仁川空港からソウル市内までのアクセスは、鉄道、バス、タクシーと複数の手段がありますが、早くて安い電車がおススメ。時間が正確で空港に向かう際も安心なことも良い点。
ソウルからニューヨークへのフライトは翌日の午前発、今晩は空港近くの「雲西」にあるホテルに宿泊する予定、空港から空港鉄道に乗車して「雲西」へ向かいました。
「空港鉄道A’REX」の駅は空港ターミナル直結、案内標識に従って進むと駅に行けます。
列車の種類
空港鉄道A’REXには空港からソウル駅まで直接運行する「直通列車」と、ソウル駅までの各駅に停車する「一般列車」の2種類の列車があります。
アシアナ航空が発着する仁川空港第1ターミナルからソウル駅までは「直通列車」で43分11,000ウォン、「一般列車」で59分4,450ウォンと所要時間とお値段が異なります。
金浦空港との行き来や、ソウル市内で地下鉄に乗り換えを予定している方は、「一般列車」、目的地がソウル駅であったり、早く市内へ出る必要がある方は、「直通列車」を選ばれると思います。
我が家は、いつも「一般列車」を利用しています。「直通列車」が便利ですが、「一般列車」は「直通列車」と比較して料金が半額以下、そして所要時間が16分しか違わないこと、「直通列車」は40分に1本と運行本数が少ないこと、「直通列車」は乗車の予約が必要なことから、使いがってはいまひとつのため、「一般列車」を使っています。
なお、「雲西」駅は空港から2つ目、料金は1,050ウォンで移動できます。
きっぷの購入方法
空港駅の改札近くにきっぷの自動販売機があります。
自動販売機が多数並んでいますので、すぐに購入可能です。
基本的な表示は韓国語ですが、英語、中国語、日本語の表記に変えられます。
日本語のボタンを押すと画面表記が日本語に変わります。
きっぷは、1回券を購入するか、IC系交通カード「T-money」(日本の「SUICA」や「ICOCA」にあたるもの)を購入してチャージするかのいずれか。1回券を利用した場合、100ウォンほど料金が高くなります。
ソウルでの滞在日数が長い、再訪する予定があるなどの場合は、交通カードの購入がおススメ。わが家はカードを持っているので、今回はカードの残高で乗車できました。
カードにチャージする場合は、チャージを選び、
画面の案内に従って、読み取り機にカードを置きます。
「CARD RECHARGE」の場所にカードを置きます。
カードを置くと残額が表示されるので、チャージしたい金額を選び、紙幣を自販機に入れるとチャージができます。
購入もチャージも現金のみしか使えませんので、事前に準備しておく必要があります。
自動販売機の表示は違和感のない日本語で表示されるので、基本案内に従って操作するだけ、特に迷うことなくチャージや購入ができると思います。
駅構内の様子
仁川空港第1ターミナル駅
目印は青い列車のマーク。青い改札が一般列車、一方、直通列車のシンボルカラーはオレンジ、この改札の反対側に直通列車の改札があります。
一般列車は、日中は、1時間に5本、12分おきの運行、ピーク時は1時間に7本と頻度よく運行されています。直通列車は予約が必要ですが、一般列車は予約不要、気軽に乗車できるのが便利な点です。
空港からの始発は5時台、終電は23時台と早朝や深夜到着でも利用が可能、午前中の早い出発便に搭乗する場合でもソウル市内から空港へ電車で向かうことができます。
ホームには、ホームドアがあるので、安全。駅構内はきれいで治安などの心配はありませんでした。
雲西駅
雲西駅もホームドアがあります。
雲西駅付近は高架、駅部分はドーム状の建物になっているので雨の日もホームは濡れない構造、荷物を持っての移動でも楽です。
日本の鉄道駅と同じ雰囲気、高架下地上部分に改札があり、階段、エスカレーター、エレベータでホーム階と行き来します。
雲西駅の前には広場があるなどゆったりとした造り、雲西は空港新都市とも呼ばれ、空港鉄道開業時に開発された場所、駅前には飲食店やホテル、ロッテマート(スーパーマーケット)があり、10分ほど歩くと郊外型の集合住宅が並びます。
本日宿泊するホテルは、駅から歩いて5分ほど、飲食店などが多く立ち並ぶエリアにあります。
この後、駅からホテルまで歩いて移動して、チェックインしました。
(以下、2024年10月27日追記)
参考:早朝の運行状況
雲西に宿泊した翌日、ニューヨーク行きのフライトの搭乗するため仁川国際空港に戻る時も空港鉄道を利用しました。
雲西駅からの電車は、平日は朝5時26分が始発。雲西からは空港鉄道一般列車の始発に乗車、空港には5時半過ぎに到着しました。
運行スケジュールは安定しているようで、日本の鉄道と同じ感覚で利用できます。早朝の時間帯にもこれだけの本数がありますので、9時台の出発でも余裕をもって移動はできます。
今回のニューヨークへのフライトは9時50分発、搭乗開始は9時20分なので、始発で空港に行く必要はなかったのですが、ホテルよりもラウンジの方が快適なことや、朝ごはんを食べたかったという不純(?)な動機で、早めに空港に向かいました。
成田でチェックインした際にソウル-ニューヨーク間の搭乗券ももらっていたので、チェックインカウンターの立ち寄る必要がなく、カウンターの営業開始時間を気にする必要もありませんでした。
2024年9月ニューヨーク旅行の記事は、旅行記でスケジュールとともにまとめて紹介しています。↓
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