広東料理店の飲茶と言えば、朝から昼の時間帯にサービスされるのが一般的ですが、終日飲茶が楽しめる「点心専門店」が増えてきました。
いくつかある点心専門店の中で、香港版食べログ「OpenRice」のコメントを参考に太子にある「籠太子點心専門店」に行ってみました。
夕方17時前にお店に行ってみたところ、夕食の時間前でまだ空いていて、この時間帯は予約なしでも大丈夫でした。終日点心を提供しているので、どの時間帯に行っても良いのがうれしいところです。
中華料理店というよりも、カフェと言った雰囲気の内装。お店の入り口のマットに「いらっしゃいませ」の文字があったのはちょっと笑ってしまいました。
天井には、鳥かご風のランプシェードが飾られています。やはり、伝統的な広東料理店とは違う雰囲気です。
主なメニューは写真付き。漢字だけでも分かりますが、写真があると更に分かりやすく、飲茶初心者でも安心して利用できます。
以下、いただいた点心を紹介します。
メニューを見ながら、注文票に記載してスタッフに渡します。このシステムって、ミシュラン一つ星の「添好運」と同じですね。
お薦めメニュには「いいねマーク」が付いていたり、蝦餃などは、2個か4個かを選べるようになっていたり、なかなか考えられています。この方式、注文しやすいと思います。
ひととおり注文して、お茶を飲みながらお料理が来るのを待ちます。
■ 鮮竹牛肉球
■ 籠太子蝦餃子皇
■ 鮮蝦焼売皇
■ 潮州蒸粉菓
■ 家郷威水角
■ 油菜
■ 鮮蝦菜苗餃
■ 皮蛋牛肉腸
いずれも出来立て熱々の物がテーブルに運ばれてくるので、とても美味しいもの。ワゴン式の伝統的な飲茶スタイルもよいですが、出来立てをいただけるオーダースタイルもよいもの、メニューで食べたいものを順番に注文することもできるのがうれしい。特に揚物がサクサクで楽しめるのが美味しく、夫婦ともに大満足でした。
點心8品にお茶代1人3ドルを入れて、146ドルのお会計、1人あたり1100円と非常にお手頃価格。このお値段と美味しさなら人気が出るのがよくわかりました。
この日食べられなかった点心がまだあるので、ぜひ機会があったら再訪したいと思うほど。点心ならお腹の状態に応じて注文の数を変えられますし、なによりも終日点心が楽しめるのが気に行ったポイント。ホテルの近所にあると便利なレストランだと思いました。
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