今年は天候に恵まれ初夏の果物の生育が少し早め、例年6月中下旬から7月にかけて楽しめる河口湖のさくらんぼ狩りは、2021年は6月5日（土）から始まっています。その後も成長が進み、開園期間が6月30日までに決まったと分かり、さくらんぼ狩りに行ってきました。
出かけたのは、河口湖の北岸、大石公園の近く、「河口湖サクランボ生産組合」が運営するさくらんぼ狩り園、詳細は、富士河口湖町のホームページに案内が掲載されています。
◆ 時間：9時～16時
◆ 場所：富士河口湖町大石3001番地 他
◆ 料金：小学生以上2,000円、３歳以上小学生未満1,000円、３歳未満 無料
◆ 品種：佐藤錦、高砂、紅秀峰、香夏錦、さおり 他
問い合わせ先：
河口湖サクランボ生産組合090-8462-9600（開園期間中9-16時のみ）
6月いっぱいの開催予定ですが、さくらんぼがなくなり次第終了するとのこと。最後に出かけると、さくらんぼがほとんどないこともあるので、この週末、夫婦で車を利用して感染拡大防止に留意しながら行ってきました。
大石公園の近くまでくると、さくらんぼ狩りの「のぼり」が出ていますので「のぼり」を見ながら進んでいくとたどり着けると思います。
過去にも同じさくらんぼ狩り園に出かけています。旧ブログ「プリンセスマイラーの正しい休日の過ごし方」で紹介しています。
受付で料金の支払いして、さくらんぼ狩り園に入ります。
さくらんぼ狩りの料金は大人2,000円、他の果物狩りに比べると少しお高めですが、さくらんぼのお値段を考えると見合う水準、お値段以上のさくらんぼが楽しめます。
受付では、手指の消毒、検温はもとより、感染事例発生時に連絡ができるようにと入場者の連絡先を記載する運営が取られており、感染防止対策は万全、さすが感染者数が非常に少ない山梨県らしい対応、いわゆる「山梨モデル」が厳守されています。
受付が終わると、さくらんぼ狩りの注意事項の説明を受け、終了時間が記入された紙コップをもらってさくらんぼ狩りの開始。さくらんぼ狩りの時間は40分間、短いようですが、この位の時間で充分さくらんぼが楽しめます。
さくらんぼの木の周りには鳥よけのネットが張られているほか、天井にはビニールの屋根が設置されていますので、雨の中でもさくらんぼ狩りができます。
ネットの中に入ってすぐのところにも消毒液が置かれていて、ここでも消毒してからさくらんぼ狩りです。
園内には3m位のさくらんぼの木が多数植えられています。さくらんぼの品種は、「佐藤錦」のほか、「高砂」「紅秀峰」など8品種以上あるとのこと。
赤いテープが付いた木が「佐藤錦」、黄色のテープが付いた木が「高砂」、園内全体では「佐藤錦」が多いようでした。
早速、園内を歩いて、美味しそうな木を探します。
見上げると赤い粒が多数、食べ頃のさくらんぼがたくさん。
まだまだ下の枝にもさくらんぼが多く残っていて、脚立に上らなくてもさくらんぼが楽しめる状態。ちょうどよい時期だったようです。
別の木を見上げてみると、さくらんぼの実がたわわに実っているのを見つけました。
食べごろの実がなる木を見つけ、さくらんぼをいただきました。
「佐藤錦」は大粒で果肉が厚く甘みも充分。赤い実を選んでいただくと甘さが口の中に広がり、さくらんぼの美味しさを満喫できます。
粒の大きさはさまざまですが、大粒のものは贈答品以上のサイズもあり、驚くばかり。多少ですが傷みがある粒もありますが、完熟近くまで置かれているので特に甘く、買っていただくものよりもずっと美味しいように感じます。
「高砂」は少し小粒で果肉は硬め、そのほかの品種も食べ比べてみると、果肉の硬さや粒の大きさ、酸味の具合が違っているのがわかり面白いもの。好みの品種を見つけて、それを中心に楽しむこともできます。
40分間、ずっとさくらんぼを探して食べていると、種が紙コップにいっぱいなるほど。何粒食べたのだろうと思いながら、さくらんぼを満喫しました。
甘い実が多かったのと複数品種の食べ比べができたことは満足、また来年もと思っています。
さくらんぼの後は、大石公園へ。あいにくのお天気で富士山は雲の中。晴れていればこの位置からは河口湖沿いに大きな富士山が見えるはずでした。
ラベンダーはこれから。ちょうど咲き始めてきて紫色になり始めたところ。7月の見頃までもう一息です。
大石公園にはバラをはじめ多くの花が植えられていますので、これから季節がお薦め。
ハーブフェスティバル前でしたので、閑散。ここでも感染防止対策で、入園前に検温、手指消毒を行うよう入場口を分ける運営が始まっていました。
河口湖の観光シーズンは夏、コロナ対策を十分に行って観光客の受け入れする準備も万全。笑顔で楽しめる夏が来ることを祈っています。
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