【2024年11月シドニー】平日観光にはシドニー大学がお勧め~シドニー中心部から歩いて20分、緑が多いキャンパス内に見どころ満載

旅先散歩

海外旅行の日程は休日中心になることが多いのですが、2024年11月のシドニー旅行では現地滞在が4日と長く、平日を観光に充てられる日程。平日の観光ならばと、シドニー大学に行ってきました。

シドニー大学はセントラル駅周辺から歩いて30分ほどとアクセスしやすい場所にあります。キャンパス内は、一般人でも立ち入り可能、自由に見学ができます。キャンパス内には歴史のある建物があるほか、緑が多く、散策するだけでも楽しめる場所。そして、キャンパス内には、Billsのようなおしゃれなカフェがあったり、美味しい学食、大学グッズを扱う生協もあり、キャンパス内の施設も一般人が利用できると開放されたスポットです。

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公式HPの「セルフガイドツアー」を参考に

シドニー大学のキャンパスマップを探していると、シドニー大学には公式日本語ホームページがあるほか、「セルフガイドツアー」(なんと日本語版もあり!)を見つけました。ツアーの案内を参考に見学してみましたのでキャンパス内の様子を紹介します。

公式サイトのリンクは以下です。

公式サイトには、キャンパスツアーの動画もあるので、それを見ておくとさらにイメージがつかめると思います。(見てしまったら行かなくてもいい・・・ということになるかもしれませんが・・・)

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シドニー大学までのアクセスは徒歩で

シドニー大学はセントラル周辺からパラマッタ通りを西に行った場所にあります。電車の駅からは遠いので、一般的にはバスを利用しますが、我が家はウォーキングが趣味なので、もちろん徒歩でアクセスしました。

セントラル駅から大学の入り口(上の地図の赤いポイントの場所)まで徒歩20分ほど、大通り沿いをまっすぐ進むだけなので、とても分かりやすいルートです。

パラマッタ通りは歩道もある大きな道路、キャンパスまでの区間は商店が並びとても賑やか、歩いている方も多いところです。

しばらくすると、左側にビクトリアパークが見えていきます。これが見えたら、大学はまもなく。ビクトリアパークの隣がシドニー大学です。

入り口には、「The University of Sydney」の大きな文字が見えますので、すぐにわかります。あまりに巨大すぎて、1枚の写真には収まりませんでした。

看板の全容です。

ここから大学の中に入るのですが、キャンパスは敷地が広大、一番遠くの建物に行くには、さらに15分~20分ほどかかります。建物を見ながら歩いていると全く気にならないのですが、とにかく広いので、暑い日や歩くのが苦手な方はご注意ください。

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キャンパス内の見どころ

セルフツアーのスポットを見てみると・・・

キャンパス内をほぼくまなく見学する14か所のスポットが紹介されています。

全部をゆっくり見学するには1日近くかかってしまうボリューム感。過去に行った方のブログ記事などを参考に、①有名な建物を見学、②生協でお買い物、③学食でランチ の3つのテーマに絞って見学することにしました。

場所を示すために、セルフガイドツアーのスポット番号も合わせて紹介します。

Great Hall(グレートホール) 地図⑦

シドニー大学の中で最も有名な建物、1800年代に建築されたゴシック様式の建物です。中にホールがあり、ここで卒業式などのイベントが開催されます。

The Quadrangle(クワドラングル) 地図⑦

グレートホールの建物の奥にクアドラングル(Quadrangle)と呼ばれる中庭があります。緑の芝生がきれいな空間、まるでハリーポッターの世界に迷い込んだかのような雰囲気が漂います。

建物の中の窓にはステンドグラスが施されているなど、細かな装飾が至る所にあります。

どこを切り取っても絵になる風景・・・

春を告げるジャカランダの花がとてもきれいでした。

Graffiti tunnel(グラフィティトンネル) 地図⑨

大学内でペンキを使った落書きが許されている通路です。

キャンパス内の建物をつなぐ通路の中には何層にも重ねられた落書き、重なりすぎていて何が書かれているのかわかりませんでした。

シドニーストア(Sydney Store) 地図⑧

キャンパス内には大学グッズを販売する生協が複数ありますが、最も大きいのは、地図⑧にあるストア。

建物が工事中でしたが、中は営業していました。

看板を目印に店内にへ。

生協では、大学名のロゴが入った衣料品のほか、文具などが販売されています。

トートバッグはお土産にぴったり。

マスコットのぬいぐるみも欲しくなるもののひとつ。

驚くのは種類の多さ・・・

卒業式シーズンには学帽とマントをかぶったぬいぐるみが登場、カンガルーがいるのはシドニーならではと思います。

Courtyard Restaurant & Bar(コートヤード レストラン アンド バー) 地図⑧

シドニーストアの隣にオープンエアのカフェがあるのを見つけました。気持ちよさそうでしたので、コーヒーをいただいて休憩することにしました。

天窓から注ぐ光で明るいお店、まるでBillsにいるようです。

ドリンクメニューのほか、サンドイッチなどの軽食や

ケーキ、サラダなどがあります。

メニューを見ると、パスタやビザもあり、ランチで利用する学生さんもおられました。

ここが大学内とは思えない雰囲気、こんなカフェでランチが楽しめる学生さんがうらやましい。

夫婦ともにフラットホワイトをいただき、しばし休息。あまりの気持ちよさに長居したくなってしまいました。

アンダーソン・スチュアート棟、法学部堂 地図④、⑤

学食のある南側へ移動するため、地図⑤、④を抜けて進みます。

キャンパス内には古い建物が点在しているほか、

近代的な建物もあります。

緑が多いので、歩いていてもとても気持ちがよい場所です。

キャンパス内を通るシティロードを渡って、学食のあるウエントワース棟へ。

ウエントワース棟 地図③

この建物の中には、学食のほか、保健センター、留学生ラウンジ、生協などがあります。

こちらの学食は日本の大学と同じような雰囲気でちょっと安心。


中華、ビザ、サンドイッチなど、いろいろなメニューがあるようです。

美味しそうな香りのするお店があったので、見てみると・・・

ギョズレメ(Gözleme)というトルコ料理、小麦粉生地に具材を挟んで鉄板で焼いた”ホットサンド”、具材には、チーズ、チキン、ポテト、マッシュルーム、ホウレンソウ、卵などがあり、好みのものをいれてもらうようになっていました。

あまりの良い香りに、こちらでランチをいただくことにしました。メニューの中から、本日のおススメだったラムケバブ&チーズをオーダーして焼いてもらいました。

■ ラムケバブ(15ドル)

できたてアツアツ、平たい半円形のサンドを食べやすく切り分けて盛り付けてくれています。

チーズがとろけるホットサンド、ケバブがスパイシーで想像通りのお味、添えられているのはサワークリームに香味野菜を加えたソース、少しつけていただくとまた味わいが変わって美味しいもの。ボリュームがあったので、夫婦で分けてちょうどよいくらいでした。

ちなみにお値段は、15ドル。学食なのでお安いのかと思っていたら、街角でいただくランチと同じくらいの価格。時給3,000円が最低賃金の国ですので、15ドルも普通なのかもしれません。

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まとめ

シドニー大学は緑豊かな自然の中に歴史的建築物が点在して、散策には良い場所でした。学内とは思えない気持ちの良いカフェがあったりととても恵まれた環境と思いました。

ホテルで朝食後、歩いて大学に行き、キャンパス内を散策して、ランチを学食でいただいたもの、約半日のコースでした。近くに滞在しているときには、散歩がてら、キャンパスに行ってカフェでくつろがせてもらってもよいかなと思いました。

シドニーの一般的な観光スポットを行きつくしてしまった方にはおすすめの場所です。

記念撮影スポットが多数あり、ロゴの前でカメラを構えていたところ、大学の先生から「記念撮影でお撮りしましょうか?」と優しく声掛けされてしまいました。「せっかくの記念なので、いい思い出になりますよ」との優しいお言葉でした。

帰りはビクトリアパークの中を抜けて、再びセントラル方面へ。大学の隣にあるこの公園もとても気持ちの良い場所、晴れた日にランチをもってピクニックに来てもよさそうと思いました。


2024年11月シドニー旅行の記事は、旅行記でスケジュールとともにまとめて紹介しています。↓

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