香港では、行きたい場所が多く、日中目いっぱい観光すると、夕方には疲れがでてきてしまい、夕食はホテル近くのお店で軽く済ませることが多いように思います。
ホテル最寄りの繁華街、旺角を散策している途中、早めの時間帯の夕食で「新記鷄粥」に出かけました。
「新記」は香港のあちらこちらで見かける粥麺店です。
出かけたのは17時過ぎ、店内のメニューを見ると「下午茶」（アフタヌーンティ）メニューが注文できる時間帯、セットメニューがお得そうでしたので、「下午茶」のセットメニューの中から注文することにしました。
セットメニューは、お粥や麺に大根餅や腸粉と飲み物が付いたものなど、茶餐店（香港式喫茶店）にあるようなメニューのラインナップ。
麺料理やご飯ものとのセットも種類豊富。
妻はお粥のセット、夫は海老雲呑のセットをオーダーすることにしました。
お粥に大根餅とミルクティをつけたセットで33ドル、海老雲呑にレモンティをつけて39ドルととっても庶民的なお値段です。
■ 鮮蝦雲呑
お馴染みの海老雲呑です。香港らしい細麺に雲呑5つ、透明な澄んだスープのまさに海老雲呑。
セットのお茶はホットレモンティに。厚切りのレモンがたっぷり入っていて酸味は充分（笑）砂糖で甘くしていただくのが美味しいお茶です。
■ 皮蛋痩肉粥
とろとろ熱々のお粥がきました。具材は定番中の定番ピータンと豚肉です。妻はお粥の中で最も好きな具材がこのピータンと豚肉。ピータンのコクで味は充分。
セットメニューの中から大根餅をチョイス。飲茶のお料理で好きなもののひとつ。お粥に大根餅と炭水化物に偏った食事ですが、美味しいので、ついこの組み合わせにしてしまいました。
セットの飲み物はミルクティ。香港では細かい茶葉を使って濃く淹れる紅茶が一般的、そしてミルクティをオーダーするとミルクはエバミルクが入ります。牛乳に比べてコクがあるので、濃いめの紅茶とバランスが良くとれています。
偶然お店の前を通りかかって入店した粥麺屋さんですが、お料理は普通に美味しく、そしてリーズナブルなお値段。夫婦それぞれ食べたかったメニューを満喫でき楽しい夕食になりました。
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