希少品種の白びわ狩りができるのは静岡県伊豆市土肥地区だけ~今年も6月期間限定の”幻の白びわ狩り”に行ってきました

国内散歩

夫婦ともども果物狩りが大好き、今年も6月に初夏の宝石「白びわ」が楽しめる静岡県伊豆市の土肥へ出かけました。

白びわは、全国でも土肥だけで栽培している希少品種のびわ、普通のびわと比べると果肉が白っぽく、甘み、酸味のバランスが絶妙な品種。傷つきやすいので地元以外では出回っているのを見かけることはありません。

また収穫時期も短く、例年5月下旬から6月上旬のわずか数週間。白びわ狩りができるのも特定日だけというレアな果物狩りです。

開催日程は伊豆観光協会のホームページなどに案内が出ますので、時期が近くなったら情報チェックが欠かせません。

開催日程は白びわの生育により多少変わりますが、例年6月上旬、2019年は5月最後の週末からの開催でした。また生育状況によっては、1日限りだったり、休止されたりもしますので、とても貴重です。

会場は土肥にある恋人岬、恋人岬の駐車場やテラスハウスが利用できます。白びわ狩りの日は駐車場にテントが設置され、ここでびわ狩りの受付が行われます。

年々白びわの情報が広がっているのか、今年は開園前から行列ができるほどの人気、行列に並んで受付を待ったのは初めてです。

2019年の料金は大人1,500円、小学生700円。40分間びわが食べ放題になります。

受付を済ませると種を入れる袋をもらい、白びわ畑へ向かいます。白びわは、恋人岬から海に向かって坂を下った両側の斜面に植えられています。

白びわの木はさほど高くなく、大人が手を伸ばせば届く場所にびわの実がなります。びわ畑に入ると、すでにたくさんの人がびわ狩りを楽しんでいました。

木全体が黄色に染まるほど、今年も多くのびわがなっていて・・・美味しそう。

手を伸ばすとそこにはたくさんのびわがあります。色合いの良さそうなものを選んでいただいてみると、とても甘い!美味しいびわです。

太陽の光をたっぷり浴びて木の上で熟したびわは甘みがあって◎、さっぱりした甘さでいくつでも食べられます。

びわは木により甘みが多少異なるので、いくつかの木で実を取って試食、美味しいびわの木を選んでたくさんいただきました。

40分間でいくつ食べたのだろうと思うほどびわを満喫、時間めいっぱいびわを楽しみました。

受付近くには手を洗うための水が用意されているなど、設備はしっかりしています。またテラスハウスにはお土産物屋さんの他、カフェ、お手洗いなどもあり、びわ狩りの後ひと休みもできます。

テラスハウスでは、お土産用の白びわが販売されていました。1箱1,500円です。

販売されている白びわは厳選されているのか、傷や痛みのないきれいなものばかり。これならスーパーにも並べられそうですが、数が少なくて出荷が難しいのでしょうね、土肥ならではのお土産です。

テラスハウスでは、地元の農産物、海産物も販売されていますので、白びわ以外のお土産を購入することができます。

毎年楽しみにしている白びわ狩り、今年も出かけることができて幸せな週末になりました。40分1,500円で思いっきりびわが楽しめるのはとても貴重なこと、来年も豊作になることを今から祈っています。

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