「端記茶樓」で早朝飲茶を楽しんだ後、最寄りのMTR荃灣駅までハイキングコースを辿って帰ってみました。
「端記茶樓」からMTR荃灣駅までは約1時間、基本的に下りですので、体力に自信のない方でも気軽に楽しめるルートです。Google MAPでルートを確認してみるとこのようなルートでした。
今回歩いたハイキングコースの一部は、香港政府が薦めるランニングルート「城門引水道」として、整備されています。
「端記茶樓」の駐車場の奥にハイキングコースにつながる階段があり、ここを降りて行きます。
階段を少し降りてから振り返ってみた景色です。レストランを背に駐車場を進んだ左手奥に階段があります。
階段を降りると、クレソン畑が広がっています。「端記茶樓」の名物「クレソン炒め」はクレソン畑から採りたてのクレソンを使ったお料理、このようなところで栽培されているのですね。
畑の中には鳥やもいて、のどかな雰囲気です。
水が澄んでいてとてもきれい、香港にいるのを忘れてしまうほど空気もきれいで清々しい場所です。
クレソン畑を抜けると、ハイキングコース「城門引水道」につながっています。コースの途中にはこのような看板があり、整備されたコースのようです。
山道といっても舗装されている部分も多く、とても歩きやすいコース、途中、健康作りのために歩いている地元の方と何人かすれ違いました。
コースの途中には、屋根のついた休憩場所もあります。急な雨の時の退避場所としても利用できます。
コースは緑にあふれ、花が咲いていたりと楽しめるコース、夫婦で飲茶が美味しかったなどと話をしながら歩いていると・・・
巨大な牛に出会い、びっくり。
山の中に消えてくれるかなと行方を追っていたのですが、なかなか遊歩道から離れず・・・少々怖かったのですが、牛の脇をすり抜けて、ハイキングコースを進みました。
山道を歩いて20分ほど行くと、舗装した道路に出ました。(地図「A」の位置)
ここでルートは二手に分かれます。右でも左でもMRT荃灣駅に行けるます。ここで右にいくと、比較的早くはスルートの大通りに出られます。左に行くと、ハイキングコース(と言っても舗装された道路を歩くもの)が続きます。私たち夫婦は左へ進みました。
左に進み舗装道路を進むと、水の音が聞こえ小さな滝が見えました。
さらに進むと、マンションなど街の建物が見えてきました。駅まではもう一息。
「往扶輪亭」の看板と階段が見えました。ここから長い階段を降りると駅近くのバス通りに出ます。(階段は、地図「B」の部分です)
階段のところに赤いペンキで「998」と書かれています。「これって、バスの番号なのかな?」と最初は思ったのですが・・・この数字は長い階段の段数。約1,000段の階段でした。
「下りだから大丈夫、大丈夫」と気軽に降り始めたのですが、さすがに1,000段近い階段は足腰に負担があり、2/3位のとこで膝が「がくがく」してきてしまいました。
途中にあった東屋で休憩を取りながら進み・・・20分ほどでバス通りまで出ました。(地図「C」の位置)
ルートの最後はこの階段です。
バス通りからから振り返るとこの形式。右側に見える階段のところに降りてきました。
1,000段の階段は下りなら大丈夫だろうと甘く見ていましたが、下りも辛いと初めて知りました。ただ、階段を下りる途中、登ってくる方と何人も出会いました。登りは下りの比ではない辛さだと思いますので、相当の体力があ方、私たち夫婦よりもずっと年上の方ばかりだったことを思うと脱帽です。
この後は、舗装された道路を下り、MRTの標識を頼りに駅まで下りました。
駅に向かう遊歩道には、多くの張り紙があり、デモを応援するコメントが書かれていました。
ハイキングコースはゆっくり歩いて約1時間。ルート沿いのほとんどが舗装されていてとても歩きやすいコースでした。ただ、途中長い階段がありますので、登りで利用するのは慎重に。下りならばほとんどの方が問題なく利用できると思います。
なお、階段を回避したい場合は、地図上の「A」の地点で右に進むと、早い段階でバス通りに出ますので、あとは坂道を下るだけで済みますので、使い分けも可能です。
MTR荃灣駅からは電車で旺角へ戻りました。
気持ちの良いハイキングルート、朝の涼しい時間帯がお薦めです。
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