例年7月に入ると河口湖周辺では、ブルーベリー狩りが始まります。7月最初の週末は、鳴沢村の大木原地区にあるブルーベリー生産組合のブルーベリー園でブルーベリー狩りを楽しみましたが、今週は、7月10日に開園した船津登山道沿いにある「森のブルーベリー園」に行ってきました。
河口湖インターチェンジから船津登山道を登っていくと右側にあります。名前の通り、まさに森の中にあるブルーベリー園です。
今日は開園初日、普段であればブルーベリー狩りののぼりが登山道沿いに出ていますが、まだ準備が間に合っていなかったようで、何もありません。
前日の夜、じゃらんのサイトで予約ができるのを見つけ、今年も開園したことがわかり行ってみましたが、近くを通っただけでは開園したことに気が付かなかったと思います。
小道を進むと少し開けた場所に駐車場があり、車を停めてブルーベリー園へ。
入園料
入園料は大人500円と破格。お持ち帰りは100g300円。摘み取って持ち帰るお客さんも多いようです。
2021年は7月10日が開園初日、例年8月中旬までブルーベリー狩りが楽しめます。
園内の様子
朝いちばん9時に到着すると、園主の女性が草刈りの真っ最中。「今日からの開園のための準備が間に合わなかったの。駐車場も園内も草がまだたくさん生えていますので、足元が汚れるかもしれませんが大丈夫ですか?」とのこと。
わが家は山登りウエアで、簡易レインコートも来ているので、全く問題ないのですが、「東京からのお客さんはきれいな恰好をされてくるので、汚れちゃうのが申し訳なくて・・・」と話されていました。もちろん、わが家は、そのまま入園させてもらいました。
ブルーベリー園は、全体が鳥よけのネットで覆われています。
あちらこちらの木でブルベリーが色づいています。
園もまだまだ未整備の状況だったようで、ブルーベリーの木は実が重みで下がっていて、通路をふさぐ状態。
枝を縛って持ち上げる作業をされている途中とのことでしたが、美味しいブルーベリーがいただけるのであれば、問題ありません。
この木はすでに良い状態、食べごろの実がたくさんあります。複数の品種がありましたが、こちらでも「アーリーブルー」が食べごろでした。
雨が数日続いた後の久しぶりの晴天、朝早い時間はブルーベリーの実がとても冷えていて美味しい。
房の中でひときわ大きい粒が食べごろ、軸がまだ赤くありませんが充分な甘みがあって美味しいもの。
開園日の朝いちばんのお客さん、まだ誰も収穫していないブルーベリーの美味しい実を食べられたので、とても甘い実ばかり。初日とはいえ多くの粒を楽しむことができました。
ただ、誰も人が入っていない木の間をぬっていくので、蜘蛛の巣があちらこちらにあって、むむむ・・・よく見ながら歩かないと体に蜘蛛の巣がついてしまってあまり気持ちよくありません。美味しい実がいただけるのはよいのですが、少々辛く・・・虫が苦手な方は注意です。
いずれにしても、大粒のブルーベリーを満喫できたのは良かったこと、先週に続き、初日に出かけるといいことがあると分かりました。
アクセス
河口湖インターチェンジから車で10分ほどと便利な場所にあります。
船津登山道の登り口から5分ほどの場所、富士山に向かって登っていくと右側にあります。
こちらが森への入口。電柱に「森のブルーベリー園」の表示がありますが、見落としてしまうくらい目立ちません。
普段であれば、この入り口の前後に「ブルーベリー狩り」ののぼりが何本も立つのでわかると思います。
渡辺石材の植木センターまで行ってしまうと行きすぎ、この手前に森への入口があります。
森の入口の向かい側は、Twinkle Star Home’s Kennel (トゥインクルスターホームズケネル)という犬舎がありますので、目印にすると分かりやすいかもしれません。
雨あがりのブルーベリー狩り、ブルーベリーの木の間を抜けながら楽しんだので全身びっしょりでしたが、お陰で美味しいブルーベリーを楽しめました。8月までのわずかな期間ですが、夏の味覚を満喫したいと思っています。
ブルベリー狩りの後は・・・
鳴沢の道の駅までドライブしてきました。こちらのお薦めは、地元の農家の方が出品されている農産物。いつも新鮮な野菜が購入できます。
この時期のお薦めは、とうもろこし。朝採りの甘いとうもろこしが買えるのですがとても人気があるので、朝いちばんでないと購入するのは難しいのが難点。この日も目の前で売り切れになってしまいました。
購入したのは、かぶとケール、いずれも130円です。
立派なかぶは浅漬けにしてもみそ汁に入れても美味しいもの、葉まで美味しくいただけます。
今年は梅雨が長引いていますが、この週末は久しぶりの晴天、緑の富士山がきれいに見えました。東京は30℃超えの猛暑だったようですが、富士山の麓25℃くらいと過ごしやすい気候、気持ちの良い週末になりました。
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