付けは想像通りのもの、中身のボリュームはさることながら、トルティーヤのボリュームもあるので、半分もいただくと胸がいっぱいになり、残りは夜食でいただきました。
最後に
メキシコ料理そのものがまだまだ知られていないので、食材のひとつひとつが日本では馴染みのない食材で、味の想像が難しいかもしれません。唐辛子を多用した辛いソースを除けば、日本人の口にも合う素材の味付けですので、一度挑戦してみることをお勧めしたいチェーン店のひとつ。
アメリカの食事は揚げ物が多かったり、炭水化物と肉料理の組み合わせだったりしますが、旅行中の野菜不足解消にはうってつけ、わが家では、サラダボールのお店やチポートレなどをよく活用しています。
お持ち帰り用にしてもらえれば、食べきれなかった時に持ち帰りも可能。ポーションが大きいので、家族でシェアしたり、夜食にいただいたりと活用の幅が大きく便利です。
(写真を見ていたら、食べたくなってきましたが、残念ながら日本未上陸のお店です。)
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